狂音 李莉のボード

狂音 李莉のプロフィール | 発言 (狂音 李莉の最後の書き込み: 「「天の川の形は、ちょ...」 @狂音 李莉のボード [2016年10月11日 12時] )
狂音 李莉のボードへメッセージ

(出会い目的の書込は法律で罰せられます→ルール)

メッセージ一覧

狛枝→カムパネルラ
言葉→ジョバンニ
名前も覚えていないあの娘→ザネリ
カムパネルラの言うお母さん→日向達
ジョバンニの母親→七海
訳もわからないまま、気付けば言葉は教室にいた。
長い髪を一括りにした女性が天文学…恐らく天の川について説いている。
一括りにしていても、それでも腰より長い。
よくわからないが、自分は居眠りをしていたようだ。
周りのクラスメートが自分を見てひそひそと笑っている。
「ジョバンニってば、朝からずっと居眠りしてるんだよ」
ジョバンニ?
私はその名前を知っている。
聞いたことがあるのだが、私の名前ではなかったような気がする。
私の名前は……確か、言葉。言葉美夜だったはずだ。
でも、周りがそう言っているんだから、きっとここでは私はその"ジョバンニ"なんだろう。
そう思えば、何故か納得できてしまった。
そういえば、クラスメート達の顔も見たことがある。
私は彼女達を知っている。かつてのクラスメートだった人達だ。
名前は覚えていない。名前を呼ばれたことはあるが、あまり彼女達の名前を呼んだことがなかった。親しくはなかった。むしろ嫌われていたような、そんな気がする。
不思議と、この空間にいると意識がぼんやりとする。
何かわからなくても、曖昧でも、それはそうなんだと納得出来てしまう。
普段なら私は、わからない事とか、気になる事があれば、すぐに調べて、わかるまで悩んでいたような気がする。
でも今は、それすらもどうでもいいような、ぼんやりとした、気持ちだ。
しばらくボーッとしていると、先生が……先生? 先生だと誰が言ったろう、私はいつその事を知った?
いや、先生が、問題を出してきた。
「では皆さんは、そのように川だと言われたり、乳だと言われたりしていた、このぼんやりと白いものが本当は何かご存じですか?」
その瞬間、何か映像が流れ込んできた。銀河や天体なんかの雑誌を広げて読んでいる。隣に居るのは……あれは、誰だろうか。名前が思い出せない。
気付けば、数人が手を挙げていた。先生は天の川を指しながら教室をぐるりと見回す。
さっき、映像の中で隣にいた彼も、手を挙げていた。白い髪が特徴的で、襟足はピンク色である。柔らかそうな髪の毛。そんな後ろ姿をボーッと見ていた。

狂音 李莉 (プロフ) [2016年10月11日 11時] [固定リンク] PCから [違反報告・ブロック]

「ジョバンニさん」
呼ばれてハッとする。いや、私はジョバンニでは無いのだが、なんとなく反応してしまった。
「あなた、わかるでしょう?」
わかる。わかっている。それは星だ。無数の遠い星の集まりなんだと、雑誌で見た。
そうだと思った。頭にそんな考えが流れ込んでくる。
勢いよく立ち上がったが、声は出なかった。
さっき私を見て笑った彼女が、私を見てまた笑った。
なんだか、恥ずかしいような、そんな気がして、顔に熱が集まって話せない。
「大きな望遠鏡で覗くと、銀河って何の集まりかしら?」
そう言われて、喉まで星だという答えが出ているのに、やはり声が出なかった。
息が詰まるような、口だけ動くのに、喉が動かなかった。
先生が少し困ったような顔をしていて、申し訳ない気持ちになる。
「えーと、じゃあカムパネルラくん」
カムパネルラ。
名指されて立ち上がったのはさっきの青年だった。やはり白い髪が目に映える。
だが、やっぱり彼も何も言えずにどぎまぎとして動けなかった。
それにしても、彼はカムパネルラなんて、珍しい名前だっただろうか。
今度は、先生はやや驚いたような顔を浮かべて「オッケー、二人とも座りなさい」と言った。
しばらく動けなかったが、やがて私も彼も、ゆっくりと席についた。
「ちょっと難しかったかしらねー」
と先生が言うのに隠れて、笑っている彼女が、前の席で隣の子に「カムパネルラってば、ジョバンニのこと可哀想に思って」なんて言っていた。
顔に熱だけでなく、血液まで集まってくるような気がした。何故か恥ずかしかったのだ。私にもよくわからなかった。
「このぼんやりと白い銀河を大きないい望遠鏡で見ると、たくさんの小さな星に見えるの。ジョバンニさん、そう言いたかったんでしょ?」
先生に呼びかけられて、何度も頷いた。次第に小さな涙が溢れてきた。
私はこんなに内気な性格だっただろうか。急いで手で目を拭った。
「だから、もしこの天の川を本当の川だと考えるなら、この星々はみんなその川の砂や砂利の粒に当たります。乳に例えるなら、浮かんでいる小さな脂油の球にも当たる訳です。それなら川の水は? なんて思うでしょう? それはね、真空という光をある速さで伝えるもので、太陽も地球も、星はみんなその中に浮かんでいるの。つまりは私達も、天の川の水の中で住んでる訳ね。そしてその水の中から四方をみると、水は深いほど青く見えるみたいに、天の川の底の深く遠いところほど星がたくさん集まって見えます。したがって、全体的に白くぼんやりと見えるのです。この模型を見て」
先生は、中にたくさんの光る砂の粒が入ったような、大きな両面の凸レンズを見せた。
本当に宇宙のようで、数々の星のようで、不思議と惹かれるような魅力があった。

狂音 李莉 (プロフ) [2016年10月11日 12時] 1番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

「天の川の形は、ちょうどこんな感じなの。この光る粒がみんな私達の太陽みたいに自ら光っている星だと考えて。太陽が大体この中央にあって、そのすぐ近くに地球があるとします。夜になって皆さんが、この真ん中に立ってレンズを見回すとすると、こっちの端の方はレンズが薄いから、わずかな光る粒もとい星しか見えません。だけど、こっちは厚いから、その星がたくさん見えます。その内遠いのは白くてぼうっと見えるというのが、今日の銀河の話。それならレンズがどのくらい大きいかとか、星の詳しい話なんかは今日は時間がないのでおしまい、次に回しましょう。さて皆さん、今夜はその銀河のお祭りよ。夜は外に出て夜空をよく眺めてみてね。ではここまで。みんな、ノートを仕舞って!」
そしてしばらくがたがた、ばさばさという音が続いたが、間もなく静かになると一斉に姿勢を正し、礼をして、みんな教室を出ていった。残ったのは自分だけで、静かな息だけが耳に響いた。

狂音 李莉 (プロフ) [2016年10月11日 12時] 2番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

病本の持っている村雨は、人間だった頃に亡き親が遺した形見であり、弟と自分の護身用に持っていたが、ある日無実の罪で処刑されることとなり、弟が殺された後に逃げ出し、村雨で人を斬ったことから自分、弟、そして斬られた人々の呪いがかけられた妖刀となる。
村から出て、衰弱して死ぬまで、たった一人で村雨を握りしめていた。「人を正しく裁ける者になりたい」と願うようになる。
獄卒になったときに妖刀としての能力もあがり、伝説の"村雨"になぞらえて露を振り撒く刀となる。
現在は攻撃のために使おうとせず、村雨と共に木刀を持ち歩き、普段は木刀で戦っている。

という設定。

狂音 李莉 (プロフ) [2016年10月9日 22時] [固定リンク] PCから [違反報告・ブロック]

銘(作者の名前)は不明で、名の無い"ただの妖刀"だったが、こちらも獄卒になり武器を手にしたときに、妖刀村雨の名を受けた。

狂音 李莉 (プロフ) [2016年10月9日 22時] 1番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

「僕は……愛されていちゃいけないんだ」
「勿論、死ぬことも許されない」
「仮に命を絶っても、天国にも、地獄にすら行けない。永遠に彷徨い続けるんだ」
「苦しんでいる人を、何も出来ずに見殺しにした。それだけじゃない、嘘もたくさん吐いた。既に生きるべきではない存在なのに、生き続けた」
「そんな僕が、死んで楽になることなんて、許されないんだよ」

狂音 李莉 (プロフ) [2016年7月30日 17時] [固定リンク] PCから [違反報告・ブロック]

「まるで……生き地獄の、ようだよ」
「僕は……ビアンカに……謝らなくちゃいけないんだ」
「彼女に償いたい……今じゃもうそれすら出来ないんだ」
「ビアンカ……親はいなかった、僕らは幼い頃に路地裏に捨てられて……ビアンカは後から一緒に行動するようになったんだ……」
「数年間路地裏で何とか生き延びて……そこをある家に引き取られた」
「そこじゃあ酷い扱いだった。僕ら以外にも2人程いたけど、名前は聞かなかった」
「その家には夫婦二人と、僕らより少し年上の子供が一人いて……僕らはどれいのように扱われていたよ」
「ある日、もともと居た方の一人がミスをおかした。機嫌が悪い旦那様の前で高いカップを割って……何度も殴られて、蹴られて……それをビアンカが止めたんだけど、ビアンカも巻き添えをくらって……」
「ビアンカは息をしなくなった」
「僕は怖くなって逃げ出したんだ。ビアンカを置いて!!」
「後にあの家族は捕まって……僕も路地裏で保護された。生きていた二人は僕が一緒に居たって言ったけど……僕は何も知らないって言ったんだ」
「ビアンカを見たこともないって言ったんだ!!平然と言ってのけた!!」
「僕は……保護された施設でも嘘を吐き続けた……記憶がないフリをして、ビアンカが死んだのに笑顔なんか振り撒いてたんだ……」
「僕は……ビアンカに呪われたって仕方ない……誰にころされようと」

狂音 李莉 (プロフ) [2016年7月30日 18時] 1番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

「文句も言えないんだ……」
「…………」
「……。気持ちわりぃな」
「ねぇ」
「……何かな、レイチェル」
「あなたは、どうして此処にいるの?」
「……連れてこられたんだ。神父様が僕を此処に連れてきた」
「神父様……?」
「上の階に行けば、会えるだろうよ」
「そう……」
「……おい、レイ。何が聞きたいんだ?こんなヤツに」
「……あなたの望みは何?私を殺さないの?」
「僕は……言われれば何でもするさ。殺してほしいなら君を殺.すよ。小さい頃からそうやって育てられてきたからね。」
「望みは……強いて言うなら、ビアンカの許しを得て、ビアンカに償って……彼女のぶんまで生きたい」
「…………」
「最低だろう?僕は……ビアンカの為に死にたいって言うのに、僕の為に生きたいなんてほざいてるんだ」
「家族だったんだ、僕らは……」
「……その女がどう思ってるかなんて、今更どーでもいいだろ」
「……は?」
「死んでんだからソイツにゃどうしよーもねぇよ、お前が勝手にビアンカがーって言って、引きずってるだけじゃねぇか」
「……ビアンカに許される訳ないだろ、僕が!」
「……ザック」
「霊とか呪いとか、その年でそんなん信じてんのか?お前」
「ふざけるのも大概にしろ」
「やる気か?やってみろよ」
「ザック、アリシア」
『アリシア』
「……!?」
「なんだぁ?声か?」
『アリシア』
「…………ビ、アン、カ……其処に、いるのか?」
『私が死んだことに、あなたは関係ないわ、アリシア』
「ビアンカ、僕は……ビアンカは彼を助けたのに、僕はビアンカを助けなかった!」
『あれは私の勝手じゃない。アリシアが気に病むことないの』
「でも、僕は、逃げ出して……ビアンカなんか知らないなんて……」
『もともと、私達は赤の他人だったじゃない』
「違う!!……僕は、君に許されない事をしたんだ……!」
『ねぇアリシア、あなた、生きたいって言ったわ』
「っ……」
『それに、私の為に死ぬだなんて……それこそ許さないわ』
「ビアンカ……」
『私は怒ってなんかいないの、アリシア。私の為に……あなたの為に生きて』
「君は……僕を許すって言うのか……?」
『当たり前よ。私、ずっとアリシアのこと見てきたもん』
「今まで……ずっと」
『ええ……私のことを思っていてくれてありがとう。私も見守ってるから』
『だから、私の為に。生きてアリシア』
「……!」
『ねぇ、また会いましょうアリシア。今度は天国で幸せに暮らしましょう』
「待、って」
『私、待ってるから。それまで幸せに……長生きしてね、たくさん話を聞かせて』
「ビアンカ……ごめん、ごめん」
『またね』
「ごめん、ごめんね、ありがとう……」

狂音 李莉 (プロフ) [2016年7月30日 18時] 2番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

「ザック」
「あんだよ」
「一人にしてあげよう」
「はぁ?エレベーターのスイッチはアイツのところにあるんだろ?」
「悪い人じゃないから……多分、起動してくれると思う。それまで待ってあげよう」
「……チッ」
「めんどくせぇ」

狂音 李莉 (プロフ) [2016年7月30日 18時] 3番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

「…………」
「あっ」
「おー、済んだか?早く進ませてくれよ、ただでさえ時間がねぇんだ」
「ああ、エレベーターは起動してある。それで……」
「まだ何かあんのかよ」
「……僕も一緒に行っていいかな」
「…………」
「はあぁ?めんどくせぇな……」
「此処を出なきゃいけないと、思ってね」
「いいよ」
「はー……」
「……ありがとう、レイチェル」

狂音 李莉 (プロフ) [2016年7月30日 19時] 4番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

「にゃあん」
「……キミ、美人だねぇ。こんなに汚れて可哀想に」
「……」
人懐こい野良猫を撫でてやると、例の通りゴロゴロと喉を鳴らした。
警戒心を感じさせない。恐らくは飼われていたのだろう。普通の猫。HLではなく、アメリカの猫。
この街じゃ、キミはいずれ食べられてしまうんだろう。
撫でているうちに愛着が湧いてしまって、この子のそんな姿を想像するだけで胸が痛くなった。
「ね、うちに来る?」
撫でる手を止めそう話し掛けると、声に反応して耳をピクリと素早く二度動かし、此方を見た。
「にゃー」
「ふ、それって返事なの?」
バッと立ち上がると、驚いたのか、猫は少し後退る。
が、数秒ほどすると、何事もなかったかのように私の足元をゆっくりと回り始める。
所謂マーキングや、縄張りと言ったものだろうか。随分と懐かれてしまった。
「はいはい、OKって事で良いよね? うーん、ケージとか買った方がいいのかな……」
優しく抱きかかえると、抵抗する様子も無くすんなりと持ち上がる。
うん。ペットショップか専門店にでも寄って、そのまま家に帰ろう。

狂音 李莉 (プロフ) [2016年6月24日 7時] [固定リンク] PCから [違反報告・ブロック]

着いたのは病院だった。セント・アラニアド中央病院。さっきの騒動のせいか、いつもより混雑している。女性は少年とその母親を院内に連れていき、十数分ほどで帰ってきた。
「はー……」
「あ、さっきの……男の子と女の人を助けた人ですよね?」
「あ……? ああ……さっき、あっ、た……っけ……」
「え、うわ!? ちょっと、大丈夫ですか!?」
レオが声を掛けると、その女性はぐらりと揺れたあと、レオにもたれ掛かるようにして倒れた。その顔は酷く疲労しているようで、レオは慌ててチェインにコールした。

狂音 李莉 (プロフ) [2016年7月5日 7時] 5番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

「馬鹿ね……この街でいちいち人助けなんてしてたらキリが無いわよ」
コールすると、ライブラの事務所にいたはずのチェインが一分もしないうちにレオの横にストンと靴の音をたてて立っていた。
「すみません……この人が変な……術? 使ってたんで、もしかしたら知ってるかなと思いまして……」
「術?」
チェインは一瞬悩んだ表情になると、レオがベンチに座らせた女性の顔を覗き込んだ。
「……成る程。彼女、ライブラに入る子よ」
「…………えっ!?」
衝撃の事実に思わず驚く。それを気にも留めず、女性の説明を続けるチェイン。
「魔術師の弟子で、その師匠って人からライブラに入れるように言われていたのよ。
こちらとしてもかなり有力らしいから、今日糞猿が迎えに行く予定だったんだけど」
「え、じゃあザップさんに連絡した方が……」
「……そうね、癪だけどしておくしかないわ。ミスタクラウスに連絡しておいて」
「は、はい!!」
レオは携帯を取り出すと、背を向け今度はクラウスにコールした。
「だけど……情報と違うわね、こんなに非力なのかしら」
小さく顔を歪め、ベンチに座る彼女を見た。そのまま、チェインはザップに電話を掛ける。
「あ? 何だよ犬女、こちとら新入りが居なくてイライラしてんだよ」
「そう、銀猿もそのまま寿命が縮めばいいのにね。その新入りは今ここにいるわよ」
「はぁ!?」
電話の向こうから怒りの混じった驚きの声があがる。チェインは思わず耳を離した。
「うるさいわよ、いきなりデカい声出さないで。今はセント・アラニアド中央病院の前にいるわ。彼女はそのままライブラの事務所に連れていくから、銀猿も戻って」
「なんで病院なんかに……チッ、俺に指図すんな、旦那か番頭には伝えたか?」
「今レオが電話してる」
「……ったく、連れて来る途中で殺したりすんなよ」
ブツッと雑に切られる音がして、やがて通話終了のツーと言う音が聞こえてきた。自身も通話終了のボタンを押すと、携帯を閉じた。

狂音 李莉 (プロフ) [2016年7月5日 8時] 6番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

「あー……あれ、もしかしてここライブラですか……ミスタクラウスがいる、あ、ライブラだここ……え、ライブラだ!ここ!!」
「気分は如何かな、ミスクロカワ」
「は、初めましてミスタクラウス!!ほ、本日よりライブラに所属することになりました、桜香・黒川です!!よろしくお願い致します!!」
「ねぇ……あ、私はチェイン。チェイン・皇。聞きたいことがあるんだけど」
「は、はいチェインさん!!」
「あなた……特に怪我が無い様子で倒れたらしいけど、どうかしたの?」
「あ……い、いえ……私、雨宮師匠と契約してたんですけど、解除してから一週間ぐらい経ったので……魔力が足りなくて……」
「契約……?」
「特定の相手と契約して、そばにいることで魔力回復出来るんです。魔力が無いと力が入らなくて……けど、今はいないし、さっき使っちゃってほぼ0ですし……」
「なんだよお前、今は非力な一般人より役立たずじゃねーか」
「すみません……早く契約相手見つけます……」

狂音 李莉 (プロフ) [2016年7月5日 8時] 7番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

「レオくん!!」
「はい……?」
「家こっちなの!?」
「まぁ……はい」
「じゃあさじゃあさ、契約してみない!?」
「……はい……って誰が言うんですか!!どういう話の流れ!?」
「ライブラの誰かにお願いしようかと思ったんだけど、家が近いならレオくんがいいなって……」
「そういう……と言うか、具体的に契約って何なんですか……」
「うーん……レオくんにとってのデメリットは、物理的に運が悪くなるってことかな」
「……物理的……って、それだけ? 魂を捧げるとか、そんなんじゃないんですか?」
「魂じゃないけど、命に危険が及ぶこともあるよ」
「誰がOKするか!!」
「ごめんごめんって、契約の誓いとして、私はキミを護らなくちゃいけなくなるんだよ」
「誓い……」
「だから、キミがその不運に見舞われようものなら、私が死守するから安心してってコト。ね、契約しようよ」
「ええ……でも、しないと魔術? 使えないんスよね……」
「そりゃあ勿論……今は魔力ほぼ0だし」

狂音 李莉 (プロフ) [2016年7月5日 8時] 8番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

「……契約したァ!?」
「はい……なんか、説得と言うか……力説されました……」
「じゃあ何だよ、こいつ今はつえーの?」
「何だったらザップさん凍らせようか」
「やめろバカ結構だ」

狂音 李莉 (プロフ) [2016年7月5日 9時] 9番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

「君が居ないとつまらないんだよねぇ、狂乱王。いや、君の場合は……狂気王、の方が正しいかな、"ベル"ゼブブ?」
「狂乱王……って、」
「……あーあ」
「ベル……?」
「面白くないなぁ、全部思い出してしまった。」
「何言ってるんだよ……?」
「いや、実に楽しかったよ、レオナルド・ウォッチ。この街は非日常に溢れている。だがしかし、こんな日々を送っていると、非日常でさえ日常になってしまう。危険が平和になってしまう。そんなの退屈だろう?」
「ベ、ル……」
「だから、私の中にある記憶を消したんだ。勿論能力は劣ってしまったが、久々に、随分と新鮮に感じられたよ。」
「今までのは……一体何だったんだよ……
一緒に話したのも、一緒に笑ったのも、全部……全部、どうでも良いことだったのか……?」
「嗚呼……そうだね、私は君達人間と違って、何年も、何千年も長く生きている。私のライフのうちの一部にも成らない程に、小さな事だ。何かが変わる訳でも無いだろうね。」
「……っ、でも、」
「でも、レオナルド。君の人生のうちでは、君の中の"ベル"にとっては、それは大きな事なんだろう?」
「……!!」
「精々大切に、記憶に仕舞っておいてくれ。近々また君を訪れるだろう、神々の義眼の保有者。私を刺激で楽しませてくれよ。」

狂音 李莉 (プロフ) [2016年6月12日 11時] [固定リンク] PCから [違反報告・ブロック]

「ちょッ、旦那!?新入りとか聞いてないんスけど!?しかもよりによってこんなガキとか!!」
「たった今決まった事だ。突然で済まない。」
「ああ、急で悪い。クラウスがこちらで引き取りたいって言ってるんだよ。」
「引き取りたいって?保護者は?」
「それが……記憶喪失らしくて、身元がハッキリしないんだ。
本来なら、危険だから要注意しなければいけないんだが、まだ幼いし、こんな街で一人にしておくのも危ない。更に言うと、この子はPSI保持者だ。いざというとき、役に立つかも知れない。」
「PSIって……」
「psychic(超能力)だ。さっき轢かれそうになったのを彼女が助けてくれてね。」
「え、お怪我は無いんですか!?そんな小さい子が車止めたんすか!?」
「異界のデカブツだよ。最初は黙っていたが、どうやら念動力を使えるらしい。玉突き事故が起きてすぐに逃げてきたけどね。」
「さっき少しだけニュースで取り上げられたのってそれかしら。」
「改めて……」
「?」
「ようこそライブラへ。歓迎しよう、ベル。」
「……。よろしく、お願いします」

狂音 李莉 (プロフ) [2016年6月12日 12時] 1番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

「一応連絡を取ってみる?もしかしたら協会の一人かも知れないし、身内が居るかも知れないし。」
「そうだな……今度訪ねてみよう」
「ベル……だったよね、苗字はわかる?」
「いえ…ファーストネームしか覚えてないです……」
「そっか……えっと、僕はレオナルド・ウォッチ。よろしくね、ベル」
「レオナルドさん……」
「うん、気軽にレオって呼んでくれていいから。」
「わかりました、レオさん」
「このチンピラっぽい人がザップ・レンフロ」
「あぁ!?ふざけんなよレオナルドくん!?」
「……ミスターザップ・レンフロ」
「チンピラっぽいってのを除けろっつってんだよ」
「この女の人が……」
「チェイン・皇。よろしく。」
「……は、はあ……」
「スティーブンさんはわかるよね?」
「あ、はい、今お話しているのが……ミスタークラウスですよね」
「そうそう、で、そのクラウスさんの執事をしてるのが、あそこのギルベルト・F・アインシュタインさん。」
「執事……」
「本当はもっと……というか、多分まだ僕も知らない人が沢山居るけど、今日来てるのはこのくらいかな」
「そんなに……」
「大丈夫、俺も最近入ったばっかりだし、ゆっくり慣れていけばいいよ。ここの人達は優しい人ばっかりだし……まぁ一部を除いて……悪い人じゃないけどね、ザップさんも……最悪最低だけど」
「ついでに言うとクソ、悪い大人の例。」
「うん……あ、じゃなくて」
「おいゴラ二人して何言ってんだよ、ぶっ.殺.すぞ……?」
「わかんない事があったら、聞けば教えてくれるし……危ないことも多いけど、悪いとこじゃないよ。」
「……こ、これからお世話になります、レオさん、チェインさん、ザップさん……」
「うん。よろしく、リトルレディ」
「れ、でぃ……ですか……」

狂音 李莉 (プロフ) [2016年6月12日 12時] 2番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

「……私の家は……とてももう一人住めるような環境は整っていないですね……」
「悪いけど、俺も無理っすわ」
「アンタにはもともと聞いてないわよ」
「は?一応言っただけですー、文句あっかよ」
「少年はどうかな、僕んちも危ないから、出来ればお願いしたいんだけど」
「あ、え?えーっと……」
でも他のとこ無理なんでしょー……?どうせ俺しか無理なんでしょー…?!
「ぼ……ボロアパートで良ければ……」
「そうか、引き受けてくれて有難う。
申し訳無い、本来なら私が責任をとって引き取るべきなのだが……」
「ああいえ!!別にっ、構いませんよ!!」
「い、いいんですか……すみません……」
「ホントに!!大丈夫!!狭いけど!!なんとか住めるんじゃないかな!!」
「……レオさん、お世話になります……これから、よろしくお願いしますね……!」
「うぐ……」

狂音 李莉 (プロフ) [2016年6月12日 13時] 3番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

「ちょッ、旦那!?新入りとか聞いてないんスけど!?しかもよりによってこんなガキとか!!」
ありえないと言わんばかりに、ベルを指差し怒鳴るザップ。
突然謎の秘密結社に入れられ、早々に拒絶された所為か、彼女もありえないと言わんばかりに、泣きそうな表情を浮かべた。
「うえぇ……ガキでごめんなさ……」
「謝らなくていいよ、アイツは頭が類人猿なだけだから」
「聞こえてんぞオイ」
またも睨み合う二人。先程から二人の仲は__いや、正確には普段からなのだが、今回はより一層__かなりと言っていいほど悪い。
不安そうにするベルに、レオナルドは「大丈夫……ですよ、あの二人はいつもあんな感じだから」と話し掛ける。
少々納得していない様子だったが、ベルはそれに頷いた。
「たった今決まった事だ。突然で済まない。」
クラウスが詫び、話を元に戻す。視線がクラウスら二人に集まった。
「ああ、急で悪い。クラウスがこちらで引き取りたいって言ってるんだよ。」
スティーブンが軽く説明を加え、言い直した。
そこで一つの疑問が浮かぶ。レオナルドは手を挙げ、質問をする
「引き取りたいって?保護者は?」
「それが……記憶喪失らしくて、身元がハッキリしないんだ。
本来なら偶然接触してきたスパイの可能性もあるし、危険だから要注意しなければいけないんだが、まだ幼いし、こんな街で一人にしておくのも危ない。更に言うと、この子は|PSI《サイ》保持者だ。いざというとき、役に立つかも知れない。」
スティーブンが答える。今度は、考えている事を出来るだけ詳しく伝えた。
すると次は、得体の知れない"ガキ"にやや興味が湧いたのか、ザップが口を開く
「PSIって……あの?」
「ああ、|psychic《超能力》だ。さっき轢かれそうになったのを彼女が助けてくれてね。」
苦笑いで答えるスティーブンに、レオナルドが思わず聞いた
「え、お怪我は無いんですか!?そんな小さい子が車止めたんすか!?」
「いちいち大袈裟だな、この街じゃよくある事だろ?」
さっきまでの興味は失せたのか熱が入るレオナルドに面倒臭そうに言う。
「異界のデカブツだよ。最初は黙っていたが、どうやら念動力を使えるらしい。玉突き事故が起きてすぐに逃げてきたけどね。」
「さっき少しだけニュースで取り上げられたのってそれかしら。」
「改めて……」
「?」
「ようこそライブラへ。歓迎しよう、ベル。」
「……。よろしく、お願いします」

狂音 李莉 (プロフ) [2016年6月18日 20時] 4番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

ただのCo
「愛憎感のユーエフオー」
「アルカリ成人」
「ていていしんじゃえ」
「ミサイルキラー」
「故にユーエンミー」
「ハラスメント」

狂音 李莉 (プロフ) [2016年5月9日 3時] [固定リンク] PCから [違反報告・ブロック]

椎名もた/ぽわぽわP
「赤ペンおねがいします」
「Q」
「パレットには君がいっぱい」
「うたをうたうひと」
「ガラクタのエレジー」
「少女A」
「ピッコーン!!」
「夢のまにまに」

狂音 李莉 (プロフ) [2016年5月9日 4時] 3番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

ハチ/米津玄師
「結ンデ開イテ羅刹ト骸」
「WORLD'S END UMBRELLA」
「雨降る街にて風船は悪魔と踊る」
「恋人のランジェ」
「演劇テレプシコーラ」
「ワンダーランドと羊の歌」
「リンネ」
「マトリョシカ」
「パンダヒーロー」
「ドーナツホール」
「ゴーゴー幽霊船」
「vivi」
「恋と病熱」
「サンタマリア」
「MAD HEAD LOVE」

狂音 李莉 (プロフ) [2016年5月9日 4時] 4番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

犬丸芝居小屋
「だるまさんがころんだ」
「かえらず」

狂音 李莉 (プロフ) [2016年5月9日 4時] 5番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

トーマ
「エンヴィキャットウォーク」
「バビロン」
「アザレアの亡霊」
「オレンジ」
「九龍レトロ」
「ノスタルジックドリームガール」
「バビロン」
「マダラカルト」
「ヤンキーボーイ・ヤンキーガール」
「幽霊屋敷の首吊り少女」

狂音 李莉 (プロフ) [2016年5月9日 18時] 6番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

かいりきベア
「アイソワライ」
「悪性ロリィタマキャヴェリズム」
「完全懲悪ロリィタコンプレックス」
「イナイイナイ依存症」
「ウルサイマン」
「失敗作少女」
「セイデンキニンゲン」
「電脳狂愛ガール」
「ドリームキラー」
「ヒトサマアレルギー」
「マネマネサイコトロピック」
「ワカレノオト。」

狂音 李莉 (プロフ) [2016年5月9日 19時] 7番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

【創作キャラ設定】
・男子高校生2年。
・両親は小学生の頃に事故で他界。以降は親戚の家を転々とし、最終的には従兄夫婦に世話になるようになる。従兄弟違いの兄とは仲が良い。
・物静かな性格。何かに関わることが苦手で、あまりそう言ったことに参加しようとしない。
・動物と読書が好き。考えを伝えることが不得意なので、人と話すのは嫌い。

狂音 李莉 (プロフ) [2016年5月4日 0時] [固定リンク] PCから [違反報告・ブロック]

『とある逸話を教えてあげよう。』
『これは僕の話だ。』
『きっと、この世界で、僕達しか知らない話。』
『笑われたっていい。僕が話したいんだ。』
『聞いてくれるのかい?君は優しいね。』
『そうだね、早く本題に移ろう。』
『ある能力を授けられた者達の話。』

狂音 李莉 (プロフ) [2016年5月4日 3時] 10番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

栫井くんはサイコメトリーかなぁ、

狂音 李莉 (プロフ) [2016年5月4日 3時] 11番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

「い"っ…あ"あ"あ"ッ…!?くっそ、なんだ、これ…血…!?」

狂音 李莉 (プロフ) [2016年5月4日 3時] 12番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

「僕の目を見て。僕は君を知りたい。」
「これが貴方の記憶。僕はわかってるからね。」
「貴方にはわかる訳無い。私は今をずっと繰り返してきたのに。」
「君になりきれたら、それはどんなに素敵だろうなぁ。」
「魅せてあげる。きっと君も気に入るよ。」
「貴方を守るって、私の身で守れるって、どんなに素晴らしいことかわかる?」
「貴方が覚えていなくても、私は憶えているから。」
「この目で、全てを見る。こんな僕でも力になれることがあるんだ。」
「守りは最大の攻撃、って言うだろう。僕は、誰かのために戦いたいんだ。」
「貴方の元へ行くよ。例えどんな邪魔があったって、貴方に会いたいから。」

狂音 李莉 (プロフ) [2016年5月9日 5時] 13番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

「煩い煩い煩いよぉ……っ!!!!あんたに何がわかる、私でもないあんたに何がわかる!?うわべだけの同情なんて、どうせわかりきってるから要らない!!聞きたくもない本心がだだ漏れなんだよ!!全部流れ込んでくるんだよ!!!!息も出来ない程に、苦しくて……嫌になって……望んでた筈なのに、全然違って……自分が余計な事を望んだ罰だったんだって……それで、どうすればいいかわかんなくて……」

狂音 李莉 (プロフ) [2016年6月17日 1時] 14番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

【妹】
松野 小雪
松野 雪松
松野 咲松
松野 沙希
松野 小町
松野 姫松(姫小松)
松野 小松(姫小松)
【兄】
松野 赤松
松野 門松
松野 黒松
松野 笠松

狂音 李莉 (プロフ) [2016年4月17日 15時] [固定リンク] PCから [違反報告・ブロック]

・割松[サイマツ]…細かに割った松の薪。松明。
・岩松[イワマツ]…イワヒバの別名。シダ植物の一種。
・玉松[タママツ]…松の美称。

狂音 李莉 (プロフ) [2016年4月17日 15時] 1番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

・若松[ワカマツ]…芽生えてから、あまり年月を経ていない松。正月の飾りに使われる小松。
・孤松[コショウ]…ただ一本生えている松。一本松。
・口松[クチマツ]…お喋りな人。また、その人。

狂音 李莉 (プロフ) [2016年4月17日 15時] 2番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

【妹】
《行ってきます。》
《ぶっころ》
《おかえり。今日の晩ご飯は麻婆茄子です、手洗ってきてね》
「おそ松兄さん……あ、ただいま。」
「え、なんで梨」
【兄】
黒松「お前達、相変わらず怠けているな。」
「俺は今まで散々世話になったからな。」
「仕事をしろ、お前達。」
「うわッひゃあああッ!?!?……やめ、やめろ馬鹿野郎!!」

狂音 李莉 (プロフ) [2016年4月17日 16時] 3番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

・海松[ミル]…1.海岸に生えている松。2.ウミカラマツの別名。
・水松[スイショウ]…1.スギ科の落葉高木。2.海松の別名。
・青松[セイショウ]…青々とした松。

狂音 李莉 (プロフ) [2016年4月17日 16時] 4番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

おそ松さんのタイトルっぽいこと書く

狂音 李莉 (プロフ) [2016年3月20日 2時] [固定リンク] PCから [違反報告・ブロック]

おそ松
『これが俺達だろ?』
『"僕"はもう居ません』
(なぁお前ら、戻ってこいよ)
『また、馬鹿してた頃みたいにさ』
カラ松
『拍手は当の昔に止んでいる』
『降りない幕、終わらない舞台』
チョロ松
(自分を縛り付けて)『自らの首を絞める』
『自意識との付き合い方』
一松
『松野一松という人間』
『消えない傷跡』
十四松
『昨日の僕なら今朝殺した』
『だってそれは、』
(みんなが笑顔じゃ無くなるから)
トド松
『踊るように華麗に』(避けてみせた)
『世渡り上手』

狂音 李莉 (プロフ) [2016年3月20日 2時] 1番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

(誰か灯油入れて来いよ~……!!)
(オイ気付いてんだろお前ら!!行けよ!!)
「あれ、灯油切れてる?」
「はっ、ハニー……!?」
(キタ)
(これでカラ松が行くことはほぼ確定……)
(カラ松ガールに情けないとこ見せられないよねぇ?)
(ぐっ……でも昨日も一昨日も俺が行った!!
ハニーも知ってるからな、今日は引かんぞ!!)
「ん?みんな寒くない?」
「エッ、いやぁ寒くない寒くない!!今はみんなで炬燵入ってるし~はは、」
「そっ、そうそう!」
「人口密度高いから、はは」
「そっか。じゃあ今のうちに換気しておくね。」
「「「「「ん!?」」」」」
ガラッ
ブワッ
「うっ……寒っ……!
ごめんね、灯油入れるまで待って……!」
「えっ、ははははハニー!?大丈夫か、俺が行こうか!?」
(言った)
(自ら滅していくスタイル)
「えっ、ああ、いいよ。昨日も一昨日もカラ松くんが入れてくれたから。
へへ、ありがとう。」
「天使……」
(声に出てる)
(リア充めくそ)
「済まないな、じゃあ……甘えておく……」
「うんっ」

狂音 李莉 (プロフ) [2016年3月17日 8時] [固定リンク] PCから [違反報告・ブロック]

「ごめんなさい、灯油切れてたから買ってくるね!
窓閉めて置いて下さい!」
「待て待て待て待て待て」
「……ん、カラ松くん?」
「マイハニーに一人で灯油を買いに行かせるわけにはいかないだろ……」
「……えっ、あ、そうか、な?」
「今度こそ大丈夫だ、俺が行ってくるよ。」
「でも私最近動いてないから一緒に行きたいな」
((((なぜそんな頑なに行きたがる))))

狂音 李莉 (プロフ) [2016年3月17日 16時] 1番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

「カラ松くん、変わったね。」
「フッ、そうだろ?男を磨いたのさ」
「うん。」
「……どうした、元気無いけど大丈夫か」
「大丈夫。」
「……そうか。」
「君は、変わらないね。」
「?」
「……独り言。」
「……そう、か。」

狂音 李莉 (プロフ) [2016年3月20日 1時] 2番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

「いつまで演ってるの?」
「何言ってるの、これが俺だよ」
「ねぇ、本当は。」
「違う。」
「帰ってきてよ。」
「拍手はもう止んだんだよ。」

狂音 李莉 (プロフ) [2016年3月20日 2時] 3番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

「カラ松くん!」
「ん、どうしたんだハニー?」
「あ…やっぱ何でもないや、ごめんね」
「えっ」
ガラ
ピシャン
「え、何クソ松、焦らしプレイでもされてんの?」
「フ、ハニーがそんなことするわけないだろ…」
「ねぇカラ松くーん!!話したいことがあるのー!あ、そういやコイツニートだったわ」
「似てないから止めてくれおそ松」
「嫌われたの」
「嫌われてない…と思いたい」
「希望かよ」
「お前らしくねーじゃーん…ナルシストはナルシらしく自分に胸張れよぉー、」
「離婚の危機?ケッ、リア充乙」
「……。」
「…チッ、めんどくせ」
「あー、わかったわかった、本気で心配してんのね、悪かったってめんごめんご」
「……働こう」






「「………………は?」」

狂音 李莉 (プロフ) [2016年4月17日 10時] 4番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

「覚えてないでしょ?高校生の頃」
「フッ…勿論覚えているさ、輝かしきハイスクールライフ……」
「ホントにぃ?カラ松くんは演劇部だったよね」
「ああ、そう言うハニーはソフトテニス部だったな」
「し、知ってたの……?」
「フ、当たり前だろ?」
「あ、えっとね、私が言いたかったのは……文化祭で銀河鉄道の夜やってたよねって、2年の時」
「そう……だな、ジョバンニを演った劇だ」
「私が初めてカラ松くんをカッコいいと思ったのは、その時なの」
「………………そ、そう、か……」
「声を張り上げて、一生懸命に演じて、終わったときに目一杯笑顔なカラ松を見て、凄く……感動したって言うのかな」
「……ありがとうな、それは……良かった」
「それで、次のクラス替えで偶然一緒になって、優しいカラ松くんも、男らしいカラ松くんも一杯見たし、今思えば、その時から好きだったのかな」
「……」
「病院で偶然出会って、奇跡だって思った。大好きだなって思ったの」
「それは……俺も同じだ。高校でクラスが同じだった女の子で、最初は可愛いなとは……思ってたんだが、なんというか……病院で一緒になって、ハニーの可愛いところも優しいところも、沢山見てきた」
「そうかな?ふふ、アピールしてよかったなー」
「フ、そうだな」

狂音 李莉 (プロフ) [2016年7月15日 12時] 5番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]
(C) COMMU