「うん、今日もだ。」手から生えてきた花をハサミで切り取り周りにいける。それが彼女の習慣となっていた。彼女が歩いたあとには花があふれている。(誰でも大丈夫です。また長文も可能ですので!
「先生こんにちは。」ペコッと頭をさげると頭についている花が揺れた。この少女 立花夏希は体から花がはえてくる病気だった。「先生、この花取って貰えますか?」と頭に咲いた花をはす。
「んー、癖なので多分無理そうです。」ありがとうございますと言いながら貰おうとするが、手に持っていた花がバラバラと床にこぼれ落ちた。
「切っても切ってもはえてくるから厄介ですよね。」落ちた花を拾い、近くにあった椅子に置く。たくさんの花があるためまるで花束のようだった。
「私的には結構めんどくさいんですけどね。ほら、寝ている時なんかベットに縛られそうになって……」えへへと笑いながら言った。「でも、先生も髪の毛コロコロ色変わってとても綺麗だと思います。」
「うん、まぁ一応気に入っているので大丈夫なんですけど……」とまた生えてきた花をくるくると回し「先生は感情によって色が変わるんですよね?他にどんな時に色が変わるんですか?」と尋ねた。
「先生大体白の時多いですよね。いつも周りとか見てるからですかね?」と髪を興味津々にみつめる。
「なるほどー。興味深いというか結構周りを見てるからですかね?」と首をこてんと曲げた。
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