腐ってる人限定の独り言
メッセージ一覧
シオン (プロフ) [2018年3月13日 19時] 2番目の返信 [違反報告]☆中也視点☆
コツコツコツ
また聞こえてきた。
最近、良く聞こえてくる誰かの足音。
其の音は必ず俺の部屋で止まり、一時してまた鳴り出す。
不気味ったらありゃしねぇ。
「(入ってきてくれれば捕まえれるのによ…)」
達が悪いと思うのは恐れているからなのか中に入ってこない事だ。
カチャン
鍵が開いた。中に入ってくる。
「(来いよ。逆に襲ってやる。)」
誰かが寝台の横に立ち、俺の口に布を当てた。
「!!ん~!!」
抵抗するが、動けないよう拘束されていて無理だった。
すると急激な睡魔に襲われ、倒れ込んだ。
意識を手放す直前に顔を見た。
俺を襲った犯人、其れは―――太宰だった。
シオン (プロフ) [2018年3月13日 20時] 4番目の返信 [違反報告]☆太宰視点☆
「ど、如何云う意味だよ!!何で俺はこんな…ってか、何で手前は俺を襲った!!?」
嗚呼、質問が多いなぁ。まぁ、可愛いから許すけど。
「意味は其のまんまだよ。君は私のモノだからだよ。末路は変えれない。そして襲った理由、其れは君が好きだからさ。私は君を愛してしまった。禁断の恋に落ちてしまった。だからこうするしかなかったのだよ。」
そう告げても、納得してない顔。可愛い。
そんなに私を見つめないでくれ。襲いたくなるだろ。
「!!やめてくれ!!其れだけは…!!」
中也が嫌がるのは当たり前だよね。だって、納得してない状態で、元相棒が“ナイフを振りかざしてるんだから”。
シオン (プロフ) [2018年3月13日 23時] 5番目の返信 [違反報告]☆中也視点☆
何が如何なったらこうなるんだ?
「…あ、あのよ、太宰?何でお前は………俺に抱き着く!!」
先刻まではナイフで○ぬんじゃ無いかとヒヤヒヤしていたのに、急に抱き締められて、其れから離れなくなった…。
「決まってるよ。君を私のものにするためだよ。私の中也は、私から離れちゃいけないの。」
あからさまに怪しい台詞。否、仕事あんだけど。無理だろ。お前とずっと一緒なんて…。
「あ、そうだ。中也、森さんに組織を抜ける連絡してね。君は私の指示だけ聞いていれば良いんだから。」
……………は?
否々!!俺は抜けねぇからな!!
ってか、何しれっと人の携帯開いて電話かけようとしてんの!!
シオン (プロフ) [2018年3月14日 17時] 6番目の返信 [違反報告]☆中也視点☆
「はい。森さんが出たら私が云った様に云ってね。じゃないと・・・、分かってるよね?」
太宰は怪しい笑みを浮かべて云った。怖い・・・。俺の心の奥底から思ったことだ。
森「もしもし、中也君。如何したんだい?」
電話越しから聞こえてきた首領の声。
(真剣な話があります。)
「し、真剣な話があるんですけど・・・。」
言葉を俺なりに代えながらも、恐怖から耐え、云われた通りに云った。
森「なんだい?」
(マフィアを抜けようと思います。)
「ま、マフィアを、抜けようと、思ってます・・・。」
其の瞬間、首領の声が急に低くなった。
森「詰まり、死、にたい。と云う事かい?」
マフィアの掟を忘れた事は一度も無かった。
太宰だってそうの筈。なのに何で・・・?
頬を伝って流れてきた涙。
俺の中の恐怖がよく分かる。
「・・・、すみません・・・。」
それしか、云えなかった。
シオン (プロフ) [2018年3月14日 20時] 7番目の返信 [違反報告]☆森視点☆
中也くんの様子が何処か可笑しい。
理由は分からないが、何かに怯えているような、震えた声が電話を通して聞こえてきた。彼の身に何かあったのだろうか?
森「中也くん。何かあったのかい?何かあったのであるなら、云いなさい。直ぐに助けよう。」
少し沈黙が訪れた。やがて…、
「!!やだ!!嫌だ!!止めろ!!止めろ“太宰”!!」
中也くんの怯えきった声と、“太宰”と云う名を口にした言葉。
森「太宰くん、其処に居るのかい?」
「……中也、君は何でゲームを楽しませることしか考えられないのかな?」
太宰くんの声が聞こえた。何処か嬉しそうな声だった。
…太宰くんが中也くんを誘拐したのか…?
そんな考えが過った。
シオン (プロフ) [2018年3月16日 0時] 9番目の返信 [違反報告]☆太宰視点☆
「!!ぁぁぁぁあああああ!!///やっらぁぁぁぁあああああ!!///」
中也の声が辺りに響く。防音が備わってる部屋で良かった。←
「可愛いよ中也。もっと鳴くんだ。私に君の可愛い鳴き声をいっぱい聞かせておくれよ。」
怪しく微笑めば、中也はまた肩を跳ねさせ、涙目でこんなことを云ってきた。
「だざ、い///せめて、鎖とか外してくれよ///動きづらい///手首とか足首のやつだけでいいから///なぁ?///」
止めてよ其の目。もっと悲鳴が聞きたくなるじゃないか。
「分かったよ。足枷だけは外してあげる。でも手枷は外さない。今の中也がエ口いから。」
そう云うと、顔を真っ赤にして、涙を溢しながら小さく、迚小さく縦に首を振った。