暇つぶし小説.。.:*

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(出会い目的の書込は法律で罰せられます→ルール)

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43……話…ァ…0(:3 )〜 _('、3」 ∠ )_←

chara*doll_サブ (プロフ) [2020年12月31日 14時] [固定リンク] スマホ [違反報告・ブロック]

[No side]
リル「…へへッ……四葉の笑った顔素敵!」
リルの服の薔薇はパッと元気よく花を開かせる。
…四葉は不思議そうな顔をしていた。服に生き生きとした薔薇が咲いていることに驚きを隠せないようだ。
ヨツバ「…!…ありがとう。
さて、この後はどうする?」
本をポン、と閉じ、四葉はそう発する。
リル「ん~…なんだろねぇ…
…私、目があまり見えないからそう動く事は…出来ないな…」
申し訳なさそうにリルはそう呟く。
それに対して四葉は優しそうな笑みを浮かべ、
「大丈夫さ」
とだけ発した。
ヨツバ「じゃあ、休憩の時間にしよう。」
リル「…はい!」
四葉はチョイチョイ、と手招きをする。
リルは四葉の服の裾を掴んで隣を歩く。
リル「…そういえば私…杖を無くしてしまったの」
四葉はそれを聞き、ハッとする。
ヨツバ「そういえば…会った時無くした、って…」
リル「多分、森の中にあるの。」
ヨツバ「……裸足で,寒くないの?私も探してあげるよ」
リル「…ロボットだから、大丈夫!
ありがとう、四葉」
四葉は忘れていた。
彼女がヒトでは無い事を。
リル「四葉こそ大丈夫なの?全く寝てないじゃない…」

月が綺麗な夜を寝ずに一夜明かしたのだ。
四葉の体調をリルは心配していた__。

chara*doll_サブ (プロフ) [2020年12月31日 14時] 1番目の返信 スマホ [違反報告・ブロック]

《四葉side》
人が好き…か
自分とは好きな物が真逆なんだなぁ、と感じる。
きっと昔の私なら不快になっていただろ。
なのに、どうして、不快と感じないでいるんだろう……
それに、どうしてリルに素敵だと言われて、嬉しさとはまた違う何か『別の』嬉しさを感じているのだろう………
これを『照れくさい』というのか…?
《リルside》
四葉さん素敵だと思う。
そう伝えてから、四葉さんの様子がおかしい。
いや、決して悪いと言う訳ではなく……
なんというのか…オドオドしている?
いつもあまりオドオドしたりしないので少し新鮮に感じる。
リル「…ふふ……」
思わず笑い声が溢れ出す。
ヨツバ「どうしたの?」
リル「ん?いや、あんまり四葉のオドオドした所見たことないから、新鮮だなぁって」
思ったことをそのまま口に出すと
ヨツバ「そ、そうかな?」
と、にへっとした笑顔を向けながら言われた。
……幸せだなぁ……
こういうのも”好き”というのかもしれない。
そう思った。

アールル2号(アールルのサブ垢) (プロフ) [2020年12月31日 0時] 1番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

41話っわっわんこそばァ…(?
食べた事ないなぁ…

chara*doll_サブ (プロフ) [2020年12月20日 20時] [固定リンク] スマホ [違反報告・ブロック]

リルside
何かを素敵だと思う事。
四葉から返ってきた回答は、
実にシンプルだった。
でも、その言葉が私の心に深く刻まれたような気がした。
『何かを素敵だと思う事。』
……博士が素敵だと思った。
…夕焼けが素敵だと思った。
……ヒトが素敵だと思った。
……………湖が…月が…星が……。
……!!…
リル「私もよく分からないけど、
四葉さんが素敵だと思います。
……「好き」ではなくて、「素敵」だけ集中して考えた答えが、これです。
………
…でも、私の本当の「好き」は、」
……口が勝手に動くようにどんどん言葉が浮かんでくる。
頭の中で回答がいくつか浮かび上がるが、少し間が空いてしまう。
リル「………多分、
…ヒト、だと思う」
ヨツバ「……ヒト?」
リル「私を作ってくれた博士は何処かに行ってしまって、帰ってこないの。
でもね、博士はあったかくて、やさしくて、素敵だなぁって。ヒトって、好きだなぁって。」
ヨツバ「……そう…」
リル「だから、ヒトが好き。
そして、四葉を素敵だと思う。」
ふと口から漏れ出した回答は、
不思議なものだった。

chara*doll_サブ (プロフ) [2020年12月20日 20時] 1番目の返信 スマホ [違反報告・ブロック]

40話!(更新遅れてすみません。)

アールル2号(アールルのサブ垢) (プロフ) [2020年12月19日 14時] [固定リンク] PCから [違反報告・ブロック]

《四葉side》
私にとっての何かが好き……
ヨツバ「…そうだねぇ………
好きには色んな種類がある。恋愛とか、家族愛とか、友人愛とか……それと、何かを素敵だとか感じてるもの。私の感じる好きは何かを素敵だと感じる好き。例えば、星とか月とか。」
本当はもっと色んな好きを教えたい。
けど、私は今まで恋愛なんてしたことない。
大嫌いな人間に恋をしたことも無い。
家族愛なんて、家族がいなかったから分からない。
友人愛も、リルが初めての友達だから、まだよく分からない。
ヨツバ「私、人間が嫌いだから恋愛なんてしたことないし、家族もいなかったから家族愛も分からない。友人愛も、リルが初めの友達だからよく分からない。だから私の感じる好きは何かを素敵と感じるものだけ。」
リル「何かを素敵だと感じる……」
私の言ったことを小さな声で繰り返す。
ヨツバ「……リルは、何かを素敵だと思うことはある?」
少しの間が空く。
リル「___私は」

アールル2号(アールルのサブ垢) (プロフ) [2020年12月19日 14時] 1番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

33話ァアアアアア(´Д⊂

chara*doll_サブ (プロフ) [2020年12月12日 10時] [固定リンク] スマホ [違反報告・ブロック]

暫くの沈黙が続く。
お互いに"心の中で"謝罪をする。「ごめんなさい」と。
口に出せない。お互いがお互いを傷つけてしまう、と思い。
広い広い図書館の中で、たった2人はポツン、と忘れられてるようだった。
……
……暫くの沈黙が続き、次に口を開いたのは四葉だった。
ヨツバ「リルは、何が好きなの?」
シンプルな言葉だった。
「何が好きか」だった。
四葉の放たれた言葉により、
空気が一変する。
広い広い図書館に四葉の言葉が響いた。
リルも口を開く。
リル「好きって…何?」
放たれた言葉は答えではなかった。
彼女は好き、を知らなかった。
四葉はピクッ、と驚くように反応する。
ヨツバ「…知らないの?」
リル「う…うん……」
モジモジ、と申し訳なさそうにリルは答えた。
四葉は口を開く。
ヨツバ「好き、っていうのはね_________」
《四葉side》
リルに伝わるのだろうか。
私の感じる「何かが好き」という意味が。

chara*doll_サブ (プロフ) [2020年12月12日 10時] 1番目の返信 スマホ [違反報告・ブロック]

32話三└(┐卍^o^)卍ドゥルルル

アールル2号(アールルのサブ垢) (プロフ) [2020年12月10日 19時] [固定リンク] PCから [違反報告・ブロック]

《四葉side》
『ちがう、本……みよっか』
少しかすれ気味で、今にも泣き出してしまいそうな声でそつ言われる。
ヨツバ「……」
”本当は、嘘ついてるんじゃないの?”
そう言おうとした瞬間口を閉じる。
……きっと、さっきの太陽を見た時のリルは、怯えていた。
もしかしたら昔、何かあったのかもしれない。
…でも、私はこの人の過去を聞いてしまってもいいのだろうか……?
人間には必ず”聞いていいことと悪いこと”がある。
リルの場合それが”自分の過去”という可能性もある。
今まで人間は実験体にするだけで話したこともほとんどないせいで、私にはそれが分からない。
もっと人間を知れば良かったと後悔する。
ヨツバ「……そう、だね。続き、見よう。」
ごめんなさい。
もっと他にいい選択肢はあるはずなのに。
それが分からない。
ごめんなさい。

アールル2号(アールルのサブ垢) (プロフ) [2020年12月10日 19時] 1番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

あぐぇ、スランプ………()

アールル2号(アールルのサブ垢) (プロフ) [2020年12月10日 19時] 2番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

◤◢◤注意事項◢◤◢
*このボードは、私とアールルさんが書く、合作小説のボードです。
*少し問題があり、工夫した結果このボードに書く、という形式になりました。
*他の方のスレ立ては禁止しています。
*私達がスレ立てし、物語を書いたスレに感想をかくのは1人2回まで、というルールを作りました。
*これを守って、閲覧してくださいね(❁´ω`❁)

chara*doll_サブ (プロフ) [2020年12月9日 7時] [固定リンク] スマホ [違反報告・ブロック]

31話ァアアアアア((

chara*doll_サブ (プロフ) [2020年12月6日 9時] [固定リンク] スマホ [違反報告・ブロック]

リルside..?
___太陽が怖かった。
…少しばかり、昔のお話をしようか。
ある所に、真っ白な塀で囲まれた研究所がありました。
そこには一人の博士がおりました。
博士は一体のロボットを作りました。
話す、感じる、触る。人間に近いロボットを作りあげました。
しかし、そのロボットは「完璧」でありませんでした。
目が見えにくかったのです。
博士はその不具合を見つけて以来、一生懸命'それ'を直そうとしました。
だが、あまり上手くは行きませんでした。
博士は「新しい目」を作ろう、と考えました。
ですが、それも難しかったのです。
鉄を使い、火を使い、電気を使い、水を使い、…沢山のものを使いました。
…その時、きちんと火は消してありました。
しかし、窓から差し込む日光が何かに反射し、火が点ってしまったのです。
博士はそれに気づかず、「新しい目」を作り続けていました。
パチパチ………
少し焦げ臭くなる。
不審に思った博士は後ろを振り向くと、壁が燃えているでありませんか。
急いで逃げました。廊下を走り、ドアを開け、ロボットのいる部屋へ走りました。
博士は言いました。
「これを持って研究所から離れた所へ行きなさい。」
博士は「新しい目」をロボットに授けました。
ロボットは命令を受けて初めて行動するため、不思議に思わず、
「はい」
とだけ一言発し、研究所から走って逃げました。
暫く…。いや、たった数秒、数十秒後のことでした。
研究所から大きな音がし、後ろを振り向くと研究所が火の海でした。
ロボットは火を知りませんでした。
……ロボットは博士を心配し、戻ろうとしますが、命令通り、研究所から離れた所へ逃げました。
何m……何百m……何km。
遠く離れていても黒い煙が見えます。
博士は死んでしまったのだろうか。
私のせいで?
……この時、ロボットは初めて泣きました。
あの火の海が目に焼き付いて以来、ロボットは火に恐怖心を向けるようになりました。
………………これで昔のお話はおしまい。
____________
_________
______
____
__
_
リル「ちがう、本……みよっか、」
途切れ途切れの言葉。
苦笑いするロボット。
…嗚呼。本当にごめんなさい、四葉。

chara*doll_サブ (プロフ) [2020年12月6日 10時] 1番目の返信 スマホ [違反報告・ブロック]

30話だぜええええ!!!

アールル2号(アールルのサブ垢) (プロフ) [2020年12月5日 20時] [固定リンク] スマホ [違反報告・ブロック]

《四葉side》
太陽の写真を見た瞬間、リルは本をすぐに閉じてしまった。
もしかして、何か思い出してしまったのだろうか…?
ヨツバ「ううん、大丈夫だよ。」
なるべく優しい声色で、安心させるような表情でそう言った。
リル「ごめんなさい…ごめんなさい…」
ヨツバ「リル……」
《リルside》
さっきまでの暖かい雰囲気はまるで最初からなかったかのように冷たい雰囲気になっている。
部屋には私の『ごめんなさい』以外の音はなく、四葉もさっき私の名前を言ったきり何も言葉を発しない。
ごめんなさい。ごめんなさい。
どうしてなんだろう。
せっかく仲良くなれたのに。
どうしてまた、こんなに冷たい雰囲気になってしまったのだろう。
____私のせいか。

アールル2号(アールルのサブ垢) (プロフ) [2020年12月5日 20時] 1番目の返信 スマホ [違反報告・ブロック]

あー、短いですねー
これは死刑確定っすわ

アールル2号(アールルのサブ垢) (プロフ) [2020年12月5日 20時] 2番目の返信 スマホ [違反報告・ブロック]

29話だよ~!✨
( ゚∀ ゚)ハッ!…肉…()

chara*doll_サブ (プロフ) [2020年12月3日 20時] [固定リンク] スマホ [違反報告・ブロック]

リルside
隣に、暖かい声がした。
四葉さ……四葉が、一文字一文字丁寧に読んでくれる。
ページにはいっぱいの星や月がある。
そう言えば……
リル「会った時も、星、綺麗だったよね!」ニカッ
…思わず声を漏らす。
ヨツバ「…!そうだった…ね!」ニカッ
2人で笑い合う。
この笑顔は守りたい。何としてでも傷つけたくない。
そう、その記憶をダウンロードしたんだ。
良く、分からないかもしれないけど…。
ヨツバ「この星は火星って言ってね______
あ、地球だよ!」
リル「わぁぁ…!」
2人は目を輝かせる。
ヨツバ「…見て、持っても大きい、太陽だよ______」
…………ッ
目を見開く。
恐怖が渡る。
背筋が凍る。
…怖い。飲み込まれそうで。
……似たようなものを見たことがあって。
バタンッ
強く、本を閉めた。
これ以上見たらエラーが起きそうで。
……フラッシュバックしそうで。
ヨツバ「……リル?」
リル「…ごめんね」
ただ、謝ることしか出来なかった。
さっきまでの時が嘘のように、
静まり返った。

chara*doll_サブ (プロフ) [2020年12月3日 20時] 1番目の返信 スマホ [違反報告・ブロック]

リルの過去が見えてきました(?)

chara*doll_サブ (プロフ) [2020年12月3日 20時] 2番目の返信 スマホ [違反報告・ブロック]
(C) COMMU