玲於パレス⚓️🤟🐷のボード

玲於パレス⚓️🤟🐷のプロフィール | 発言 (玲於パレス⚓️🤟🐷の最後の書き込み: 「玲於のもう一つの名前...」 @玲於パレス⚓️🤟🐷のボード [2018年8月7日 12時] )

メッセージ一覧

『狂った愛』
俺は彼女が出来た。明日はオフということで、
[今日家に来ねぇ?]
LINEにメッセージ送るとすぐ分かったとハートマークを大量発生させて帰ってきた。
「玲於も恋する歳かぁ!」
「うわぁっ!?」
スマホを覗き込んだ亜嵐くんはこついてくる。うっさい、と怒鳴ってバッグを背負い楽屋を出た。
「玲於くぅん!」
出待ちしてくれた様で出た瞬間近付いて来てくれた。
話しながら家に付くとキッチンに立って色々作ってくれる。こんなに良い彼女なのにただ一つ、ひとつだけ気にする所が、それは...
「あのさ、今日はさどうだった?」
控えめに聞いてくるのはいつも、会えない日もLINEで聞いてくる。
「君が居るんだから何もないに決まってるでしょ、」
ちぇっ、と言う。どうやら彼女は俺と亜嵐くんが《付き合う》のを待っているらしい。最初は「実はね亜嵐くんと仲良くしてる玲於が好きなの」と言われた程度だった。何かの冗談だと思っていたのに最近は早く告白しなよ、とかキスはもうしないの、とか。マジらしい。そろそろ怖くなってきた。でも彼女に惚れてしまったから仕方がないかもしれない。
そしてオフの日。彼女が自分の家が良いと言い出したので家に言っ

玲於パレス⚓️🤟🐷 (プロフ) [2018年3月12日 21時] [固定リンク] PCから [違反報告]

行った。すると寝室行ってよと言われはぁ?と言いながらも女の子らしいピンク多めの寝室に入りベッドに座ると少し遅れて彼女が入ってきた。
「動かないでよ?」
「意味分かんな...」
カチャ、と音が鳴った瞬間に両脚に感じる硬く冷たい感覚。まさか...と思い脚を見ると足枷が長い鎖でベッドの脚とつながっていた。
「ふざけん...『亜嵐とつながってくれない玲於が悪いんだからねっ、』はぁっ!!?」
「私のこと好きなら早く言うこと聞いてくれたらよかったのに、玲於ったら無視するんだもんっ!」
何も言い返せない。でも俺も亜嵐くんもお互いに恋愛感情を持っていない事は確かだ。無理矢理付き合うなんて出来る訳がない。
「俺亜嵐くんの事好きじゃないし。」
「じゃあ付き合ってから好きになればいいじゃない、」
このままだと何を言ってもすぐ返されてしまう。言い合うだけ無駄だ。そんなことより困るのは仕事だ。いきなり居なくなったらメンバーもファンもきっと心配する。それどころか警察沙汰になるだろう。
「警察動く前に亜嵐呼び出して付き合ってねー?」
それだけ言ってリビングに戻っていった。俺も行けるのに動けなかった。
きっと亜嵐くんに迷惑掛かるだろう。

玲於パレス⚓️🤟🐷 (プロフ) [2018年3月12日 22時] 1番目の返信 PCから [違反報告]

どうしよう...。
スマホを持って亜嵐くんの個チャを開く。ここに来て、それだけ打てばいいのに打てない。
そんな日が続きメンバーからの通知がどんどん溜まっていく。その中には勿論亜嵐くんからのメッセージもある。
ニュースにもなる程で、もう頭はいっぱいいっぱい。
そんなとき、いきなり入ってきて痺れを切らしたらしい彼女が俺の手からスマホを奪い俺の手を後ろで縛り目を布で覆いパシャ、と絶望的な音がした。
「送信完了っとと、今すぐ来るって、」
そう言ってそれ以降無言で亜嵐くんを待った。
待って、来ないで。来たら酷い目に合うことは分かってるから。
そんな俺の気持ちは無情にもインターホンが鳴った。彼女は嬉そうにはぁ~い!と言って俺の隣を離れた。
待て、来るな、ダメ。
「玲於、?どこ、!?」
ガチャリ、と扉が開いた途端足早に体が強く揺さぶられた。そして視界が明るくなり手が自由になった。
「玲於!大丈夫?俺のこと分かる、?」
抱きしめては頭を撫でられる。
駄目だって、そんなことしたら、
「感動的な再会をありがとねっ!」
「お前...っ!」
彼女が入ってきて亜嵐くんがこれでもかというほど睨み付ける。
「足枷の鍵はここ、でも条件があ

玲於パレス⚓️🤟🐷 (プロフ) [2018年3月12日 23時] 2番目の返信 PCから [違反報告]

るの。」
「条件...?」
亜嵐くんが真面目に捉える。駄目だって、亜嵐くんが亜嵐くんじゃなくなるよ。
「玲於と付き合って、」
「は...?」
「玲於と付き合ってここでやって、それが条件。」
「お前何言って『あーぁ、亜嵐君が頑張れば玲於も解放されるよ?』っ...」
「もう、もう止めろよ!俺も亜嵐くんもそんな恋愛感情ねぇし亜嵐くんにも拒否権はあるだろ!?」
痺れを切らして怒鳴る。でも亜嵐くんが俺の口を手で塞ぎ腕を引っ張って押し倒した。
「...俺は大丈夫。だから、耐えてね、玲於。」
「んっ、ん...」
そこからの記憶はちぎれちぎれにしか無い。ただ亜嵐くんが見たこと無い顔をしていた事だけは覚えていた。

玲於パレス⚓️🤟🐷 (プロフ) [2018年3月12日 23時] 3番目の返信 PCから [違反報告]
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