か。
「姉さん眉間にシワよってるー」ぐりぐりと薺が桃花の眉間を押している
「Dom寄りつってたけど、結局switchなんだから、反応しちまうのか」リクヤが言う。
「そうよ。悪い?」桃花が嫌そうに言う
「別に悪かねぇさ。むしろ悪いのは俺の方だな」「わかってるじゃない」「るせぇ」
「……」ふん、と鼻で笑ってあらぬ方向を見る
アイラが出てくる。「はい、サンドイッチ。持ち帰り分はもう少し待ってくれ」
「ありがとうございます」礼を言う
僅かに頭を下げ、アイラは奥に去っていく。リクヤとは対照的な優しいグレアが残った。
「………」ふうん、と桃花は呟く
ほう、とアルファナが溜め息を吐く。リクヤは気に入らなさそうだが、どうにかグレアを抑えている
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