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こどもの頃、飴は食べられる宝石だと思っていました。ひとつ口に含むだけで甘くとろけていく様がそれはもう美味で。飴玉はおさない私を簡単に魅了しました。 時々かたくて歯が痛くもなったけどそれでも飴は大好きでした。 色とりどりでまあるい形やさんかくしかく。指輪を模したものもあれば絵の咲いた可愛らしいものもありました。味もたくさん。お菓子言葉もうつくしい。 そんな魅力的な飴のように私の綴る詩も、誰かを魅了できたなら。 ──飴の味。それは様々な物語──
『飴の味』
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