にー
ありがとう♥庵の年齢一個下げるね
因みに兎山くんは転校生がいい♥先始めるね 今日、転校生が来るそうだ。というか今来た。正直どうでも良いのだか、何処を見ているのかわからなくてちょっと気持ち悪い。頼むから近くの席はやめてほしかったが、俺の目の前の席は誰も座っていない。先生はこっちの方を指差しているから、きっと前の席なんだろう。隣じゃなくて良かったと思う半分、最悪だなと感じる。とりあえず話しかけてほしくないから寝ようと机に突っ伏した。
転校生が席に座ると同時に授業が始まる。 今さら起きる気にもならず、机に突っ伏したまま寝始める。『チッ…』転校生のお陰で何時もより授業が賑やかで、次の時間はサボろうと、ムクリと顔を上げる。眠そうに欠伸をしながら先生の話を聞いていた。
『あ”?あぁ…うん』相手のおはようの意味が分からず適当に答える。つか、まだ寝てねぇし。なんて思いながらも転校生に、前を向けと言う。すると転校生は大人しくまえをむいてくれたので良かった。そう言えば名前なんだったっけ?なんて今さら思うが彼に聞くことはゼッタイニないだろう。
一時間目が終わり次は体育。サボろうと席を立つと隣の人に腕を掴まれる。「次体育だけど、行かねぇの?」『行かない。寝るから離せ』そう言うとなにも言わず素直に離してくれたので助かった。教室を出て、一人図書館へ向かう。
『…今日は来てたのか…』普段の図書館は休み時間以外は先生すらいない筈なのに、今日は先生が本の整理をしていた。タイミングが悪かったか…と別の場所はないかと考えるが、屋上はよく誰かかいた気がした。そう考えると、此処で本を一冊借りて、体育は面倒だから見学するか。我ながらいい案だと思い、本を一冊借りて体育館へ向かった
『て、訳なんで…』先生に見学するといい端の方に座る。更衣室からゾロゾロと人が出てくるが、やはり転校生なだけあって目立つな、なんて思う。皆が準備運動をし始めた頃に欠伸をして眠そうにしながら、本を開き読み始める。
暫くして本を読み終えてしまい、時計を見ると15分は残っている。人間観察をする趣味はないので、どうでも良さそうにするが見るものもなく、皆を眺めていた。そう言えば…何で俺ジャージ持ってきたんだろ…。やらないなら持ってこなきゃ良かった。『はぁ…』一人ため息をつきステージの上に寝転ぶ。
寝そうになりウトウトしているところで先生に呼ばれる。何かと思い近寄ると、記録を書いてくれとの事だった。そんなもん転校生にやらせれば良いだろ…。面倒くさい。なんて思いながらもちゃんと記録をとっていた。「なぁ、記録どうだった!」『あーうん…こんくらい伸びてる。あとは…』とアドバイスをした。俺は体育ができないマネージャーかっ。と内心自分に突っ込みながらも、嫌いな女子にもアドバイスをし始める。だから、面倒事を増やすなよって…。
やっと授業が終わり、物凄く疲れた。ほんと、余計なことしなきゃ良かった。ため息をつきながら、記録した物を先生に投げつけ、先に教室に戻る。『何で俺が…』机に突っ伏せ、次の時間の確認をする。四時間目がまさかの文化祭の話し合いだ…。マズイ…嫌な予感しかしない。とは思うが三時間目は化学だ。とりあえず寝よう。
ユーザ登録画面に移動