妖奇譚【本編】
【風見村 とあ… 2016年5月23日 19時 /【妖怪湖】 「く… 2016年3月19日 19時 /【常雨通り】 … 2016年3月8日 22時 /【風見村 とあ… 2016年3月3日 17時 /【鐘京殿 大通… 2016年2月26日 18時 /常雨通り 蝙蝠… 2016年2月17日 21時 /【妖怪湖 岸か… 2016年2月15日 13時 /【鐘京殿 天満… 2016年2月12日 17時 /【風見村、表路… 2016年2月10日 18時 /【鐘京殿のどこ… 2016年2月10日 14時
メッセージ一覧
バトルΦ@モデルガン欲しいね (プロフ) [2016年3月19日 19時] [固定リンク] [違反報告・ブロック]【妖怪湖】
「くぁあー…」
『帰らんのか?』
「うん、もう少しいる」
いちご柄の傘を持ちながら
憑き物の狸と一緒に少女が湖の
周りを歩く
zin (プロフ) [2016年3月8日 22時] [固定リンク] [違反報告・ブロック]【常雨通り】
陰陽師の少女は、
少年のような姿で傘を差し
空を見上げる。
着物は雨を吸って
重くなっていた。
少女はまたけだるそうに
裾を託しあげ、
傘をくるん、と回した。
バトルΦ@モデルガン欲しいね (プロフ) [2016年5月22日 17時] 299番目の返信 [違反報告・ブロック]「おう、やってみな」(ニッ
(日向さんがレスしてもいいし
ここで終わりにしてもいいですよ)
yuiyui(*^_^*) (プロフ) [2016年3月12日 9時] 20番目の返信 [違反報告・ブロック]「そうニャン。馬鹿の定義はよくわからニャいけど。」
猫月はそんなことを呟いて、寒いニャン。と、マフラーに顔をうずめる。
「そうニャのかー!」
ふと、嬉しげに笑った。
yuiyui(*^_^*) (プロフ) [2016年3月27日 19時] 22番目の返信 [違反報告・ブロック]「なんとなくニャン。気楽に行こうニャン?」
猫月はにこりと笑う。
寒いなぁ。と、思いながら、何処かに居るであろう、気温の神様に文句一つでも言ってやろうか。と、考えた。
ギルベール@多忙な非リア (プロフ) [2016年2月17日 21時] [固定リンク] [違反報告・ブロック]常雨通り
蝙蝠の羽のような傘を広げて、橙の髪の青年が立っていた
「……ちょっとずつ忘れていってるのかな」
雨音にかき消されそうな声でジャックはそう呟いた
片手に抱かれた南瓜のことは覚えているのに、どんな契約を悪魔と交わしたのか、その後どうしたのか。どうやってここまで生きてきたのか、契約を交わす前はどんな生活をしていたのか。少しずつ忘れていっていた
「うーん……これも悪魔の契約に入っていたのかな」
ため息をついて、ふと目線を上げた
(専用です)
バトルΦ@モデルガン欲しいね (プロフ) [2016年2月24日 21時] 55番目の返信 [違反報告・ブロック]「うん♪
アオバー、ボクもうお腹いっぱいだから
あげるね」
『お?マジで、ありがとー!!』(パクッ
バトルΦ@モデルガン欲しいね (プロフ) [2016年2月15日 13時] [固定リンク] [違反報告・ブロック]【妖怪湖 岸から少し離れたところ】
ギィ…ギィ…
「ここら辺かの…」
服を脱いで船に置いて湖のなかに
ゆっくり入る
「ふぅ…」
プカプカ浮く
「ボソッ)静かだなぁ…」
彩音 (プロフ) [2016年2月12日 17時] 1番目の返信 [違反報告・ブロック]「ねえねえ秀嗣くん、暇じゃないですか?」
畳の上に寝っころがり、ひたすらゴロゴロゴロゴロゴロゴロ……
店主である、まだ彼よりもずーっと若いはずの少年が店を掃除していようとも、変わらずずっとゴロゴロゴロゴロ……
恐ろしくぐうたらぐうたら、少年を手伝うこともせず、全くダメな男の象徴とも見える。
これでも一応陰陽師であるのだが、そうは見えないその堕落ぶりは、修行やり直してこい!! と今にも言われそうなほど、無様だった。
「え? 狩衣を脱ぎ捨てるな? ……だって、あれでゴロゴロしちゃ畳のささくれが狩衣に刺さってしまうじゃないですか」
これほどであったら、寧ろ彼のそのだらしのなさに怒らないほうが驚きである。
(日向信乃さん専用スレです。)
日向信乃 (プロフ) [2016年2月12日 21時] 2番目の返信 [違反報告・ブロック]「暇じゃない」
一回りも離れた相手に苛つきが募っていく。まるで自分のダメ親父を見ている気分だ。秀嗣は掃除の手を止めないまま、己の中に積もる苛つきに耐える。これでも我慢している方だ。無様な姿であろうとも、小さい頃から知っている腐れ縁の陰陽師。ないがしろにするわけにはいかない。だが、生来気の短い彼に長時間耐えられる訳もなく。
「あー、くそっ。狩衣ぐらいきちんと着ろ、陰陽師だろうが! 畳のささくれが刺さる? だったら、ごろごろするな! バイトなんだからしっかり働け!」
語気荒くまくしたてる。年齢だけ見れば普通はぐうたらしている男が店主になるのだろう。だが、ここでは違った。
秀嗣が手に持つはたきの柄がミシッと嫌な音を立てる。その音すら彼には聞こえていない。無性に腹が立つ相手にどうして冷静でいられるだろうか。それはよほど人生経験を積んだ者でしか出来ないことだろう。ギリっと怒りの色が濃厚なその瞳で秀嗣は楓を睨みつけていた。
彩音 (プロフ) [2016年2月17日 17時] 3番目の返信 [違反報告・ブロック]びくり、と男の肩が動いた。
はたきの音でぴょんと跳ね起き、立膝状態で座り直す。
「えー、狩衣ってなんだかんだ言って、動きにくいし古臭いじゃないですか。僕、正直なところジャージの陰陽師がいても悪くないんじゃないかなんて思ってて」
わりと真面目な表情で語り出す男。言っていることはめちゃくちゃだが、目には力がこもっている。
「それにですねぇ、秀嗣くん。畳の上でゴロゴロゴロゴロの楽しみを知らなかったら、人生の半分……いや、3/4は損することになってしまいますぞ」
そう熱弁する男。しかし、店主の鋭く厳しい視線を感じ、暫くの沈黙の後、仕方なしに口を開いた。
「わかりました、これでも私は歌って踊れる陰陽師、楓ですから。さあさあ、ガンガン働かないと」
白々しさこの上ない台詞を並べながら、引きつった笑顔を浮かべる。
日向信乃 (プロフ) [2016年2月17日 20時] 4番目の返信 [違反報告・ブロック]思いのほかすぐに座り直した楓に秀嗣は怒りの色をほんの僅か薄めた。それでも睨むことだけはやめていない。
「狩衣は昔から平常着だろうが。古臭いとかなんだとか言わずに黙って着てろ! おまけにジャージの陰陽師だぁ? ふざけるな。俺と違って楓さんは新米じゃないんだから、そんな甘ったれたことを言うな!」
楓の言い分を真っ向から否定する秀嗣。その瞳には怒りとは別の感情が混ざり始めていた。「新米」と彼が口にする時は大抵、自分を卑下している。彼がそういう行動をとるにはそれなりの理由があるにはあるが、無意識で言っていることには変わりがなかった。
「それとごろごろの楽しみなど知らなくたってたいして損はしない」
一呼吸おいてそう付け加える。暇で暇で仕方がない時は畳の上でごろごろするのも悪くはないかもしれない。だが、それは休んでいる時だけ。そう考えている彼にとって仕事中にごろごろする楽しみなど言語道断だった。おまけに彼の怒りはピークを迎えている。相手の言い分を否定するのもそのせいかもしれない。
「たくっ、やっと働く気になったか。だが、歌って踊れる陰陽師などと言うふざけたことを言うな」
ビシッと伸ばした腕をはたきを持ったまま組む。声のトーンは小さくなったが、まだ彼の怒りが解けたわけではない。ふざけたことをぬかすな。それがありありと分かるほど、彼の目は物語っている。今、彼の怒りを解くのはかなり難しいことのように思えた。
バトルΦ@モデルガン欲しいね (プロフ) [2016年2月10日 18時] [固定リンク] [違反報告・ブロック]【風見村、表路地】
何故か傘をさして二つのビニールいっぱいの木の実をさげて歩いてる少女がいた
「えへへ~
じぃじのお土産たくさん採れた~♪」
鼻唄をしながら歩く
少女の背中にはうっすらと狸が憑いているが
少女は気にするどころか憑き物に話しかけながら歩いてた
バトルΦ@モデルガン欲しいね (プロフ) [2016年2月17日 17時] 11番目の返信 [違反報告・ブロック]「え…と…ボクじゃ大人は運べないので…何か持ってきます、何が良いですか?」
近づいてしゃがんで話す