狂音 李莉のボード

狂音 李莉のプロフィール | 発言 (狂音 李莉の最後の書き込み: 「「天の川の形は、ちょ...」 @狂音 李莉のボード [2016年10月11日 12時] )

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「君が居ないとつまらないんだよねぇ、狂乱王。いや、君の場合は……狂気王、の方が正しいかな、"ベル"ゼブブ?」
「狂乱王……って、」
「……あーあ」
「ベル……?」
「面白くないなぁ、全部思い出してしまった。」
「何言ってるんだよ……?」
「いや、実に楽しかったよ、レオナルド・ウォッチ。この街は非日常に溢れている。だがしかし、こんな日々を送っていると、非日常でさえ日常になってしまう。危険が平和になってしまう。そんなの退屈だろう?」
「ベ、ル……」
「だから、私の中にある記憶を消したんだ。勿論能力は劣ってしまったが、久々に、随分と新鮮に感じられたよ。」
「今までのは……一体何だったんだよ……
一緒に話したのも、一緒に笑ったのも、全部……全部、どうでも良いことだったのか……?」
「嗚呼……そうだね、私は君達人間と違って、何年も、何千年も長く生きている。私のライフのうちの一部にも成らない程に、小さな事だ。何かが変わる訳でも無いだろうね。」
「……っ、でも、」
「でも、レオナルド。君の人生のうちでは、君の中の"ベル"にとっては、それは大きな事なんだろう?」
「……!!」
「精々大切に、記憶に仕舞っておいてくれ。近々また君を訪れるだろう、神々の義眼の保有者。私を刺激で楽しませてくれよ。」

狂音 李莉 (プロフ) [2016年6月12日 11時] [固定リンク] PCから [違反報告]

「ちょッ、旦那!?新入りとか聞いてないんスけど!?しかもよりによってこんなガキとか!!」
「たった今決まった事だ。突然で済まない。」
「ああ、急で悪い。クラウスがこちらで引き取りたいって言ってるんだよ。」
「引き取りたいって?保護者は?」
「それが……記憶喪失らしくて、身元がハッキリしないんだ。
本来なら、危険だから要注意しなければいけないんだが、まだ幼いし、こんな街で一人にしておくのも危ない。更に言うと、この子はPSI保持者だ。いざというとき、役に立つかも知れない。」
「PSIって……」
「psychic(超能力)だ。さっき轢かれそうになったのを彼女が助けてくれてね。」
「え、お怪我は無いんですか!?そんな小さい子が車止めたんすか!?」
「異界のデカブツだよ。最初は黙っていたが、どうやら念動力を使えるらしい。玉突き事故が起きてすぐに逃げてきたけどね。」
「さっき少しだけニュースで取り上げられたのってそれかしら。」
「改めて……」
「?」
「ようこそライブラへ。歓迎しよう、ベル。」
「……。よろしく、お願いします」

狂音 李莉 (プロフ) [2016年6月12日 12時] 1番目の返信 PCから [違反報告]

「一応連絡を取ってみる?もしかしたら協会の一人かも知れないし、身内が居るかも知れないし。」
「そうだな……今度訪ねてみよう」
「ベル……だったよね、苗字はわかる?」
「いえ…ファーストネームしか覚えてないです……」
「そっか……えっと、僕はレオナルド・ウォッチ。よろしくね、ベル」
「レオナルドさん……」
「うん、気軽にレオって呼んでくれていいから。」
「わかりました、レオさん」
「このチンピラっぽい人がザップ・レンフロ」
「あぁ!?ふざけんなよレオナルドくん!?」
「……ミスターザップ・レンフロ」
「チンピラっぽいってのを除けろっつってんだよ」
「この女の人が……」
「チェイン・皇。よろしく。」
「……は、はあ……」
「スティーブンさんはわかるよね?」
「あ、はい、今お話しているのが……ミスタークラウスですよね」
「そうそう、で、そのクラウスさんの執事をしてるのが、あそこのギルベルト・F・アインシュタインさん。」
「執事……」
「本当はもっと……というか、多分まだ僕も知らない人が沢山居るけど、今日来てるのはこのくらいかな」
「そんなに……」
「大丈夫、俺も最近入ったばっかりだし、ゆっくり慣れていけばいいよ。ここの人達は優しい人ばっかりだし……まぁ一部を除いて……悪い人じゃないけどね、ザップさんも……最悪最低だけど」
「ついでに言うとクソ、悪い大人の例。」
「うん……あ、じゃなくて」
「おいゴラ二人して何言ってんだよ、ぶっ.殺.すぞ……?」
「わかんない事があったら、聞けば教えてくれるし……危ないことも多いけど、悪いとこじゃないよ。」
「……こ、これからお世話になります、レオさん、チェインさん、ザップさん……」
「うん。よろしく、リトルレディ」
「れ、でぃ……ですか……」

狂音 李莉 (プロフ) [2016年6月12日 12時] 2番目の返信 PCから [違反報告]

「……私の家は……とてももう一人住めるような環境は整っていないですね……」
「悪いけど、俺も無理っすわ」
「アンタにはもともと聞いてないわよ」
「は?一応言っただけですー、文句あっかよ」
「少年はどうかな、僕んちも危ないから、出来ればお願いしたいんだけど」
「あ、え?えーっと……」
でも他のとこ無理なんでしょー……?どうせ俺しか無理なんでしょー…?!
「ぼ……ボロアパートで良ければ……」
「そうか、引き受けてくれて有難う。
申し訳無い、本来なら私が責任をとって引き取るべきなのだが……」
「ああいえ!!別にっ、構いませんよ!!」
「い、いいんですか……すみません……」
「ホントに!!大丈夫!!狭いけど!!なんとか住めるんじゃないかな!!」
「……レオさん、お世話になります……これから、よろしくお願いしますね……!」
「うぐ……」

狂音 李莉 (プロフ) [2016年6月12日 13時] 3番目の返信 PCから [違反報告]

「ちょッ、旦那!?新入りとか聞いてないんスけど!?しかもよりによってこんなガキとか!!」
ありえないと言わんばかりに、ベルを指差し怒鳴るザップ。
突然謎の秘密結社に入れられ、早々に拒絶された所為か、彼女もありえないと言わんばかりに、泣きそうな表情を浮かべた。
「うえぇ……ガキでごめんなさ……」
「謝らなくていいよ、アイツは頭が類人猿なだけだから」
「聞こえてんぞオイ」
またも睨み合う二人。先程から二人の仲は__いや、正確には普段からなのだが、今回はより一層__かなりと言っていいほど悪い。
不安そうにするベルに、レオナルドは「大丈夫……ですよ、あの二人はいつもあんな感じだから」と話し掛ける。
少々納得していない様子だったが、ベルはそれに頷いた。
「たった今決まった事だ。突然で済まない。」
クラウスが詫び、話を元に戻す。視線がクラウスら二人に集まった。
「ああ、急で悪い。クラウスがこちらで引き取りたいって言ってるんだよ。」
スティーブンが軽く説明を加え、言い直した。
そこで一つの疑問が浮かぶ。レオナルドは手を挙げ、質問をする
「引き取りたいって?保護者は?」
「それが……記憶喪失らしくて、身元がハッキリしないんだ。
本来なら偶然接触してきたスパイの可能性もあるし、危険だから要注意しなければいけないんだが、まだ幼いし、こんな街で一人にしておくのも危ない。更に言うと、この子は|PSI《サイ》保持者だ。いざというとき、役に立つかも知れない。」
スティーブンが答える。今度は、考えている事を出来るだけ詳しく伝えた。
すると次は、得体の知れない"ガキ"にやや興味が湧いたのか、ザップが口を開く
「PSIって……あの?」
「ああ、|psychic《超能力》だ。さっき轢かれそうになったのを彼女が助けてくれてね。」
苦笑いで答えるスティーブンに、レオナルドが思わず聞いた
「え、お怪我は無いんですか!?そんな小さい子が車止めたんすか!?」
「いちいち大袈裟だな、この街じゃよくある事だろ?」
さっきまでの興味は失せたのか熱が入るレオナルドに面倒臭そうに言う。
「異界のデカブツだよ。最初は黙っていたが、どうやら念動力を使えるらしい。玉突き事故が起きてすぐに逃げてきたけどね。」
「さっき少しだけニュースで取り上げられたのってそれかしら。」
「改めて……」
「?」
「ようこそライブラへ。歓迎しよう、ベル。」
「……。よろしく、お願いします」

狂音 李莉 (プロフ) [2016年6月18日 20時] 4番目の返信 PCから [違反報告]
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