亡者狩りと歪んだ世界
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アルト (プロフ) [2015年12月26日 18時] [固定リンク] [違反報告]「ヒノキ爺さん。」
「おう、なんじゃ?ユウギリ。」
彼らは世にも珍しい獄卒と亡者のコンビである。
ヒノキ爺さんと呼ばれているのは亡者の大仙檜木。死亡年齢78。先の第二次世界大戦を生き残った元軍人で、獄卒的に協力的。逃げを悪いことと考えている。
ユウギリと呼ばれているのは獄卒の霧島ユウ。見た目の年齢は22。彼らは孫と祖父ほど年が離れているように見えるが地獄では名コンビとして名が知れ渡っている。
「…今日も…亡者を狩りに…行かないか?」
「狩るなんてそんな物騒な言い方はダメじゃよ。連れ戻すというんじゃ。」
「…分かった。行こう…」
今日も彼らの「狩り」は始まる…。
來羅 (プロフ) [2015年12月27日 21時] 1番目の返信 [違反報告]「あっれぇー?巷で噂の名コンビ?!スッゴォーイ!初めて見たかもー!」
大声と共に姿を現したのは暗い緑色の獄卒服を来た少女。
彼女もまた獄卒ではあるが、高すぎるテンションやその他もろもろの普段の性格からは、本当に獄卒なのか疑いたくなるほどだ。だが、彼女は任務はしっかりこなすという、意外と真面目な性格だ。仕事ではの話だが_。
彼女は彼らの行動を見て、狩りに行く前なのか、とかボンヤリと考えた。まあ、そんなことはどうでもいい。彼らが狩りに行くなら、それを見てみたいと、ただそう思った。好奇心からだろう。
「ねぇねぇ、二人とも狩りに行くの?着いてっていい?」
ニコニコとしながらドストレートに言う。彼女のモットーは恐らく直球に、だろう。