嘘塗れ

メッセージ一覧

関係者

666 (プロフ) [2022年12月6日 18時] [固定リンク] スマホ [違反報告]

名前:大城戸英知(オオキドエイチ)
年齢:45
性別:男
性格:繊細で敏感。歳もあるが涙脆く、感動系の映画では展開が読めたとしてもボロ泣きしてしまう。人の細かい機微に聡く、小さなことでもすぐに察知をしてしまうため年齢よりも少々疲れやすい節がある。素の体力自体は人よりある。細やかすぎるため世に言う女性らしさが同僚たちよりもよっぽど強く、半ばギャグのように茶汲み係に任命されている。
薄い共感覚と直感が常に働いており、肌に直に触れ、さらに目を合わせるという条件が必要だが相手の表層的な感情や思考を読み取れる。特に妻相手であれば服越しにでも触れていればほとんどの思考を推し量れる。こちらは経験と付き合いの長さである。勘の強さという扱いで交渉事には自分を用いるようにしている。
妻の司が大きな支柱であり、かつて彼女が白血病に倒れたとき、引きずり込まれるように鬱病を患った。以来喪失の恐怖に怯え、寛解と再発を緩く繰り返している。薬を常用しているが、それを誰かに悟られて関係が壊れることも怖い。妻以外には相談もせず、少し繊細なだけの一般人を装っている。
容姿:赤の混じる茶髪に鳶色の瞳。垂れ目がちで気弱そうに見える。実際押しには少し弱い方。髪は柔らかめの毛質で、項当たりまでの長さ。ふわっと撫で付ける程度。雨の日はうねってしまう。目元の皺が色濃く、疲労を常に纏っている。
身長177cm、体重61kgのBMI19.5。薬の都合で痩せやすいため、苦しくても何かしら必ず食べる癖を付けている。なお軽い自傷癖があり、不安定な時期には指先がボロボロになりがち。そういう時は手袋か包帯をすることで対策している。
服装:黒いシャツに重い色のセーター、黒いズボン。低体温気味のため、真夏でなければ大体この格好。暗い色が多いため妻の手により明るい色のループタイを着けられた。満更でもない様子。
職業:一般企業の会計係。英語が堪能なため、輸入取引の際には翻訳係込みで交渉の席にもつく。なお実態は挨拶の時に握手をして目を見ることが最大の目的である。その一瞬で相手から引き出せる最大限のラインを見極め、自分たちの交渉に有利になるよう誘導する。なおこれを行うと滅茶苦茶消耗してその日一日はもう使い物にならなくなることまでが鉄則。
関係:大城戸櫂の父、大城戸司の夫。夫婦仲は良好、親子仲は良くない。櫂に読心の能力が強く出たことは、関西から帰ってきた時に気が付いた。目が合わない、合ったとしても生返事が多い。自分に似てしまったのか、と哀れに思い、それと同時に酷く申し訳なく思った。鬱と躁をずっと繰り返していた時期、躁の勢いに任せて櫂を捕まえたことがあったためだ。それが今の距離の理由だな、と察している。手を握り、目を合わせて謝りたいと思う。触れ合いすら避けるようになってしまった彼に、きちんと家族の情を注ぎ直したいと願う。……もう八年、叶わないままである。
目が合わなくとも家族として長く付き合っているため、多少であれば表層を浚うことは出来る。そのため関西で何か人格形成に大きく関わる事件があったこと、大事なものを失ってしまったこと、もう大事なものを作りたくないことまでは理解している。
櫂に、自分にも似た力があると伝えるか迷っている。恐らく気付かれていないこと、それから櫂が気付かれたいと思っていないことを感じているためだ。
その他:薬で随分落ち着いてきたが、重度の双極性障害。躁の期間が一ヶ月程度、鬱の期間が一年程度のサイクル。躁の間は薬を放り投げるため、妻に押し込まれて服用している。なお躁の直後は鬱が悪化しやすく、この時期に自傷を繰り返しがち。
元々双極性の気はあったが、悪化したのは妻が白血病を患った際。櫂が四つになる頃。鬱転してからこのままではいけないと気付き、五つになった櫂を関西の親戚筋に預けた。遅すぎたのだろうな、と今になって後悔している。
驚かれる話であるが、出身は福岡である。精神病の関係でダウナー系の薬を使って、また負い目から弱気な対応をすることが多い。しかし家族に手を出されて黙っているような腑抜けではなく、その場合は無理矢理にも躁転して殴り掛かっていく。実は喧嘩慣れしているとか。
台詞:「英知と言います。大城戸英知。握手をしませんか? いえ、実は以前留学していた名残が……」「……櫂には、あの子には、私のせいで要らない軛を負わせてしまった。幸せになってほしいよ……」「この力は強ければ良いというものでもない。私には寄り添う人が居たけれど……櫂は、きっと喪ったんだろうね」
一言:『ちょっと司さん? 櫂が部活で怪我を負ったって何事だい???』

666 (プロフ) [2022年12月6日 18時] 1番目の返信 スマホ [違反報告]

名前:若駒賢仁(ワカゴマタダヒト)
年齢:26
性別:男
性格:飄々として軽薄。選り好みが激しく、仕事が関わらない場面では気に入らない人間を無視するような性格の悪さがある。視覚より聴覚優位のため目が合わないことも多いが、気に入らない相手には体すら向けないのでそちらで判断すると良い。なお、装うことはあるため本気で嫌われていると体の向きも装われることがある。体の向きで判別出来る内は舐められているか、見下している事実をハッキリさせたいかである。
人を悪意で判別している。文字通り“悪意”を視認しており、自分に向く悪意や他者に向けられる悪意、世間を呪う悪意や自分自身に向く悪意などありとあらゆるものを視ている。家系的なものであり、特に体の不自由が多かった彼には強く出た模様。視力があまり良くない彼にとって人間とは悪意の容れ物であり、それ以上でもそれ以下でもない。ただ悪意を知らぬ子供だけはそのままの姿で見えるため、幼い子供たちを慈しむ心がある。
悪意を通して他人を認識しているため、容姿に対する頓着がない。そのため虐げられた経験のあるような容姿の、けれど心が綺麗な人間には好かれ易い。本人は子供以外は苦手な模様。鏡やカメラのレンズなどを通すと現実世界の姿が認識出来るため、常に手鏡を携帯している。スマホも勿論持っているが、機械音痴気味のため連絡手段にしかなっていない。
容姿:黒い髪に茶混じりの黒い瞳。矯正してもあまり目が見えていないため、髪は梳かすのも怪しいところ。仕事先で子供に触らせていたりする。長さは肩まで。梅雨時は気付かないまま爆発させていたりする。
先天的な医学的弱視。また生まれつき左足が少しながら不自由で、身の回りのことをするのに人より時間が掛かる。眼鏡を掛けても視力は0.5に届くかどうか。足は動きが鈍く、走ろうとするとよく縺れる。杖をついて庇っている。ただ立つだけなら杖は要らない。
身長182cm、体重62kgのBMI18.7。かなりの痩せ型だが、本人曰く運動量が少ない分食事量も減らしているだけ、とのこと。
服装:見えない目でものを選ぶ労力が惜しく、常に同じような型で同じような色の服を着る。藍色のシャツに紺色のコート、黒のジーンズ。因みに大体の手持ちはUN×QLO製。たまに気が付かず女性もののシャツを着ている。
ピアスを両耳に三つずつ、眼鏡、歩行補助用の杖を常備。また、通常の視界を確保するために手鏡を胸ポケットに入れている。
武器:足場がしっかりしているならキッチリ構えて杖で殴る。足場が不安定な場合は常備している手鏡を割り、その破片を投げ付ける。もしくは視認している悪意を言葉で刺激し、舌戦に持ち込む。かなりお口が悪い模様。
職業:スクールカウンセラー。弱視ではあるが悪意を視認しているため通常歩行に支障は無い。また、学生時代によく気に掛けてくれる友人が居たため勉強にも遅れが出なかった。
関係:大城戸櫂の父方の遠縁。彼は知っているが、櫂は知らない。感情に聡く視覚から情報を得るのは大体が大城戸の血筋。英知とも面識がある、というよりも苦労しているのを見かねて関東の大学を紹介したのは英知である。
また、蛇草瓔珞の数少ない友人の一人。悪意が少ないとはいえ異常な執着を見て取れたため最初は敬遠していた。ただ、純粋に彼を心配し、板書の手伝いや歩行の補助をしてくれる姿を見て気を許した。大学時代からの友人。「訓練学校で習字と速記を死ぬ気でやってたんだが、瓔珞のお陰で無駄になったな」とのこと。訓練学校に通っていたため二浪扱い。頭の出来自体は並かそれ以上きちんとある。
その他:喫煙者なのは人を遠ざけるため。喫煙者に厳しい世の中になってきたため、喜んで路喫する。避けられていく道を悠々と歩くのが好き。性格はあまり良くない。周囲の悪意ばかり見てきたため仕方ないと言えばその通り。
大城戸家の同類には警戒心が低いしむしろ同情的だが、友人でもない他人には基本的に辛辣。仕事でもなければ話し掛けないし反応しない。無駄話も無視。子供なら喜んで話す。むしろ仕事で癒されている節まである。子供と話すためだけにスクールカウンセラーになったと言っても過言ではない。ただしペドではない。
見える悪意は本人のものだけではない。向けられ渦巻く悪意も、見えている。故に虐めに敏感。絶対に許さない。
台詞:「唯の人や。文字通りの唯人よ。……字は賢仁やけどなぁ」「あ? 路喫? だからなんや。吸いたくなきゃあどっか行きや。去ね!」「何見とる。俺は見世物やあらへんぞ!」
一言:『お、なんや悩みかぁ? 兄ちゃんが聞いたるわ。話したないんやったら、それはそれでもええよぉ』

666 (プロフ) [2022年12月19日 19時] 2番目の返信 スマホ [違反報告]

名前:大城戸司(オオキドツカサ)
年齢:44
性別:女
性格:おっとりとして穏やか。体が弱いので活動的ではないが、その分読書に時間を費やしてきたため知識が豊富。基本的に柔らかな言葉を使うが、夫や息子に何かあれば尖った言葉で刺し貫く。天涯孤独の身でルーツがハッキリとしない。夫である英知だけが知ることである。心を包み隠すことが上手く、表層とは別のことを考えることも出来る。詰まるところ、櫂と目を合わせても表しか読ませず、心を暴かせずに居られるということである。
孤独な身の上だったため、黙ることを早い内に覚えてしまった。言葉にしないままだった彼女の心を見付けたのが英知だった。ただそれだけである。
病歴から体が弱くなり、家を預かる時間の方が多くなった。口さがない近隣に何かしら言われたこともあるのだが、夫にも息子にも知らせないまま片付けを済ませている。黙ることに長けた強かな女性である。体の強さと精神の頑健さは関係ない。彼女にしてみれば、死は既に身近なものである。届く距離に在る自分の死より怖いものなんて、それこそ夫の死くらいのものである。息子の、櫂の死については思うところがあるため悲しまないと決めている。死んでしまった方が楽なこともあるから。
容姿:色素の抜けた色をしている。ほぼ白髪の髪に暗い赤の瞳。白血病を患うまでは色が薄くとも茶髪ではあった。長い闘病生活の中で色が抜けてしまったのである。神は背中まで。編んで右肩から前に下ろしている。体調が悪いときは編まずに結んでおくだけ。
身長は162cm、体重は平均より軽め。度重なる投薬で肉が付きにくい体質になっている。そのため、小まめに間食を摂ることで一定の体重を維持している。
腰椎の近くに太めの注射の痕、胸椎の真下に小さな手術痕がある。腰のものは造血幹細胞の移植時のもの、胸のものは転移したガンを切除した時のものである。
服装:白いシャツに鳶色のセーター、ゆとりのあるズボン。全体的に温かい格好をしている。なおセーターは手編みの自作。たまに英知が惚気ている。家事も内職も終わらせたあとに毛糸で手袋やマフラーを自作する趣味がある。なお櫂は英知に遠慮して受け取っていない。
職業:専業主婦。内職として公文の赤ペン先生をしていることもある。体力が少ないため買い物は大抵が通販。最近櫂が帰ってこないので食料が余りがち。たまには顔を見せて欲しい今日この頃。
関係:大城戸英知の妻、大城戸櫂の母親。弟が居たが、六つの時に交通事故で両親共々亡くしている。以降施設で育ち、沈黙を覚えた“手の掛からない良い子”である。問題も起こさず、成績も並一通り。誰の印象にも残らず、定期的な同窓会の便りだけが生存を知るような、そんな存在だった。英知はそんな彼女を見付け出した。特異性があったとしても、いやあったからこそ証明され定義し直された自分自身に、彼女は甘んじている節がある。
その他:櫂が3つの頃から体調を崩し始め、その一年後、即ち31歳の時に白血病と診断された。両親も弟も亡くした身であるため、一縷の望みを掛けて櫂を検査したがHLA型は一致しなかった。悪いことは重なるもので、骨髄バンクに問い合わせをしている間にガンが胸腺へ転移。早期に手術、除去が行われたがその時点で衰弱が激しくなる。そこから英知が精神を病み始め、櫂を巻き込んだ心中を望まず関西へと送る。そこから髪の色が抜けるほどの苦痛を堪え闘病生活を継続。ようやく見付かったHLA型一致の骨髄を移植した。実に三年の闘病期間であった。
三年の闘病生活を続けられたことから分かるように精神が凄まじく頑健。孤独だけを恐れるが、死の恐怖には怯えることもない。恐れるのは夫の英知に置いて逝かれることだけである。それでも、もし英知に櫂を頼まれるのであれば……命以外の全てを擲って完遂するつもりである。とても強い女性。
発病前は子育てをしながらも大学で日本考古学を教え、研究していた。英知に櫂を預けて日本中を飛び回るパワフルな人だった。家で待ってくれる人が居る、という事実で強くなれた。今は自分が待つ側になり、少々だが冬至のことを反省している。
台詞:「大城戸司です。英知の妻、櫂の母親ですね。何かご用ですか?」「あら、家でみっともなくしこしこと人の噂を擦るしか出来ない方々とは違って、私、きちんと家事も内職もしておりますの。何か文句がおありで?」「兄弟は良いものですよね。私も、短い間ですが姉をしていましたよ」
一言:『うふふ、英知ったら。最近子供っぽくなったかしら? ……あら、私が家に居るから? 可愛いことを言うのねぇ』

666 (プロフ) [2022年12月21日 19時] 3番目の返信 スマホ [違反報告]

名前:飛渡燕(トビワタリエン)
年齢:28
性別:男
性格:持続的な不安感に抗い続ける、ある意味で頑健な人間。境界性パーソナリティ障害と離人症を併せ持っており、人格障害における不安感を離人症で切り離すことにより、一般人に紛れ込むことが出来ている。しかし常に切り離しておけるわけもなく、仕事中に離人を引き止めるので精一杯。家に帰ると訳もない不安感や極端な善悪判断、振れ幅の大きい依存心が間断なく襲い来る。その安定に用いるのが自分の弟と、その体である。
愛想笑いが多く、あまり口が上手くない。話し掛けられれば反応するが自分から話し掛けることは少ない。離人症が強く出ている日は特に反応が鈍く、仕事に支障が出ることも。しかし社長が彼の来歴を把握しているため、クビには今のところならない。顔の作りが良いことと社長に目を掛けられていることから女性社員からの視線が熱いが、彼が全く望まないので浮ついた話は一切出ない。恋愛話を振っても弟自慢が返ってくるだけである。
兄弟持ちに異様に敏感で、兄弟を持っている人間に対しては少しだが物腰柔らか。弟や妹は良いものだ、と常々言っている。重度のブラコン、シスコンの模様。
容姿:黒い髪に赤味が強い紫色の瞳。前髪は重めで、日によって髪の跳ね具合が違う。調子が悪いと髪をあまり梳かさなくなるのでよく跳ねている。目付きが鋭く、子供によく怯えられる。弟にも怯えられるので直したい、とのこと。
背中によく爪の痕が付いている。が、キスマークと呼べそうなものはほとんど付いていない。勿論しゃないで裸になることはないのだが、尋ねると弟の反抗期で、と答える。肉体関係に疑問が湧くところである。
身長184cm、体重66kgのBMI19.5。痩せすぎというわけではないが、健康的な体形ではない。
服装:黒いシャツにダークグリーンのジャケット。ズボンは黒のジーンズ。細身の分、黒に入れた差し色がよく映える。
職業:中小企業の社員。高卒で働き始めたため、28の若さで管理職である。有能であるが、精神病がその有能さを邪魔している。薬の服用は怠っていないが、どうしても能力を十全に活かせない。
関係:母親が一人、弟が一人。それから、もう死んでしまったが妹が一人。弟は18、妹は生きていれば25であった。今も生きているかのように振る舞い話題に出すが、尋ねられれば言い淀みつつも死んでいるという現実は認める。
父は、彼が18の時に妹を殺して蒸発した。弟も彼自身も殺されそうになった。しかし統合失調症であったらしい父は何かしらの幻に制されたのかふと動きを止め、そのままふらりと居なくなった。弟について「そう長くは生きられないだろうし、今死んだ方が幸せだと思うんだがなぁ……」などと言い残して。それが深く呪いとして染み付いて、彼の思考を乱している。
その他:父の蒸発前の言葉が呪いとなり、弟を失う恐怖に苦しんでいる。境界性パーソナリティ障害も寄与して、常に肌を触れさせていないと安心出来ない、というような不安感もある。そのため無駄になるほど大量の盗聴器やGPSを仕込み、暇を見て弟の行動を把握することでなんとか心の平穏を保っている。また、帰宅後弟を抱くことで安心を得ようとしている。
弟の心身に悪影響を与えていること、弟に拒絶されていることは薄々自覚している。けれど、それを自覚してしまえばまた彼自身の心が耐えられない。執着することで自分を救おうとしている。そうでなければいけない。そうしないといけない。拒絶を言葉にされる度頭が沸騰してしまうようで、体が凍り付くようで、泣いて謝るまで許せなくなる。
母親とはしばらくマトモに口を利いていない。そもそも互いに働いているし、彼女は看護師をしている。足りない分を補うために働いているのだし、父親が残していった借金を返すためには会話する時間も惜しい、と思われているらしい。悲しく寂しい思いを弟に向けることで誤魔化している。ただの対処療法である。
崇を奪われてしまったら自分がどうなってしまうのか。父のように幻に心惑わされてしまうのか。それが許せないから医者には通っている。薬は飲んでいる。けれど結局、大事なところを明かさず治さずで来ているため、どうにもならない。
台詞:「小さい頃のお前も可愛かったけど、今のお前も可愛いよ、崇。どんなお前でも愛してる」「……昔ね、クソ親父がやらかしてくれて。それから俺たち家族はバラバラなんですよ。でもいつか笑い話に出来る。俺はそう信じてる」「社長、崇が……弟が、体調を崩したみたいで……早引きさせてください」
一言:『付きあ……? 済まないが俺は今、そういったことに構っていられない』

666 (プロフ) [2023年1月21日 14時] 4番目の返信 スマホ [違反報告]

名前:広津沖嗣(ヒロツオキツグ)
年齢:62
性別:男
性格:冷静で冷徹、損切りが上手い。あまり人を懐に入れず、利益で物事を測りがち。社長として成功した秘訣として「人を必要以上に信用しないこと」を挙げた。判断に情を挟まず、反面成果には義を持って返す。成功者としてよくある性格。
なお身内に対しては胃を痛めがちで、特に自分の長女からはメタメタにやられがち。また社内の秘書や専務などのグループは長女が管理しているためかやたらと個性豊か。利益も多いが、その分中間管理職たちからの苦情も多い。元は妻にもメタクソに振り回されていた。一番妻に性格が似た長男は彼の妄執にも似た執着を嫌がり去って行ったが、次に妻に似た長女が代わりというように彼を振り回す。振り回される方が結局気楽ではある。
人を率いることに長けるが、長けるが故に前に立つことを厭うようになってきた。長男に社長職を継がせたいが避けられ続け、いつの間にか分籍までされていた。次男は「姉さんで良いじゃない……」と言うが、長女は奔放に過ぎるため彼的には無し。成功したとしても下をこき使いすぎそうなので。
容姿:茶髪に色味の引いてきたグレーの瞳。髪も白髪が交じり始めた。髪は肩甲骨を覆う程度の長さ。切り揃えても良いが長女曰くこのくらいが丁度イケオジ、だそう。切ろうとすると嫌がられる。だがそう褒められるときは大抵スケッチされているので頭が痛い。
右側が少し重めの髪型。低い位置で軽く縛っている。頬が少し痩け、顎髭が生えている。左目の下に泣きぼくろ。髭がない時の方がスケッチされていたので髭は描きにくいのだろうか、と考えている。皮膚の薄いところに年齢が出ているが、とはいえ還暦を迎えたとはほとんど思われない。
身長171cm、体重58kgのBMI19.8。特筆するところのない体形。ストレスで爪と指先を噛む癖があるため、少々指の形が歪。
服装:基本黒尽くめのシャツにジャケットにズボン。ネクタイは赤。ピアスをしており、治安はあまり良くない。指を噛む癖があるので自制のために黒の革手袋をしている。メモやスケジュール管理は基本秘書なり長女なりに任せているが、自分で作業する際は素手の方が好み。
首を基本的に痛めている。そのためいつ見ても大抵首に湿布を貼っている。そろそろ引退を考えたい年頃。
職業:大企業『WS社』の社長。会社自体は名前を変えて三代目。発展させたのは彼の代のためそこで名前を変えた。メインは貿易だが、根幹の仕事は米の流通。源流に豪雪、米倉地帯の精神がある。社長職を引退したら新潟に引っ込んで稲作をするのが夢。
関係:娘に広津嶺、息子に陸烏昴と広津陸斗が居る。妻とは25年前に死別。病を人知れず悪化させていたことに気付かず、そのまま病死させてしまったことを酷く悔やんでいる。そのため容姿が妻によく似た長男、昴にひどく執着し、二度と失わないようにと手を尽くしていた。けれどその執着はほぼ妄執で、昴は疲弊しそのまま出奔。連絡が付かなくなった。仕方なく次男の陸斗に副社長の席を渡したが、長女の嶺を社長にしないのかと問われて頭を抱えている。確かに有能だが、人を振り回しすぎるため出来れば継がせたくないところ。
なお長女は貴腐人。一番の被害者は息子たちだが彼自身も被害に遭っている。そのため性の多様性については最早諦めも含んだ寛容の極地に居る。最初スケッチされたときは広報に使うのかと「出来上がったものは確認に回しなさい」と言った。しかし今となっては歴史改変をしてそう応えた自分を叩き倒したい、などと宣っている。
生まれは関東だが、幼少期祖父の実家である北陸に預けられていた。そのため僅かに訛りがあり、米の流通についても拘りが強い。
その他:執着の仕方が重い。妄執から逃れられない。家に残る子供たちに半年毎に健康診断を強いる程度には病死を恐れている。なお自分は首を痛めても湿布で済ませる程度には無頓着。先に死なれるのが怖いだけで、病それ自体はそこまで怖くない。
台詞:「かずけるんはやめい、やめい! あせくらしい! ……あぁ、すまない。言い直そう。責任転嫁はやめろ。みっともない」「あの子はどこだ、本当に生きているのか、私の見えないところで倒れてはいないか!! 何故見付けられない!?」「やんべんゆうてかせども……あんちゃはごそつくもんじゃあの」
一言:『例えるならお好み焼き……“広島風お好み焼き”ってあるじゃないですか。あれが私としては不服なんですよ。広島の人からすれば、それこそがお好み焼きなんですから。私が拘るのもそれですね』

666 (プロフ) [2023年2月21日 18時] 5番目の返信 スマホ [違反報告]

名前:境蓮天狼(キョウレンテンロウ)
年齢:48
性別:男
性格:強いカリスマ性を持ちながら何故か理想に負ける男。叶えたいものがあって、それは八割方完成もしている。それなのに何か足りないと藻掻き続け、足掻き続け、一人相撲に負けていく。先代である“境蓮華昌”という男になりたい。それが彼の唯一絶対の願いであり、敗北し続ける理想である。
華昌のカリスマを「共に往く力」とするなら、彼のカリスマは「従わせ、膝を折らせる力」である。彼は華昌の力こそを求め、自分に比肩する仲間を求めている。けれど出来るのは自らに頭を垂れる部下ばかり。寂寥感を募らせ、かつて華昌の引退と共に境蓮を去った者たちを求めている。華昌と肩を並べた者たちに認められ、自分も華昌のように……という絵空事である。華昌のカリスマと彼のカリスマは似て非なるもの。大きさこそ同程度だが、尖った彼の力に肩を並べられるのは、同じようなカリスマを持つような者か、はたまた底抜けの鈍感者だけである。
部下たちに頭を下げられる度、そうではないと一人胸中で繰り返している。勿論節度のある、敬意のある上での関係は悪くない。それでも、もっと親しんでくれないだろうか、と。少し我が儘な寂しがり屋なのである。
容姿:黒い髪に右黒、左緑の瞳。左目の方が視力が弱い。髪は華昌を慕い伸ばしている。ハーフアップを結ぶのが苦手なので、公的な場以外ではただの一つ結び。長さは肩甲骨少し上くらいまで。正装が必要な際には部下に頼んでハーフアップにしている。
顔に険と影があり、相手を威圧しがち。懐柔が難しいと思われることが多く警戒もされるが、それも彼のカリスマによるものである。本人的にはもう少し親しまれたい。
身長182cm、体重64kgのBMI19.3。少し痩せ気味だが一般的な体形。傷は大きく分けて二種類あり、古いものとして打撲系の痣、新しいものとして切り傷や銃創がある。
服装:黒のハイネックインナーに青縁のチャイナ服、その上から白のジャケットなりパーカーなり。ズボンは適当。右目を包帯で隠していることが多い。視力は落ちるが色味が華昌に似るためである。私服はゆるっとしがち。なお緩い服でも顔や雰囲気の印象を薄めるには至らない。
武器:トンファーなど棒術系。しなやかに打ち据える。
職業:境蓮家七代目当主。五代目からの指名によって襲名。次代は既に六代目の華昌が指名しているため選考の必要がなく、気長に運営している模様。なお、本人の内心が気長かどうかはさて置く。
関係:小さな組織の酒カスな幹部と、頭の回転だけは早い遊女の子供。父親に殴られ育ってきたが、自立できる確信を得た14才で両親を殺害して逃亡、路地裏で頭角を現した20才の頃に、リーダーをしていたグループごと華昌に拾われ境蓮に所属した。愛を知らず、代わりに信用や信頼だけを拠り所として生きてきた。部下たちからの信頼は厚く、同格と目される者たちからの警戒は強い。
あっという間に信頼を勝ち取り、対等に接してくれた華昌に心酔。もっと早く出会えていれば、この人に救われていたら、華昌が父親であれば。高じた望みが同一願望と化し、拗れに拗れている。
その他:華昌に七代目を指名されなかったことを根に持っている。八代目に指名された28才のことを少々目の敵にしており、殺害計画も立てている模様。なお透のCS通りの歴史を辿っている場合、華昌を殺害したのは彼である。
華昌のカリスマを欲し、華昌のように慕われることを目指す。なお彼のカリスマとして戦は必然的に発生する。彼が道を過つ前に部下たちが身を挺して道を血で固めるが、そんな犠牲に満ちた道よりも手を繋いで横並びに進める未来こそを欲している。カリスマが彼を阻害している部分があるのは確かである。
華昌が彼を七代目に指名しなかったのはその盲目さ故。華昌と五代目以外に尊敬を抱かず、華昌に成らんとするその愚直さは、憧れは、美しいものではあるがリーダーとしてはカリスマを欠く行為だった。故に八代目の指導がてら、今も彼を監視している。華昌の目があればこそ、彼はまだ平静を装っていられるのである。
台詞:「境蓮家七代目当主、境蓮天狼だ。口の利き方には気を付けろ、クソガキが」「なんでなんでなんで俺が選ばれない! なんでお前のような腑抜けが華昌さんに選ばれて! あの人に救われて努力して慕われる俺が!! どうして、どうして……ッ!!」「……畏まるなボウズ。俺はただのおっさんだよ、慕ってくれて良いんだぜ?」
一言:『華昌さんを慕い、境蓮から離れた奴らが居る。……そいつらが俺を慕い、境蓮に戻るなら……それは、俺がまた華昌さんに近付けたって、ことに……ならねぇかな』

666 (プロフ) [2023年2月24日 20時] 6番目の返信 スマホ [違反報告]
メッセージ返信
メッセージの一覧に戻る
(C) COMMU