ち、
「…まぁ、誰もかな、何もしない僕に価値なんかなかったから
「価値……」
「価値。誰も見向きもしない」
「そっか……」
「……きらいだよ」笑う
「価値が、ないものが?」
「自分も、価値のないものも。嫉妬、しちゃうから。なんでそんな価値のないものには目を向けるのに僕にはその目を向けてくれないの?見てよ、僕はここにいるんだよ。まぁーーーどうせ価値のない僕だから、あの人達は僕を見なかったんだけどさ」笑う
「……命だって一つの価値なのに」
「命そのものに価値はないよ。じゃあなぜ子供はアリを踏み潰すんだい?価値があったらやらないだろ?」首をかしげる
「それは価値を理解してないからだと思うな」
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