107
『あらら』「そうかな?」海知は首を傾げている。
「難しい話は苦手や……」呟く
「あー、ごめん」苦笑する。
「いや、えぇよ」苦笑する
『二人とも、いいねえ』「もー、祐さんったら」何かしら読み取ったのか海知はまた苦笑する。
「ん?」首を傾げる
『仲良しはいいねえ』「もう、そんなこと考えるくらいならちゃんと自分の気持ちに素直になれば良いじゃない」『それは言わないお約束ー』祐は笑っている。
「……?」首を傾げたままだ
「……祐さんね、声が出てたなら自分から告白したかったーっていつも考えてるの。で、僕らのこと見て、こういう関係になりたかったーって思ってたの」苦笑しながら教える。
「……なるほどなぁ」頷く
ユーザ登録画面に移動