Melo*のボード
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ある日のじめじめとした夕方の事であった。
久しぶりに晴れた日の仕事終わりにいつもの様に帰ろうとしていた。
明日は7月の終わり。
今月もたくさんのお話をみなさんに読んで頂いた。
出会い編なんかも気にかけてくださる方、お気に入り登録してくださる方もいて、週末は少し時間ができるから更新できそう。
「水花、帰りに何か冷たい物を買っていこうか」
作者がそういうと、いつもなら嬉しそうに
『そうですね！アイスと、ジュースと…お菓子も買っていいです…？？』なんて駆け寄って来るのに、姿は無い。
心は燃える様にヒリヒリした。
スマホに飛び込んできたニュースは俄には信じがたい。
今日の動画はどうなるんだろう？今日のラジオは？生放送だよ？
今日1日誤魔化せたとして、明日は？毎日投稿でしょ？明日は良くても、その次は？？？
分析班から心配する連絡を受け取る。
「まだ、よくわからない。ドッキリかも知れないし」と、素直に答える。
家に帰っても水花の姿はない。先に帰ったのかと思ったが。
夜にトミーくんの動画が上がり、
ドッキリだと言ってくれたら辛いのは一瞬で済むのに、なんて思ったが、
淡く期待した言葉は与えられず今に至る。
唯一の救いは、
きっとさっきあげられた日常を編集したのはトミーで、"水溜りボンドが編集している毎日投稿"が、
"どの動画にも欠かさずカンタさんが出ていた毎日投稿"が、
何か悪い事をした訳でも無いのに、今日途絶えてしまわなくて良かった。
このジャンルの夢小説の作者がすぐ投稿を止めてしまう理由が解った気がする。
傷付くのは辛い。
頑張ってうまく良い方に解釈出来るようにして来たけど、真実の方が圧倒的に情報量が多くて分かりやすくて辛辣なんだから。
…と、所謂、推しのスキャンダルに打ちひしがれる作者の話。
Melo* (プロフ) [2020年7月30日 23時]
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