泡沫の願いと共に––––
メッセージ一覧
See you , Everyone! (プロフ) [2017年1月23日 22時] 6番目の返信 [違反報告・ブロック]いえいえ、無礼なんてそんな。
成る程、ではそれでお願いします〜。受けは性格的にはみ〜ちゃむ様の蜜くんかな?と思っていたのですが、如何でしょう?
See you , Everyone! (プロフ) [2017年1月23日 22時] 8番目の返信 [違反報告・ブロック]承りました〜
そうですね、受け入れられて居るのは少々…。何方から始めましょうか?
666 (プロフ) [2017年1月23日 20時] 27番目の返信 [違反報告・ブロック]ふと、俺と同じ様なことをしている奴が目に留まる。……あいつは誰だろう。俺の知らない奴なんてそりゃ山ほど居るけれど、それでも顔に見覚えが無いのは変な気がする。
俺は色々と興味が湧いて、グラスを持ったまま相手に近付いた。
「どうも」
相手も俺に気付いた様だったから、取り敢えず愛想笑いを浮かべて挨拶をしておいた。……この時点で俺が作り笑いをしていると解るなら、経験的に此奴は面白い奴だ。
そうであることを望みながら、俺はグラスを持つ手と逆の手……左手を相手に差し伸べる。一応握手だ。
「君の名前は? 俺は零斗と言うんだけど」
See you , Everyone! (プロフ) [2017年1月23日 21時] 28番目の返信 [違反報告・ブロック]差し出された手を見詰め、解り易い溜め息を相手に向かって吐く。
「左手。愛想良い表情してんだからそう言う所にも気ぃ付けなよ」
作り笑いの件については気付いていない様だが、握手を求めるにしても手を間違えるなと言う事を苛立ったらしい。いやはや、その程度で憤慨する彼も彼なのだが。
いつの間にか手をスラックスのポケットに突っ込んで居る。握手はしない様だ。その代わりと言わんばかりに、彼は聞かれた通り名前を言った。
「檜山流紋、流れるに紋章の紋で流紋。呼びたいなら適当に呼んで」
彼の笑顔とは真逆の、関わらないで欲しいと言わんばかりの愛想の無さなった。
666 (プロフ) [2017年1月23日 21時] 29番目の返信 [違反報告・ブロック]「……面白いね」
左手をポケットに戻して、俺は軽く肩をすくめて見せた。小さく微笑んで彼との距離をほんの少しだけ詰める。……流紋、か。良い名前とか言う感想は無いけれど、性格やら人間性には興味が湧いた。
もう少しだけ近付いてみて、首を傾げた。彼からは、何だか俺にも似た匂いがする。勿論比喩だけど……どこか、雰囲気が似ているというか。
「君、このパーティー……というか同窓会に飽きてる?」
俺が感じてることを彼に尋ねてみる。
恐らくは肯定の言葉が返ってくるだろうとそう思った。疑う、ということは頭に無かったかな。だって流紋の瞳は、物凄く暇だって言っていたから。
まあ、俺もそうだけどさ。
See you , Everyone! (プロフ) [2017年1月24日 16時] 30番目の返信 [違反報告・ブロック]自らの心を零斗は言い当てた。確かに俺はこの同窓会には面白さを見出せていない。其処まで解り易い雰囲気をしていたかと心で首を傾ける。ふむ、良く解らないからそういう事にしておこう。
「面倒だし、煩わしいからね。パパに出席して来たらって言われたから来ただけ。パパに言われなきゃこんな詰まらない所来てないよ。どうせ、零斗もでしょ」
と自分の意思が無い事を伝えると、瞳を閉じて嘆息した。吐いた息に混じる少量の酸素は空気に溶け、何処かに消えて行った。
じっと開いた目で彼を見詰める。やっぱり俺と同じじゃ無いか。