亡者狩りと歪んだ世界

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「おーおー…ずいぶんボロいところだなあ」
「ほんとだー!幽霊とか出そうだねッ!」
2人の獄卒がボロボロのビルに入っていこうとする。1人はランタンを持ち、1人は口笛を吹きながら楽しそうに歩いている。

るーろん (プロフ) [2015年12月28日 17時] [固定リンク] スマホ [違反報告]

「わ、まったく正反対な人がボロボロのビルに入ってく…獄卒かな?」
遠くから、そんな二人を見かけた女。彼女もまた獄卒である。物騒な斧を片手に持ち、ほぼ引きずるような形で持ち歩く彼女は、今は二人の様子を伺うべく、物陰から覗き見ていた。

來羅 (プロフ) [2015年12月28日 17時] 1番目の返信 スマホ [違反報告]

「………」
「らんたーん?どーしたー?」
「なんかいないか?」
不思議そうに辺りを見回す少年

るーろん (プロフ) [2015年12月28日 18時] 2番目の返信 スマホ [違反報告]

「やっばいバレたかなぁ?」
聞こえない程度の声で呟く。ヤバイ、とか言っているが、当の本人はこの状況を楽しんでいる。
__本当に彼女は獄卒なのだろうか?

來羅 (プロフ) [2015年12月28日 18時] 3番目の返信 スマホ [違反報告]

「らんたんの見間違えでショー!早く亡者やっつけて帰ろーよ〜」
「………」
納得いかない様な表情をしながら歩き出す

るーろん (プロフ) [2015年12月28日 18時] 4番目の返信 スマホ [違反報告]

「狩りに行くのかな…」
独り言を呟き、コッソリと後を追う。
斧の引きずった音を起てないように気を付けて、だ。

來羅 (プロフ) [2015年12月28日 18時] 5番目の返信 スマホ [違反報告]

「もーじゃさーん、どっこでっすかあー?」
「………やっぱり何かいる」
少年は振り返ると暗い闇を目を凝らすように睨む

るーろん (プロフ) [2015年12月28日 18時] 6番目の返信 スマホ [違反報告]

「……あの人、鋭いなぁ」
楽しそうに呟いて、闇に隠れる。そして辺りを警戒する。
亡者はどこから出てくるかわからないからだ。

來羅 (プロフ) [2015年12月28日 18時] 7番目の返信 スマホ [違反報告]

「もー!そんな所にいる訳が………あ、もしかして…亡者だったりするかなあ?」
イヒヒッと不気味に笑うと闇に近く

るーろん (プロフ) [2015年12月28日 18時] 8番目の返信 スマホ [違反報告]

「あーもーいいや」
そう言うと、彼らに近付く。
「ざーんねん、私は亡者じゃないよ」
そう言って姿を現したのは綺麗な水色の目を持った少女。

來羅 (プロフ) [2015年12月28日 18時] 9番目の返信 スマホ [違反報告]

「わっ!…あれ?亡者じゃないんだ〜ざーんねん」
「なんだよ…驚かせんな…」

るーろん (プロフ) [2015年12月28日 18時] 10番目の返信 スマホ [違反報告]
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