黒髪の白雪姫#❄️🍎のボード

黒髪の白雪姫#❄️🍎のプロフィール | 発言 (黒髪の白雪姫#❄️🍎の最後の書き込み: 「そうですね… 私的に...」 @黒髪の白雪姫#❄️🍎のボード [8月8日 17時] )
黒髪の白雪姫#❄️🍎のボードへメッセージ

(出会い目的の書込は法律で罰せられます→ルール)

メッセージ一覧

惚れ薬
いたって特徴のないとある公立の中学校がある。その学校は荒れてもなく、過去に何か大門題を起こしたということもない。中にいる生徒も、クラスも比較的穏やかであったが、一部の生徒が小さな問題を起こすことがあった。これはその問題の中でも大きな問題になりかけた出来事である。
その中学に通う小林と広川と田中は広川の家に集まっていた。なんでも、期末テストが終わった記念だそうだ。
田中も小林も広川の家に来て遊べることに喜びを感じていた。広川の家はお金持ちなのか最新の大きいテレビが彼の自室の真ん中に置かれており、部屋も広く、今話題になっているゲーム機もそろっているし、なんなら見たことのないようなオーディオデッキも存在している。この家に来たものはその広さや豪華さに驚き、憧れるだろう。田中や小林もその一人であった。なおかつ、広川にとって親しい友人でもあった。
家に集まってから、3人でゲームをしていたが、同じゲームをやり続けてすでに1時間半。そろそろ飽きてくるはずである。実際に、田中も小林もゲームをやり始めた直後にあった勢いが既に無くなっていた。
「ゲームも飽きたな…」
と、このメンバーの中の田中があぐらをかいたまま両腕を真上に伸ばしながら声を漏らす。田中は男子で、なおかつ大柄で髪も短く、眼付きが鋭い、いわゆる怖い人のような容姿なのだが、それはあくまでも見た目だけである。
「広川、他のゲームソフトある?」
小林もそれに反応するように広川に声を掻けた。彼女も田中と同じく、ゲームに飽きていたのだろう。小林は、ボブヘアーの少女で、女子の中では身長が高く、田中ほどではないものの、身長は160cmを超えているであろう。
「わかった、あと忘れてたけどお茶も入れてくるね!」
広川の声が二人に掛かり、田中と小林はコクリと頷くだけの返事をする。返事を得ることができた広川は部屋を出て、廊下の階段を下り始める。広川は男子の中ではかなり小柄で、女顔で髪も長い少年である。女装しても違和感がない程に。だが広川に女装趣味は無い。
彼は階段を降りると、リビングに入る。その部屋も広く、応接間も兼ねている。だが広川はそんなことを気にせずに冷蔵庫へ足を進める。冷蔵庫を開ければ中の冷気が周りに解放され、一気に広川は肌寒さを感じるが、それはすぐに目的のガラスピッチャーを出し冷蔵庫の戸をすぐに閉めることで解決した。
すぐ横の食器棚からコップを2つ出し、両方にお茶を注いでいく。注意深く注いだ量を見て、どちらも同じ量なのを確認する。そしてガラスピッチャーをしまおうとし、冷蔵庫を開けたときであった。
「あれ、これはなんだろう?」
冷蔵庫のドアポケットの中に何か落ちているのに気が付く。広川はそれを端にどかした後にガラスピッチャーを入れた。そして広川はそれを拾い上げ、冷蔵庫を閉じる。
それは乾燥剤のような大きさの銀色の袋であった。2つ存在し、初めはこれをその小ささから何かの乾燥剤だと考えていたが、銀色の袋で縁がギザギザに切られており、触ると内部の粉の感じが指に伝わり、袋の厚みは薄いとはっきりわかる。そしてギザギザになっているということは、開けることがあると作った側が想定しているということである。広川は誰もこれが無くなっても困らない。と、高を括り、両方の袋を破った。中は真っ白い粉があるだけであった。砂糖や塩か、どっちかもわからないし、冷蔵庫にあったんだから害はない。と思い、いたずらに先ほど入れた2つのお茶の両方にその粉を全部入れてしまう。日常の、味気ない日々に少しのスパイスを加えるように。広川は刺激を求めていた。
「お、来たか」
そう言った田中は待っている間小林と話していたのか、お互い体を向き合わせていた。小林は広川に背中を向ける体制だったので少々反応が遅れる。
「遅いね、何してたの?」
小林は広川を責めるような口調で質問するが、広川の答えが返ってくる前に田中からの意見が飛ぶ。
「おい、その言い方は無いだろ、善意でやってきたのに」
その言葉が出てから小林ははっとした表情になりながら再び田中に向き直る。
「ご、ごめんなさ…」
小林の謝罪の言葉が終わる前に広川は口を挟む。広川にとってこのピリピリしたような空気は嫌いだったからだ。
「い、いやいいよ。ほら、お茶持ってきたよ!」
両者とも、それを聞いてから立ち上がり、広川の手からお茶が二人の手に渡る。田中は広川の左腕にあったコップに入ったお茶を一気飲みしてしまう。広川はその一瞬の光景を見て驚く。そのお茶には先ほどの粉を入れたのだから。

コメント専用アカウント (プロフ) [8月6日 21時] [固定リンク] PCから [違反報告・ブロック]

私が指摘するところなど全くなかったです!
とても素敵な物語で作品に惹かれました♪

黒髪の白雪姫#❄️🍎 (プロフ) [8月8日 8時] 7番目の返信 スマホ [違反報告・ブロック]

この後の小林さんは惚れ薬の効果によって広川さんに一方的な好意を寄せることになりますが、この後の展開は何かいいものありますか?

コメント専用アカウント (プロフ) [8月8日 14時] 8番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

そうですね…
私的には、小林さんが広川さんに好意を寄せていく一方で広川さんは小林さんの事を忘れていますから
嫌悪感が増し
両者の思いは真反対で進みますが
どんどんと惚れ薬が解けはじめ
広川さんへの好意も無くなるかと思ったところ
小林さんを嫌悪していた広川さんが小林さんに好意を抱くようになり
また新たな波乱が起きるなんていうのも
面白いですね♪

黒髪の白雪姫#❄️🍎 (プロフ) [8月8日 17時] 9番目の返信 スマホ [違反報告・ブロック]

その発想は無かった...

コメント専用アカウント (プロフ) [8月8日 19時] 10番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

ん? 忘れ薬→田中 惚れ薬→小林
であって広川は小林のことをはっきりと記憶しているのですよ。
小林と広川のイチャイチャ(小林の一方的な)を見て困惑しているのは田中で、何度かその病的な愛を広川に指摘しますが、相手にされずに放置されます。
ですが、広川も薄々感じていた異常を田中が小林に危害を加えられるという形ではっきりと再確認する...という予定だったのです。

コメント専用アカウント (プロフ) [8月8日 22時] 11番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

雪ちゃん、私一回イメログやめることにした。
昨日の投稿の荒れとかもあって
怖くなった。
もう一度、自分を見つめなおして帰ってくるから
待っててください。
今まで、ありがとう。
さようなら。

ぱんだ猫@さようなら (プロフ) [8月2日 11時] [固定リンク] PCから [違反報告・ブロック]

こちらこそだよ、
わざわざ本当にありがとう
私はずっとここにいるから
いつでも待ってるよ(*´-`)
ゆっくり休んでね

黒髪の白雪姫#❄️🍎 (プロフ) [8月2日 15時] 1番目の返信 スマホ [違反報告・ブロック]

雪ちゃんアカウントだけ作りました…
ただいま、でいいのかな?
元パンダです。
お迎えしてもいいかな…?

そりす。 (プロフ) [8月3日 10時] 2番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

おかえりなさい♪
もちろんだよ!ありがとう

黒髪の白雪姫#❄️🍎 (プロフ) [8月4日 14時] 3番目の返信 スマホ [違反報告・ブロック]

ただいまです…!
あとね、ちょっと許可取りたいんだけども
セイクリ、新サラ、天アルは再参加させてもらうので
関係はそのままでまた雪ちゃん宅の子借りてもいいかな…?

そりす。 (プロフ) [8月6日 13時] 4番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

本当に:*(〃∇〃人)*:
よかった!もちろんだよ!
そりすちゃん宅の子大好きだから嬉しい♪

黒髪の白雪姫#❄️🍎 (プロフ) [8月6日 19時] 5番目の返信 スマホ [違反報告・ブロック]

最近キャラを作るメーカーにハマったのですが
この子はどちらの性別に見えますか?
https://picrew.me/image_maker/648/complete?cd=rpHxvZzase

コメント専用アカウント (プロフ) [7月25日 19時] [固定リンク] PCから [違反報告・ブロック]

後日確認したところちゃんと画像が映りました!
私は中性的な顔の男の子に見えました!

黒髪の白雪姫#❄️🍎 (プロフ) [7月28日 16時] 5番目の返信 スマホ [違反報告・ブロック]

最近僕は女の子ができがちなメーカーで無理やり少年を作るのが趣味なのですよ

コメント専用アカウント (プロフ) [7月28日 20時] 6番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

それはいいですね!
やりがいがありそうです!

黒髪の白雪姫#❄️🍎 (プロフ) [7月29日 16時] 7番目の返信 スマホ [違反報告・ブロック]

黒髪さんは人をほめるのが上手ですね!

コメント専用アカウント (プロフ) [7月29日 19時] 8番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

本当ですか!?
ありがとうございます♪
初めて言われました(〃ω〃)

黒髪の白雪姫#❄️🍎 (プロフ) [7月30日 7時] 9番目の返信 スマホ [違反報告・ブロック]

ある中学校に通う田中は休み時間の中、目の前で起きている全く経験のない事態に顔を歪ませていた。
「君、誰...?」
大柄な、いかにも喧嘩っ早そうな男の田中に怯えながらそう言ったのは、友人の広川であった。広川は小柄で、女顔である。制服がセーラー服で、髪が長ければかわいい女子と見間違うだろう。だが広川は男子だ。そして、昨日までは親しい友人だった広川は田中に対して、まるで初めて会うような反応をしている。
やがて思考が追い付き、自らが名前を問われて以後フリーズしていたことに気が付いた田中は広川が怯えているのは冗談なのかと問う。
「お、おい、そんな怯える必要ないだろ、ほら、俺だよ、俺。初めて会ったわけじゃないだろ? なんかの冗談か?」
だが、田中のそんな言葉は広川の否定の言葉でバッサリと斬られるのであった。
「し、知らないよ、なんの用なんですか?」
「え...」
驚きと、悲しみで、不意に声が漏れた。親しかった友人が一晩にして自分の事を忘れるという悲しみは、再び田中をフリーズさせるには十分だった。だが、フリーズしている時間は長くは続かなかった。
「ちょっと! あんた広川に何してんの!?」
甲高い声で田中を叱り付ける声は、間違いなく女子の声であった。声の聞こえた方向に吸い寄せられるように田中は視線を向ける。
そこには、白長袖セーラー服に身を包んだ、ボブヘアの髪形をした小林であった。さらに小林は叱り付ける口調で続ける。
「あんた誰? なにしてるの!? 広川が怖がってるじゃん! 」
「あ、いや、そんな...そんな気はない...」
田中は思わずその剣幕で睨みつける小林に怯え、思わず目をそらす。だが、それによって周りの目が田中に睨みつけるような視線になっているのに初めて気が付く。
「なんで...なんでだよ...? 昨日も同じクラスだったろ...?」
大勢の冷ややかな視線に気が付いた田中は素直な疑問を漏らす。だが、それも記憶にないのか、小林は真っ向から否定する。
「あんたなんか知らないよ、背、高いし年上でしょ? 何でここにいるのさ?」
田中は本当に全員から忘れ去られていることの実感がその身にしみこんでいく。そして、田中は周りの視線に耐えきれずに叫んだ。
「なんだんだよお前ら!? 全員で俺を馬鹿にしてんのか!?」
すぐそばにいた、広川がビクッと動くところが視界の端に映るが、それを無視して、田中は走り出す。スニーカーの靴底がリズミカルに地面を蹴る音が周りに響いていく。視界はどんどん動いていき、校舎端の階段に到着する。田中は階段に座り込みながら考える。朝休みで、学校へ行く前の朝ご飯を食べて準備しているときは家族は正常だった。それがなぜ、学校へ来たと途端こうなのか、過去の記憶を振り返るが、何も心当たりはない。
やがて、学校を見回っていた担任の女教師と鉢合わせする。だが、田中は何も言わず、座ったまま、通り過ぎるのを待った。だが、教師は田中を無視することは無かった。
「あら?見ない子ね。 あなた、うちの生徒なの?」
やはり、自らを覚えている人はこの学校にはいないのかと、田中は顔も上げずに失望していた。この先、どうやってクラスとなじんでいけるだろうか、先生は自らをどう思うだろうか、心の中に様々な思いが渦巻いていた。
「生徒指導室へ連れて行くわよ? どこの学校の子なの?」
おっと、それはまずいと思ったのか、田中は勢いよく立ち上がる。制服は、しっかりとこの学校指定の物であるし、忘れられたといえど、この学校であるという証拠を出さねばならない。田中はブレザーの内側にしまわれた生徒手帳を差し出す。
「ほら、これでいいんですよね?」
田中はこうまでしても不安であった。制服はよく見えるように立ち上がったし、生徒手帳も教師に渡した。だが、これでも田中は不安であった。もしかすると、先生には今までいない子が突然転校などの情報一切なしで突然やってきたようにしか見えないだろうからと予想したのであった。
「...ちょっと職員室で相談しましょう」
先生は生徒手帳を預かったまま、職員室のある下の階へと歩き出す。田中もそれに追従する形で歩く。おそらくこの後も先生たちの誤解は解けないだろうと予測した田中の心は依然として暗いままだった。これから田中はどうやって過ごしていけばよいだろうか?

コメント専用アカウント (プロフ) [7月17日 19時] [固定リンク] PCから [違反報告・ブロック]

とても気になる展開でした!

黒髪の白雪姫#❄️🍎 (プロフ) [7月18日 8時] 1番目の返信 スマホ [違反報告・ブロック]

実はこの後どういう展開になるかはまったくもって考えてませんでした...
黒髪さんはどうなると思いますか?

コメント専用アカウント (プロフ) [7月18日 15時] 2番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

そうですね、これから田中さんは自分が普通に過ごせるように色んな事をして行く未来と
思い出してもらうために試行錯誤して行く未来
どちらも捨てがたいですね

黒髪の白雪姫#❄️🍎 (プロフ) [7月19日 9時] 3番目の返信 スマホ [違反報告・ブロック]

よく黒髪さんがやっているうちよそとはどういったものなのでしょうか?
関係を組むとはいったいどういったものなのでしょうか?

コメント専用アカウント (プロフ) [7月9日 17時] [固定リンク] PCから [違反報告・ブロック]

そして文才があるので
本などを持っているといいです!

黒髪の白雪姫#❄️🍎 (プロフ) [7月13日 11時] 10番目の返信 スマホ [違反報告・ブロック]

私の思うコメント専用アカウントさんのイメージはこんな感じです♪

黒髪の白雪姫#❄️🍎 (プロフ) [7月13日 11時] 11番目の返信 スマホ [違反報告・ブロック]

できたら、僕のイメ画を描いてくれませんか?
IMELOGで紹介してくれるといいです。

コメント専用アカウント (プロフ) [7月13日 17時] 12番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

私なんかの下手くそなイラストでよろしければ…
書かせていただきます♪

黒髪の白雪姫#❄️🍎 (プロフ) [7月14日 16時] 13番目の返信 スマホ [違反報告・ブロック]

ありがとうございます

コメント専用アカウント (プロフ) [7月14日 22時] 14番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

戦闘シーンだけ書いてみた
今からはるか未来、先端技術産業は衰退を知らない。夢の乗り物とされた空を飛ぶ乗り物は飛行機のみではなく、人の乗れるドローンが登場し、ちょっとした車の感覚の物になった。他にも人型の搭乗できるロボットが実用化し、空中交通網も整備され、地上の車や自転車以外にも移動手段が広がった。他にも人々は皆、脳に極小のICチップを埋め込まれ、決済や、乗り物の運転、更には教育の現場にも活用された。念じるだけで動く乗り物や機械が家庭内の主な乗り物や家電になり、教育では主にいじめの対策として使われた。桂川中学では、嫌われ役、好かれ役を作り、役を担当している生徒の脳内ICからは他の生徒のICに信号を送り、それぞれ、積極的に排除すべき存在、好いている存在だと誤認させる。役の生徒は自己防衛のために機兵を与えられるがこの中学にはさほど効果がなく、陰口や悪口が盛んになった以外、これといった変化はなかった。当然、機兵を起動する機会は無い。だが、今は校舎前に機兵がいくつか起動している。
「もう後が無い、どういうことか説明してくれよ」
2mほどの身長の人型の戦闘用ロボット、’’機兵’’に搭乗していた田中は司令塔を担っている職員室に向けて話した。それはあくまで話しただけであり、発言したことは無人機を除くすべてに送信されているだろう。そして、間を置いて職員室からの淡々とした返事が送られてくる。
「現在、送信元不明の信号によって好感度信号、自律型機兵の二つが制御不能となっている。しかし、状態は確認できる。まず、嫌われ役、好かれ役の脳内に埋め込まれたIC回路の使用率が常に100パーセントになり、どの役にも属さない生徒がより強く、その信号の影響を受けている。」
「それって…僕たちが今までもよりも強く嫌われたり、好かれたりするってことですか…?」
か弱い掠れる声で相鎚打つのは支援型の第四世代、20番機兵に搭乗する広川であった。
その後も、職員室からの淡々とした説明は続く。
「そうだ。それと、自律型の機兵がガレージを離れ、こちらに接近している。」
「えっ…あのいかついロボットが…?」
「そうだ。これからあの機兵を校舎内に入れないように防衛するのだ。サイバー警察には通報した。それで制御を取り返す。しかしまだ警察は到着していない。その間に職員室の制御システムを制圧されればここは数か月ダメになるだろう。だから死守してくれ」
そうして話している間にも刻々と自律型機兵はこちらに接近している。そしてついに、視界に全金属製のキラキラと光を反射させる機兵が映る。
「あれだ」
職員室からは感情を伴わない声だけが送られてくる。そして通信はさらに続く。
「操縦席からあいつをよく見てみろ」
言われるがままに自律型機兵を見つめる。すると視界に文字が表示された。
―第一世代 自律型1番機兵 近接格闘型―
「なあ、あれ俺が乗ってるのと見た目が全く変わらねえぞ?」
「その通り。田中が乗っているのは搭乗型機兵の11番機だ。同じく近接格闘型で、敵機を直接殴り倒すのに適している。」
職員室からそう送られてきた途端、1番機は膝を折りたたみ、しゃがみ始めたと思うと、突然、両足をバネのように伸ばし、地面を蹴り、飛び上がった。そして上空で距離を詰め、11番機のすぐ前で着地する。
轟音と共に着地した1番機は着地地点からの衝撃で地震のような揺れを起こす。この揺れは、11番機に襲いかかった。
「おわっ!」
田中の声と共に11番機は地面に倒れこむ。
「リープアタックだ。第一世代機兵の攻撃装備の一つであり、揺れを起こして相手を転倒させる範囲攻撃だ。」
長々と続く兵装の説明が終わるよりも先に素早く11番機は立ち上がり、1番機の前でファイティングポーズをとっていた。戦うときの基本姿勢である。
「近接’’格闘’’型ってのは相手を殴るんだろ?ならこいつを殴ってもいいか?」
「お、おう、いいぞ。通常はダメだが今は異常事態だからな。」
「ッシャア! 歯ぁ食いしばれ!」
そして棒立ちになっていた1番機の胸元に固く握られた11番機の金属製の拳が直撃する。
重低音と、何かが砕ける甲高い音が辺りに響く。大きくのけぞる1番機はやがて地面に倒れた。

コメント専用アカウント (プロフ) [7月7日 23時] [固定リンク] PCから [違反報告・ブロック]

「広川さん!」
甲高い声は二人に驚きをもたらす。通常、搭乗者名は苗字しか表示されないため、相手の性別は話しかけない限り不明なままである。しかし、今回は近接格闘型という殴り合いの特化した男子の乗っていそうな(偏見)の機兵に控え目な女子が搭乗していた。そのギャップが二人に驚きをもたらす。
「広川さん!何をしているのですか?、そのもう一人のクズに何をされたのですか?」
田中は思わず、ほう、と声を漏らす。馬鹿にされて内心傷ついたのもあるが、それよりも自らの好感度の低さに対しての驚きが大きい。
「田中クンはクズじゃないよ! みんながそう思い込んでるだけで、ほんとはいい人なんだよ。」
広川が田中を弁護する。が正直田中にとってそれはどうでも良かった。田中は職員室の方を何か言ってほしそうに見つめる。
「小林、下がれ。そしてなぜその機兵に乗っている?」
職員室の淡々とした声が届く。その声は機兵に搭乗している小林にも伝わるはずである。そして小林は職員室からの問いに口を開く。
「私はですね、広川さんを助けに来たんですよ!」
とんちんかんな返答をする小林に対して職員室は苛立ちを覚えたのか、もう一度、返答を小林に求めた。
「私は、広川さんを取り返しに来たんですよ。クラス中、広川さんを求めて騒いでますよ?他クラスに侵入して、居場所を聞いてたりして暴れまわってます。それで、友達に、ロボットに乗ってるのは広川さんと田中だといわれて、クラスには広川さんがいればそれでいい…それでいいんです。なのに、なのにどうして!? 田中は広川さんを取るのですか!? 広川さんだけでいい…! 広川さんさえいれば、クラスは成り立つんです!!…田中は要らない!」
途中から淡々とした敬語を含んだ文章はやがて、感情的な、攻撃的な文章に変貌する。話の通じない、病んだ人間がそこにいる。軋んだ強い好意と敵機を二人に実感させ、恐怖を植えつける。
「…な、お前、広川をそこまで言わなくても…ほら、広川怖がってるぞ?」
田中は小林に向けて言葉を和らげるように求めるが、田中の話を軋んだ意識をもった小林が聞き入れるはずがない。
「あなたが…広川さんに何を吹き込んだのかは知りませんが…クラスに有害な存在なのはわかっています。」
そう返事した後、2番機は11番機に全力接近する。一瞬で距離を詰めた2番機は11番機を殴り倒そうとする。ドガン!という重い金属同士がぶつかり合う鈍い音が辺りに響く。がはっ、と田中から息が漏れる。11番機はのけ反ったものの、倒れなかった。
「どうして!? どうして私たちの邪魔をするのですか!? 広川さんは、広川さんは!」
小林はそう言いながら、11番機を殴り続ける。田中は11番機に搭乗しているため、機兵と神経接続されているが、直接体に痛みが来ることは無い。代わりに、機兵の状況が機械音声で告げられる。
―11番機兵 敵機攻撃範囲内-
控え目な女子とは思えないほど力が強く、11番機にダメージを与え続けている。田中は、次々と襲いかかる攻撃を倒れずに堪える以外の事は叶わない。確実にダメージが蓄積していき、機械音声はさらに機兵の状況を述べる。

コメント専用アカウント (プロフ) [7月7日 23時] 2番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

―11番機兵 ダメージ過多 搭乗者は直ちに敵機の攻撃を終了させよ―
職員室からの通信が届く。それはいつもとは異なる、感情のこもった声であった。それほどの緊急性を持っていたのだろう。
「広川! シールドリペアだ!」
「は、はい!」
20番機兵は背中の修復ドローンを射出する。それは、対象を回復させる支援兵装であり、対象は当然田中であった。
突如、11番機兵の無数の亀裂、へこみ、その他の飛び散っていた部品が元に戻っていく。その光景に驚いたのか、2番機は攻撃をやめる。次に20番機兵を見つめる。
「広川さん…? なぜ…こんな奴の修復を…?」
田中を馬鹿にし続ける小林に腹を立てた広川は声を大にして、小林を叱り付けるようにして続ける。
「田中クンは唯一僕の事を見てくれるんだ! キミみたいな軋んだ好意じゃなくて…純粋に僕を見てくれる。」
「広川…さん? あなたは本当に、広川さんですか…?あなたは、広川さんじゃない、あの優しい広川さんじゃない! 広川さんならこんな奴の味方んてしない!! クラスをこんなにがっかりさせるような人じゃない!!」
自らの中で問答し、あらぬ被害妄想を作り出し、小林は広川の20番機兵に襲いかかった。
「きゃああああああ!!」
まるで女性のような悲鳴をを広川は上げる。2番機兵は、小林の手によって、20番機兵を11番機にしたように殴り倒そうとする。20番機兵の部品が飛び散り、空に浮かんでいた脚は地に落ち、20番機兵は倒れる。
「あなたが悪いのですよ? こんなクズを守ろうとするから、あなたはオシオキされるのです。うふ、ふふふふふふ、アハハハハハ!」
小林はやはり、まともな思考回路を破壊されている。破壊した犯人は、広川と、田中の二人の脳内のICである。そう、小林は何の罪もないのである。だが、だからといって小林を見逃してよい理由にはならない。
「好きにはさせんぞ!」
2番機の背中に、11番機のデモリッシュブレードを食い込ませる。耳障りな金属音と共に火花が散り、一瞬にして2番機に壊滅的なダメージを与える。
「あぎゃああああああああ!!! ぎゃあああああああ!!」
小林の断末魔が広川と田中の思考を刺激するが、すぐに断末魔は途切れ、代わりに機械音声が耳に入る。
―2番機兵 耐久限界 機兵操縦 緊急解除―
2番機は機能停止し、すぐ横に青白い光と共にセーラー服を身にまとう小林が投げ出される。
ゼエゼエと荒い息をし、四つん這いの状態で2機を睨みつける。が、それは一瞬であり、すぐに小林はどこかへ走り始める。無人の2番機も形状がゆがんだかと思うと、視界から消えた。

コメント専用アカウント (プロフ) [7月7日 23時] 3番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

「2番機は私が修理ドックへ転移させた。」
職員室からの通信であった。それに反応するかのように広川は職員室に向けて機兵の修復を希望する。
「先生、機兵を修復しても?」
「構わん。」
許可を得れた広川は、20番機兵の横に光と共に転移する。身長160cmもない小柄な男子だ。顔も女顔であり、女子ほどではないが髪も長い。女装すれば女子だと思ってしまうだろう。
数秒後、20番機兵もどこかへ転移する。まき散らした部品はそのまま残っている。修理ドックは有能な修理屋であり、十分もすれば、元の状態の20番機兵が出撃可能状態になるだろう。
「田中クンは?」
広川は田中に声を掻けるが、田中が口を開く前に職員室からの拒否の通信が届く。
「いや、20番機が不在なうえ、これ以上、機兵が減ると誰がここを防衛するのだ?」
「わかった。続行するぞ。」
その一瞬のやり取りを見た広川は心配の意見を述べる。
「あまり無理はしないで…君は敵陣に突っ込むんだから…」
広川がそういった矢先、再び職員室が述べる。
「機兵信号を確認した、今度は15番機と17番機だ」
続く?

コメント専用アカウント (プロフ) [7月7日 23時] 4番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

以上、僕の妄想でした。僕の状況描写のいい練習になりましたかね?

コメント専用アカウント (プロフ) [7月7日 23時] 5番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

すごいです!とても伝わりました!かっこいいです!
とてもいい練習になったと思います!

黒髪の白雪姫#❄️🍎 (プロフ) [7月8日 11時] 6番目の返信 スマホ [違反報告・ブロック]

脚本
「...なんだこれは!?」
ある一人の男が低い声で叫んだ。威勢の良い声が部屋中に響く。
男は''脚本''と呼ばれる書物を読んで叫んでいた。脚本には主人公がどのように行動し、どのようなイメージで、このように発言する。といったようなものを記したいわば台本のようなものであった。これは男にとって所属している組織の存続にかかわるものであった。この脚本に書かれている主人公の行動は、所属員を容赦なく犠牲にしていくもので、今までのその残虐なやり口、行動、発言がピッタリ一致している。もちろん犠牲になった所属員もこの脚本の中で登場しては主人公に狩られた。このまま主人公の活動が続けば、組織は確実に滅ぶ。男は解決策をこの脚本に求めた。
しばらくこの脚本を読み進めていくと、先ほど自らが発した叫び声が載っていた。絶句した。男は背筋が冷えていく感覚に襲われた。そこには、これから男の身に起きるであろう出来事がしっかりと書かれていたからであった。まもなくこの部屋に主人公が来る。
「嘘だ!...そんな!!」
脚本にも載っていた絶望から出た言葉を言い終えた瞬間、部屋のドアが勢いよく開いた。男の視界の端に主人公が映る。
が、それは一瞬で眼にも止まらぬ速さで主人公は男の後ろを取り、手慣れた動きで男の首を締めあげた。
「...ぁ...が.......」
喉が締め付けられ、気管と頸動脈が閉塞し、眩暈と息苦しさに喘いだ。初めは暴れていた体も、徐々に力が入らなくなっていく。やがて男は意識を失った。
それきり、男は意識を取り戻すことは二度と無かった。
ザコキャラはこうして世界に一人だけの主人公のために命を消耗品のように消費される。

コメント専用アカウント (プロフ) [6月29日 20時] [固定リンク] PCから [違反報告・ブロック]

最後の言葉がこのストーリーを絞めていて素敵です!!

黒髪の白雪姫#❄️🍎 (プロフ) [6月30日 17時] 1番目の返信 スマホ [違反報告・ブロック]

そうだ!!、黒髪さんのブログで色々企画系のやつで小説大会とかやりません? いや、小説大会だけじゃなくて...
歌詞やイラスト、いいね分け、手書きメッセージ、誕生日、バトン、これらのパターンの中にもっと新しい発想の物やりましょうよ!

コメント専用アカウント (プロフ) [6月19日 22時] [固定リンク] PCから [違反報告・ブロック]

とても素敵なアイディアですね!!
是非やりたいです!
どんな企画にしましょうか♪

黒髪の白雪姫#❄️🍎 (プロフ) [6月20日 8時] 1番目の返信 スマホ [違反報告・ブロック]

僕の半年に一回くらいの片頭痛を小説っぽく書いた(つもり)

コメント専用アカウント (プロフ) [6月13日 16時] [固定リンク] PCから [違反報告・ブロック]

既にwordで書き置きしていたので早く書けました。

コメント専用アカウント (プロフ) [6月13日 17時] 14番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

僕のひらめきを吐き出す環境をご提供していただき誠にありがとうございます。

コメント専用アカウント (プロフ) [6月13日 17時] 15番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

とてもリアルで当時の頭痛などがとても伝わりました。
いえいえ!
むしろこちらこそです
こんな私にで良ければいつでも吐き出しに来てください♪

黒髪の白雪姫#❄️🍎 (プロフ) [6月14日 13時] 16番目の返信 スマホ [違反報告・ブロック]

黒髪さんも片頭痛はあるんですか?

コメント専用アカウント (プロフ) [6月14日 15時] 17番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

コメント専用アカウントさんのとは少し違うかもですが私神経が少し弱いのでなにか不安後とがある度に頭痛を起こしてしまうんです(>_<)
なので頭痛の痛さなどがとても伝わりました

黒髪の白雪姫#❄️🍎 (プロフ) [6月14日 16時] 18番目の返信 スマホ [違反報告・ブロック]

過去の自分は存在するのでしょうか?
時間が過ぎるとそれ以前の世界は存在するのでしょうか?

コメント専用アカウント (プロフ) [5月29日 18時] [固定リンク] PCから [違反報告・ブロック]

質問にちゃんと答えられたでしょうか…

黒髪の白雪姫#❄️🍎 (プロフ) [5月30日 10時] 7番目の返信 スマホ [違反報告・ブロック]

なるほど、参考にします。 中二臭い文章に真面目に返信をもらえてうれしいです。

コメント専用アカウント (プロフ) [5月30日 17時] 8番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

お役にたててうれしいかぎりです!

黒髪の白雪姫#❄️🍎 (プロフ) [5月31日 10時] 9番目の返信 スマホ [違反報告・ブロック]

もしかすると世界には時間というコードが存在し、自らにもコードが存在し、なおかつ世界のコードと自らのコードがピッタリ一致することで未来の自分とも出会わず、過去の自分にも出会わないのでしょうか?
例:2006年生まれの人間は2006年以後の世界にしか存在しない、さらに、自分がこの世に存在し始めてからの秒数と世界の2006年以後の経過秒数ぴったり一致している
など。
わかりづらくてすみません。でも僕はこういうことを考え続けるのが好きなんです。

コメント専用アカウント (プロフ) [6月5日 20時] 10番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

なるほど…!
そういう考えもありますね!
全然大丈夫ですよ!
私もこのようなお話を聞けて嬉しいですし、考えるのも楽しいですから♪
またなにかありましたらお話聞きますよ♪

黒髪の白雪姫#❄️🍎 (プロフ) [6月6日 9時] 11番目の返信 スマホ [違反報告・ブロック]
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