日常回③
「すごーい」目をキラキラとさせて福沢邸を見る
「どういたしまして」そう言って微笑みながら優しく撫でる。「なら良いんだけど」そう言って少し微笑んだ。
「福沢さん、お金有り余ってるからね」ーー「……うん、いっつも甘えさせてもらってるよ」
「有り余ってるの?使えば良いのに…お店とか買って」←
「…んー、恋人に貢いでるんじゃない?僕には関係ないけど」そう、興味なさげに言って自室に上がっていく
「貢ぐんだ…じゃあ私も乱歩さんに貢いで良い?」
「……貢ぎたいのならいいけど……」
「ほんと!?やった!鏡花には怒られちゃったの」
「良かった…それじゃあ帰ろ?」そう言って優しく微笑みながら手を繋いだ。
「うん!」そう、花を散らしながら歩きだした葵が去った教室にはカッターが深く突き刺さった机が何個も散らばっていた。
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