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28
「ん、じゃあ勝手に作らせて貰うぞ?」全く以て気にして居なさそうな声色でそう言うと、エルリダの頭を撫でて笑う。
「おう」俺は支度してくるわ、と立ち上がる。
「おー!」何作ろうかなあ、と鼻歌交じりにエルリダと別れる。
「あまり時間かけるなよ。姉上は時間に細かいんだ。正午には出るからな。遅れると屋敷の扉が壊れることになる」時間に遅れると何事かと思うくらいの勢いで蹴り込んでくるのだ。
「過保護なのか?」まじかー、などと言いながら肩を揺らしてカルナは尋ねた。単純に気になったらしい。そして、エルリダの方を向いて首を捻る。
27
「……」サイの背中を撫で、藜兎は僅かに目を伏せる。
「くぅ……」寝息は健やかなもので苦しみなどの強張った表情が抜けていた。
「俺は……」力不足だな、と小さな声で藜兎は呟く。
ぎゅ、と抱きしめる力が強くなる。「ひとりぼっちは……もういや……」
「……俺が居る」頭を撫で、そして藜兎はしっかりサイを抱き締める。(上にどうぞ)
26
鋼稀はがくがくと震えながら邦彦に縋り付き、そして快感と刺激に意識を飛ばしたり戻ってきたりしていた。口の端から涎を垂らし、そして甘い声で荒い息混じりに喘ぐ。
「鋼稀……」名前を読んで、ただ抱きしめる。「鋼稀、鋼稀……」まだ、足りないとでも言いたげな声。けれど、動こうとはしない。ただ、体温を確かめるように何度も抱き直す。
「ぁ、う……?」鋼稀は邦彦を視界に捉え、そしてどうしたのと言うような顔で抱き締め返した。僅かに息を吐き出し、そして邦彦の首筋に顔を埋める。
「鋼稀……」呆けたような声で告げる。「噛んで……」
「うゅ……」こくんと頷くと邦彦の肩口に弱く噛み付き、そしてそこを舐め始める。(上にどうぞ)
25
「おぼえてる?」寝癖が付いてぼさぼさの頭をこてんと傾げ、幸葵は縋るように相楽の目を見詰めた。少し、恐いらしい。
「幸葵。教師をしてる僕の素敵な旦那様♪」ふざけて答える。
「うにっ!?」幸葵はぼふんと顔を赤くするとそれを隠すように伏せ、そして良かったあと呟いた。「相楽は、俺のお嫁さん……?」
「……いや、やっぱり幸葵はお嫁さんの方向で」可愛いので、と真顔で言う。
「……俺は、格好いいの方が嬉しいかな」しょんぼりと相楽を上目遣いに見詰め、幸葵はそう言った。その姿が可愛らしいのだが……。
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本を読んで勉強ですね……
最近みんなが僕に文才があるとか言うので舞い上がりそうなので精進せねば
村上春樹の本をオススメしましょう(宣伝)あのくらい世界観と言い回しは独特で……死にたくなるほど美しいですよ
「騎士団長殺し」でしたっけ? 今話題のは。
新作ですね、僕は未だよんでませんが上にどうぞ
23
「あー……」零斗は思案顔で、今日は止めておくかと頬を搔いた。
「そっか」ちょっと耳が垂れる
「ま、また明日な?」僅かに苦笑し、郁斗の頭を撫でる。
「明日は絶対一緒にはいろ」(スリスリ
「……おう」苦笑顔のまま、零斗は頷いた。(上へどうぞ)
22
「興味があってさあ」結構有意義な結果をゲット出来たんだよ、と軽く言う。
「……有意義って?」一応興味を示したらしく、聞き返す。
「意味があるってことー」因みにその時は失血死するまでにかかる時間の概算もしたよー、とのこと。
「……死んじゃだめ」むすっとした表情で鈴音の服の裾をちょいと引っ張る。
「死なないための実験だよ?」そこら辺は気を付けてるって、と軽い調子で言っている。
21
「……」ゆらゆらと楽しげに揺れる郁斗の尻尾を見て、零斗は思わずくすりと笑う。すっと手を伸ばし、零斗はそれを軽く掴んでみた。
「にゃう!!?」(ビクッ
「お、感度良いな」傍に寄り、零斗はびくっと震えた郁斗の体を抱き寄せた。「やっぱ野生動物化してるのか?」なんか誘うような匂いがする、と零斗は郁斗の首筋に顔を埋めた。
「そ、そうなの…?」耳が少し下がりながら言う
「おう、すっげえ襲いたい」すんすんと匂いを嗅ぎ、零斗はそう言った。(上にどうぞ)
20
「久し振りに興奮した……」気持ち良かったさ、と言いながら零斗は甘えるように綺明に頭を押し付ける。心配しつつも撫でられたいらしい。
『よかった…』安心したように息を吐くとよしよしと頭を撫でた。甘えたときの零斗は可愛いな。腰は少しだけ痛いけどね。
「綺明は? 体は動くか?」ふと気付いたように零斗は尋ねた。労るように腰へ手を伸ばし、ほんの少し眉を下げる。理性を飛ばしたことに責任を感じているようだ。
『ん、少し痛いけど全然動くよ』心配しすぎだよと笑う。零斗はそういうところ心配性だよね。悪いことではないけどさ。
「……なら良かった」ふっと表情を緩めると、零斗は綺明の頭を撫でた。ありがとな、と言いつつ優しい笑顔を見せる。
19
「ん、さんきゅ」答えを聞くと同時に噛み付き始める。彪人の体は至る所に傷があるから……ふざけんな、ってくらいに苛々した。どうしろって言うんだ、このモヤモヤとした感情は。俺には経験が無い、苦しいな。
『んっ…』少し擽ったくてぐぐもった声が漏れる。龍空はこの傷全部やんのかなぁ…疲れない?何か苛々してるし。心配そうに龍空を見た。
「うー……」一つずつ傷を噛んでいくけど、量が多くて中々終わらない。俺以外の痕が残りっぱ……なのが気に入らなくて、止める気はしないんだけどなあ。色々と不満だ。
『……なんか、悪いな…』そっと軽く頭を撫でて苦笑した。所々血が垂れてるけどまぁ痛くはないしいいや。龍空が満足するまで好きにさせよう。
「不満なんだよ……」俺以外の奴の痕が付いてるのが気分悪い、なんて溢しながらまた噛み付いた。……気付くと血を飲んでたりもする。ちょっとだけ背徳感。
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