はーち 2019年8月31日 18時 /ろーく 2016年7月23日 11時 /ごーお 2016年7月23日 11時 /さーん 2016年7月16日 12時 /にー 2016年7月16日 12時 /いーち 2016年7月16日 12時
はーち
ろーく
『一緒に寝る…』きゅっと手を握り目を擦る。体が暖かいから余計に眠たい。でも、一人では寝たくない。彼にも、準備があるからそれまで待ってるから。今日もだが一人で寝たくないのだ。
『…カルデラ。今日はありがとう…』そう一言礼を言うと抱きつく。明日、一人でずっと寝てたいな。起きたくない。そんなことを考えながら目を瞑った。『おやすみ…』
『……』未だ微動だにせず寝息をたてて寝ている。いや、むしろ起こしてほしくない。彼らが帰るまで寝させてくれ。
『…ん』昨日より寝起きが悪いのか、少ししか反応を示さない。今日は暑いのにもぞもぞと布団に潜る。もはや起きる気がないのだろうか。
『…』一瞬起きたが椅子に座ったまま再び寝息をたてる。されるがまま服を着替えさせてもらった。それでも起きることはなく寝ている。
ごーお
『…』暫くして自然と目が覚める。窓を見ると真っ暗。慌てて起き上がり晩御飯を作らなくては。
『…夜ですね』 頭を乱暴に掻き、ベッドから降りる。『先生食べたいものあります?』この人、また寝てたな。何て思いながらもとりあえず聞いてみる。
『そうですか…』リビングに降りて自分はお腹が減ったから冷蔵庫を漁る。適当にパスタをつくり一人でたべた。テレビもこれといって見たものはなく暇だ。
『…はぁ。先生!!寝る前に風呂入ってくださいよ!!!』怒鳴るように叫ぶ。なにが憧れていただ。一晩中寝てるんじゃないか。
『…』少し不機嫌ながらも先生に笑顔を向ける。昨日から食器がたまっているのを思いだし食器を洗う
さーん
こんな朝早くだし、出てくるわけもないか。イヴがここに居たいなら止めはしない。困ることはあるが問題はない。『はぁ…』でて来る気配はないし、もう少し待っても来ないなら帰ろう。リレンに申し訳ないし。
『はぁ…』もう、王宮に帰ろう。彼奴は帰る気はなさそうだし、此処が良いなら暮らせばいい。俺が無駄に心配しすぎたんだ。帰ってこなくていい。戦も公務も俺がやる。最悪ノアに頼むしかないが。『期待するだけ馬鹿だったか…』
『イヴは暫く戻らない…。悪がイヴが戻る間ビズが昇格で俺と最前線に出てくれ』ノアには此処に残ってもらう。戦はまだとは言えないが近いうちにあるので、今はとりあえずこれでいこう。あぁ、本当に頭が痛い。
『…』イヴがいない間とことんいそ急がしかった。王宮内もせわしなく、落ち着く事がない。頭痛は酷くなるばかりで、辛かった。
「ネア様、大丈夫ですか?」『気にするな…大したことはない…』所詮イヴが居たところで執務の量もなにも変わらない。彼奴がいようが、居なかろうか変わりはないのだ。帰ってこなくとも良い。
にー
さっさとホームルーム終われ、と少し苛々しながら待っていた。終わると一緒に買い物に行く女子が集まってくるが殆ど無視をして、準備ができた兎山の腕を引く。なんとしても6時までには終わらせなければ。『早く行くぞ』
『ん…』二枚の紙を渡す。それなりの量が書いてあった。後ろからついてくる女子を無視して先に歩く。彼奴ら歩くの遅すぎ。スーパーにはいる。
『大方此処に揃ってるから何とかなるだろ。俺は先に行くからな』紙の内容は覚えているので迷わず材料をかごにいれていく。六時までには終わらせなければならないから、待ってはいられない。強いて言うなら一人で買ってきた方が早い。
『……』装飾は兎山に任せているし問題はない。材料等を次々に入れる。勿論、フライパンから全て。家にあるものじゃ足りないし、すぐダメになってしまう。
『…遅い…』大方買えたのだが、兎山に頼んだものがまだ来ていない。何処へ行った。暫く彼を探すと、何かをもって悩んでいた。『なにしてんの?』
いーち
『お母さんか。それならお父さんの方がいいね』なんてふざけたことを言いながら彼を抱き上げる。さっさとお金とってどっかに移動しようと考えたのだろう。彼にわざわざ金庫が何処にあるとか聞かなくても、匂いでわかったので直ぐ着いた。暗証番号とか面倒だな、どうしよう。と考える。
『俺はお母さんの方が恥ずかしいけどな』少し離れたところに彼を下ろし、考えるように唸ったあと手から突然ヴィルには合わないサイズの巨大なハンマーのようなものが出てくる。以前俺を狩りにきた奴がもってたハンマーで、大小が自由に変わるらしい。他人の武器を奪えるなんて、こういうときにはとても便利だ。ずるずる引きずったハンマーを小さくして降り下ろす瞬間に小さくした。すると金庫が大きくへこんだ。
『んしょ…おぉ、金が沢山…』扉が倒れたら、眩しいほど輝く金があった。しかし、ヴィルは金に目がなく、興味がないので、自分の所有物にして何処かに消した。彼が昔から持ってる不思議な能力だが、物しか出来ないわけではないが面倒なのでしないだけ。何処かに消えたお金は自分でも何処に行くか知らない。でも、誰も取れない場所でヴィルしか出し入れできないのだ。『さて、先ずはシルビアの服を買おうか』
『ダメ-、和服は問題ないけど、あれが買ったやつだからダメ』どうやら、ご主人とやらの思い出は大切にしてほしくないようで、少し拗ねた。拒否権なしに抱き上げこの家から出る。木上に乗りそれなりに良い服屋はないかと探す。
『いい子』頭を撫で、呉服屋を見つけるとそこから飛び降り、呉服屋の屋根の上に降りる。路地の方に回り彼を下ろすと手を差し出した。
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