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33話ァアアアアア(´Д⊂

chara*doll_サブ (プロフ) [2020年12月12日 10時] [固定リンク] スマホ [違反報告]

暫くの沈黙が続く。
お互いに"心の中で"謝罪をする。「ごめんなさい」と。
口に出せない。お互いがお互いを傷つけてしまう、と思い。
広い広い図書館の中で、たった2人はポツン、と忘れられてるようだった。
……
……暫くの沈黙が続き、次に口を開いたのは四葉だった。
ヨツバ「リルは、何が好きなの?」
シンプルな言葉だった。
「何が好きか」だった。
四葉の放たれた言葉により、
空気が一変する。
広い広い図書館に四葉の言葉が響いた。
リルも口を開く。
リル「好きって…何?」
放たれた言葉は答えではなかった。
彼女は好き、を知らなかった。
四葉はピクッ、と驚くように反応する。
ヨツバ「…知らないの?」
リル「う…うん……」
モジモジ、と申し訳なさそうにリルは答えた。
四葉は口を開く。
ヨツバ「好き、っていうのはね_________」
《四葉side》
リルに伝わるのだろうか。
私の感じる「何かが好き」という意味が。

chara*doll_サブ (プロフ) [2020年12月12日 10時] 1番目の返信 スマホ [違反報告]
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