六度目の夏。 君と二人。 七つめの角を曲がればすぐに見える海... - 文章しりとりがしたいだけw

六度目の夏。
君と二人。
七つめの角を曲がればすぐに見える海は
四日ぶりの青々とした空を映し出してた。
「五年ごとに来る大型台風だって」
君はそういって八王子行きの電車に乗り込む。
「行けたらいいね」って、再三言ってたくせに。
私にとって君は一番だったのに。
九月の初め
私は君を失った
君を失うには十分な日だった。

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よぬ (プロフ) [2022年4月21日 17時] [固定リンク] [違反報告]