創作民集まれ
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メッセージ一覧
(^ー^) (プロフ) [2019年8月2日 18時] 4番目の返信 [違反報告・ブロック]最近新しい方とうちよそのおりちゃをやろうとすると、滅茶苦茶引かれるんですよね……
世界観が自己完結してるからかなぁ?
それともキャラ数が多くて選ぶの面倒くさいのかな?(*memories*)
まさか、50人以上いるキャストの中に好みや性癖のやつがいないとか……?(さすがにまさか)
666 (プロフ) [2019年7月31日 21時] 4番目の返信 [違反報告・ブロック]いつ頃の話だったろうか。僕は、自分の存在をどう定義付ければ良いのか分からなくなってしまったことがある。
僕は、確かに人間じゃない。けれどそれと同時に、獣人という存在でもなかった。
僕には獣人の父さんと、人間の母さんの血が流れてる。体の形は変わるから、少なくとも人間ではない。けれど純血の獣人ほど十全に力を使えるわけでもないから、獣人というわけでもない。
その中途半端さに、僕は己を見失ってしまっていたわけで。
高校生の中盤を過ぎた辺りから、そういうものなのだと諦めることで"ハーフの自分"を受け入れることはできた。
けれど、今は思う。僕は"ハーフであること"を受け入れられても、"人間ではないこと"を受け入れきれてなかったんじゃないかなぁ、と。
とろとろとろ、と温い心音がゆっくりになっていく。多分、それは体温が落ちていくのに連動していく。
手が痛い。足が痛い。お腹が痛い。頭が、冷えていく。
僕は車に轢かれてしまった。いや、車に轢かれることを選んだ、というのが一番正しいのかもしれない。その選択肢でもって、好きになれた人を庇った。相手が轢かれるか僕が轢かれるかだったら、当然僕の方がいい。そう思って、庇って、代わりに轢かれた。
「海知!!!!」
ああ、けれど、よく考えると。
僕が自分の持てる限りの力を使えば、例えば獣人の形を取って手を引いて、あの車から飛び退されば。
きっと僕たち二人は怪我もせず、ただ僕の正体が明らかになるだけで済んだだろう。
それを、選ばなかったのは。
「……ゆる、して、ね……」
きっと、君にだけは嫌われたくなかったから。君にだけは『獣人だから』という目で見てほしくなかったから。君にだけは僕を、いつか町を去り君の目の前からいなくなるつもりだった僕を、永遠に忘れてほしくなかったから。
汚い独占欲のようなもの。
汚い自己顕示欲のようなもの。
それでも、初めての願いだった。それでも、初めて抱いた愛だった。
だから、こんな暴挙に出た。
だから、わざとこんなことをした。
ああ醜い、みにくいなあ。
僕とはこんなにも、おかしな思考を持っていたのだったかな。
「きみだけは……どうか」
僕のことを人間としてでも良いから、綺麗な記憶として覚えていて欲しいんだ。
慟哭が夜空を衝いた。