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(出会い目的の書込は法律で罰せられます→ルール)

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空の蒼を見ていられなくて、屋上を歩いていたところ、中庭の方に人影が見えた。
「……あれ、もしかして愛音かな」
そう呟いたとき、ちょうど授業が終わったらしく、鐘の音が響く。しかし人影が動く様子はない。
……大丈夫だろうか。
ふと不安になり、柳は行ってみることにした。

ペンネグラタン (プロフ) [2017年5月5日 23時] 28番目の返信 携帯から [違反報告・ブロック]

「起きろ..起きろって」
.
揺らされる身体、重たい瞼に劈く頭痛。私はそんな不快感に襲われながら、目を薄く開く。
其処には先程私が逃げ出した彼の顔が映っている気がした。視界が揺らいでよく見えない。こんな所で眠るべきではなかった、と自分を恨む。
.
「えっ...と?」
「まさか寝惚けてるのか?俺は柳。此処じゃ寒い。起き上がれ」
.
……ああ、やってしまった。
そんな想いを抱え、私は暫くベンチで悶え転がっていたのだった

白音 (プロフ) [2017年6月1日 21時] 29番目の返信 スマホ [違反報告・ブロック]

「おい……? まさか怪我でもしたのか?」
踞っている愛音の姿をそう捉えた柳が焦り出す。
「だったら保健室に」
「だ、大丈夫ですっ」

ペンネグラタン (プロフ) [2017年6月1日 21時] 30番目の返信 携帯から [違反報告・ブロック]

愛音は慌ててそう言い、立ち上がる
その時の拍子にグネったがそこまで痛くない。マシな方だ
.
「ほ、本当に大丈夫です!」
「…大丈夫がお前の口癖なのか?さっき、足をくじいんたんじゃないのか?」
.
何故、何故にバレている…。愛音は背中から冷や汗を流した。
彼女はもう降参だと言うばかりに、溜息を吐いた

白音 (プロフ) [2017年6月10日 10時] 31番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

「運ぶから、ほれ」
しゃがんで背を向ける。
「え、えぇっ!?」
不満げな声を愛音が上げるが、足、痛いんだろ? と今一度言うと、観念したようにおずおずと、背中に重みを預けてきた。
うー、と後ろで唸っているが、何か不満があったのだろうか?
「姫抱きの方がよかったか?」
「違います!!」
あ、思ったより元気だ、とちょっとほっとしながら保健室に着く。
柳というのは弟のことばかり頭にあるため、てんで女心というのには理解がない。母親が非道なところがあるため、理解しようとしなかったところにも要因はあるだろうが。

ペンネグラタン (プロフ) [2017年6月10日 22時] 32番目の返信 携帯から [違反報告・ブロック]

……追尾られている?
クランはなんとなく後ろの人の気配が気になった。
もしその予測が合っているのだとしたら、とんだ失敗をしたものだ。盗聴もそうだが、追跡される方が厄介だ。
このまま仲間の元に帰るわけにもいかない。
クランは仕方なく、帰るのとは別方向に歩き始めた。

ペンネグラタン (プロフ) [2017年5月15日 1時] 64番目の返信 携帯から [違反報告・ブロック]

「ねぇ、あの子の居場所は掴めたの?」
.
英理は仮眠室から顔を出す。眠たそうに目を擦る英理に対して、徹夜なのか隈を作った部下は答えた。
.
「○○区にて小沢が発見しました」
.
そう。と言って出掛ける準備をする英理。…何やら、怪しい液体を持っている

月海 (プロフ) [2017年5月15日 7時] 65番目の返信 スマホ [違反報告・ブロック]

……どうも居心地が悪い。
追跡より質が悪いかもしれない。感じる目、目、目……監視、だろうか。
拘られる理由がてんでわからない。
それともいっそ、あの女研究員を殺してしまえばいいのだろうか。無駄な殺生は主義に合わないが。

ペンネグラタン (プロフ) [2017年5月15日 20時] 66番目の返信 携帯から [違反報告・ブロック]

「みつけた」
.
そんなことを考えていたクランの背後で声がする。沢山の研究員を連れた英理がクランの肩を掴んだ。まるで、抵抗するな。というように

月海 (プロフ) [2017年5月15日 21時] 67番目の返信 スマホ [違反報告・ブロック]

……さすがに分が悪い。
が、逃げるだけならどうにかなるだろうか。
「……捕まえたいなら手錠や結束バンドをおすすめします」
言うと、服の中に隠し持っていた折り畳み式のナイフで肩を掴む英理の手を刺した。
「っ!?」
英理と周りに動揺が走った一瞬でクランは英理を蹴り倒し、近場の家の屋根に飛び上がった。
わざと音を立てて民家の屋根の上を走れば、何事かと家から人が出てくる。
クランはナイフに着いた血を拭き、拭いた紙に火を着け、空に投げる。
人々は火を見て火事だ、と叫んで騒ぐ。英理たちも都合よく問い詰められているようだ。
とんずらをこくには充分だろう。

ペンネグラタン (プロフ) [2017年5月15日 22時] 68番目の返信 携帯から [違反報告・ブロック]

Hello,shootingーstar

ペンネグラタン (プロフ) [2017年3月20日 1時] [固定リンク] 携帯から [違反報告・ブロック]

「僕が業のこと、忘れたくなかったからだよ」
奥田さんにこの話を提案された、という覚えはない。けれど、彼女の性格から考えるに、無断で手術を決行したというのは考えにくい。
よほど僕の精神状態が正常ではなかったのだろう。
……それくらい、
「破綻するほどに、僕の中の業の存在も大きかったんだよ」
そう、彼の赤い瞳を見上げた。
*
破綻はしてほしくなかったんだけどなぁ。
渚の言葉に嬉しいような悲しいような、複雑な心境で苦く笑うしか、俺にはできなかった。
「ある意味、業の判断は正しかったんだと思うよ」
「……そうなのかな」
俺の会いたいというワガママで会えただけかもしれない今、星の中で渚は言った。
「一度忘れなきゃ、僕はこうして向き合えなかった」
ずきりと痛みが走った。
「忘れることも、忘れられることも、悲しくて寂しいことかもしれないけどね、……業は、正しかったんだよ」
少なくとも僕は救われた、と渚は笑った。

ペンネグラタン (プロフ) [2017年5月3日 16時] 38番目の返信 携帯から [違反報告・ブロック]

できることなら、渚には夢を見続けてほしかった。
俺のいない、楽しい夢を。
でも同時に、夢のようにあっという間に過ぎ去った、あの頃の……中学時代の日々を、見つめ続けていてほしかった。
*
結局、俺たちとあの中学の一年間は切り離せなくて、
俺だって願ってしまった。
あの頃のように渚と二人して並んで、なんでもない話の中に、暗殺計画とか交えて、
届かなくても、星のように煌めく君を、ずっと傍らで見つめていたかった、なんて。
*
*
*
渚も『夢』を見られるのなら、俺だってそんな夢をずっと、見続けていたかった。
*
*
*
*
*
もっと早くに、自分に素直になっていれば、こんなに苦しまずに済んだのかもしれない。
俺も、渚も。
*
「俺が、正しかったなんて、俺には断定できないよ。俺は記憶を失った渚をこんな姿で見つめ続けて苦しかったし、星空を眺めていつも不満そうにキャンバスを畳む渚も苦しそうだったから」
渚を安らげるために押し通した、記憶に関する手術の法案。
俺の目からは、全てが無意味だったように思えてならない。
悔恨を噛みしめていると、ほんのりと頬に温もりが沁みた。

ペンネグラタン (プロフ) [2017年5月6日 1時] 39番目の返信 携帯から [違反報告・ブロック]

「でも、こうして会えた」
業の頬に手を添えて、口から出た一言はなんてことない、ありふれたものだった。
けれど、今はそれが全てに思えた。
「いつか、殺せんせーが言ってた。過去の教訓から学んで、人は成長するものだって。それはつまり、失敗しても、それは全部が間違いじゃなくて、いつかはわからないけれど、でも正解になるってことなんじゃないのかな。
えーと、こういうのを端的に表した名言があったと思うけど……」
度忘れしたなぁ、どうも決まらない、と思っていると、業がゆったりと口を開く。
「失敗は成功の母」
しっとりとした声が正解を紡いだ。
「そう、それ。今回のはそれなんじゃないかなって思う」
だってほら、
*
「嬉しいじゃん」
*
渚のその一言が、風と共に俺の体を吹き抜けて──なんだか、心地よかった。
「……そうだね」
確信した。
俺は間違っていなかった。
渚が、今を嬉しいと感じてくれているのなら、途中経過はどうあれ、間違いではなかったんだ。
それに、
──俺も今、幸せだ。

ペンネグラタン (プロフ) [2017年5月6日 1時] 40番目の返信 携帯から [違反報告・ブロック]

「いやぁ、にしてもなんだか懐かしいね。いつだったっけ、殺せんせーと一緒にアメコミ映画見に行った夜を思い出すよ」
「あっ、渚も? 俺もそれ思い出してたとこ。あの日も夜空は綺麗だった」
少し草の生えたグラウンド脇に二人並んで座って、空を見上げていた。流星群が、見る間に過ぎていく。
「……いいの? 渚。今日は描かなくて」
業が広げっぱなしのキャンバスをちらと見やって言う。いいんだ、と僕は少し弾んだ声で返した。
「僕に足りなかった存在(いろ)は、業だったってわかったから、もう描く必要、ないんだ。思い出せたし」
朝陽を見て、いつも瞼の中にちらついていた赤は、業の色だったんだ。
「……渚ってなんか、恥ずかしいことさらっと言うよね」
「えっ!?そんなつもりじゃ」
反論しようと振り向いて、業の手に触れ──息を呑む。
「業、手……」
それしか紡げなかった。
触れようとした体温は、確かにそこにある。けれどそれはもう輪郭を伴っておらず、もっと言えば、形を成していなかった。
ふと見れば、業の姿形も、薄らいだ影のようになりつつある。
「お星さまも無情だねぇ。時間制限つきなんて、先に言ってくれりゃいいものを」
当の業は……泣き笑いのような表情を浮かべていた。まあ、星に口なんてないから言えやしないだろうけどね、と夢のないことを嘯きながら。
「せっかく、会えたのに」
話したいことは山のようにある。そっちの仕事はどうだったんだとか、僕はそこそこ上手くやってるよとか。あの頃の、話とか……
「うーん、じゃあさ」
僕が悲嘆に暮れていると、業がぴ、と人差し指を立てる。口元には薄らいでいてもわかるほどの不敵な笑み。
彼が何か企んでいるときの表情だ。
耳を傾けると、彼は告げた。
「お星さまより、確実なものにお願いしようよ」

ペンネグラタン (プロフ) [2017年5月6日 2時] 41番目の返信 携帯から [違反報告・ブロック]

「星より確実なもの?」
僕にはいまいちぴんとこなかったが、業はおぼろげになった手で、空を指さした。
「空にある、最も有名な衛星さ」
「あ……」
微かな指先を真っ直ぐ追えば、今日も煌々と輝く、僕らの三日月。
三日月になってから、幾年が過ぎただろうか。もう、十年は経っているか。
きっともう、僕ら以外は、あの衛星が何故三日月になってしまったかの記憶なんて、風化して忘れてしまっただろう。
けれど、僕らは忘れない。あまりにも、思い出深すぎるから。
恩師の遺したようなものだから。
「殺せんせーならさ、なんか俺らの願いなら、なんでも聞き届けてくれそうじゃん」
「ふふっ、確かに、そうかもしれないね。じゃあ」
「……うん」
僕の拳と、業の消えかけた拳をとん、と突き合わせる。
「それなら、今度は月が綺麗な夜に」
*
会いに来るよ。
*
ここで待ってるよ。
*
*
*
*
*
その約束を、胸に刻みつけて、
僕は前に歩き出した。

ペンネグラタン (プロフ) [2017年5月6日 2時] 42番目の返信 携帯から [違反報告・ブロック]

インビンジブル カノ

ペンネグラタン (プロフ) [2017年2月18日 2時] [固定リンク] 携帯から [違反報告・ブロック]

・コノハがいない理由。
クロハ出したので勘弁してください。

ペンネグラタン (プロフ) [2017年2月18日 4時] 36番目の返信 携帯から [違反報告・ブロック]

・エネではなく貴音な理由
カノから抜けた『欺く蛇』の代わりに『覚ます蛇』が入ったため、エネになれない。

ペンネグラタン (プロフ) [2017年2月18日 4時] 37番目の返信 携帯から [違反報告・ブロック]

・セトの出番が微妙に少ない理由
ヒビヤと似た理由。能力で見つけてしまう。

ペンネグラタン (プロフ) [2017年2月18日 4時] 38番目の返信 携帯から [違反報告・ブロック]

・キドやアヤノ
カノの死に一番傷ついたから。

ペンネグラタン (プロフ) [2017年2月18日 4時] 39番目の返信 携帯から [違反報告・ブロック]

・マリーの出番が皆無に等しい理由
アザミや冴えるとの交渉のため。

ペンネグラタン (プロフ) [2017年2月18日 4時] 40番目の返信 携帯から [違反報告・ブロック]

僕が思いついたネタを書くところ。主に二次でカゲプロのやつ。

ペンネグラタン (プロフ) [2017年2月12日 1時] 1番目の返信 携帯から [違反報告・ブロック]

びーえる、ショタなどの地雷ありだし、原作崩壊甚だしいので閲覧注意。

ペンネグラタン (プロフ) [2017年2月12日 1時] 2番目の返信 携帯から [違反報告・ブロック]

カゲプロ以外も書くことにしたぞよ。

ペンネグラタン (プロフ) [2017年3月20日 1時] 3番目の返信 携帯から [違反報告・ブロック]

というかもはやオリキャラメモになっている。

(^ー^) (プロフ) [2019年3月1日 18時] 4番目の返信 携帯から [違反報告・ブロック]
(C) COMMU