【東カニ】イベントボード
メッセージ一覧
【第1イベント】(新規ボードを作成致しました。2023.12.12／15時を過ぎているキャラクターの回答はこちらにお願い致します。)
2023年1月上旬。眠っていた参加キャラクター全員が夢を見た。
「お前にとって生きるとは何だ」
あなたは夢の中でそう問いかけられる。問いかけて来たのは、二十代の男性のように見える。男性の顔は霧がかっていてよく見えないが、夢自体はハッキリとした夢だ。だが夢だと分かっていても覚めない。この問いに正直に答えなければ夢から覚めないとあなたは察したことだろう。さて、何と答えた？
まめだいふく (プロフ) [2023年12月12日 15時]
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・大神覇流成
「えー、なんだろうな～」
快眠記録打破。最近夢なんか見なかったのにどうしたというのだろう。のんびりと胡坐をかきながら彼は考える。ん－、んー？とやや飽きて鼻歌を歌い始めて数秒後、彼は思い出したように唐突に呟いた。
「楽しむことじゃね？やっぱ」
パシン、と膝を叩いて彼は立ち上がる。シンプルだがこの一言に尽きる。
「楽ありゃ苦もある人生なんて楽しんでナンボ。せっかく生まれ出でたんなら自由に生きてやらねえと。そう思うだろ？少なくとも俺はそうだね。我慢なんてしたくねえ」
カラカラと笑いながら彼は"夢"に近づく。その足取りはまるで恐れも疑心もないかのように、友人に話しかけるように軽やかだった。
「ってことでお兄さん。俺と楽しいこと、しない？」
綺麗にウインクを一つして、彼は"夢"の返答を待っている。
***
・奈良原関羽
一瞬キョトン、とした後、夢の方に左手を伸ばし右手で自分の顔を覆い隠す、待ってのポーズに見えることだろう。動揺を隠せないまま彼の眼鏡に手が当たりカチャカチャとなる。
「……どちら様？」
明らかに動揺を隠せないままちらりと"夢"の方を見やるが、特に反応はない。いやもうこれ答えるしかないんか。明日も早いんだしゆっくり寝かせてくれや。早く夢から覚めたい一心でやつれた顔をそのままに考え始める。
「……完璧であること、って思った時期はあったけどなあ。もうそんなもんとっくに崩れたし過ぎたし実はなんか違うのかもな」
経緯不明ながらもちゃんとした答えを返そうとするのは彼の美徳だろうか。軽く首を傾げながら言葉を吐きだしつつ、ある一つの結論を出す。
「そうだな、見守ることか。成り行きだが、今はそれが生きがいみたいなもんだ。意外と楽しいもんだよな。手を掛けたやつがどんな風になるのか見るのは。……って、これはやったことのあるやつの特権か」
息子や仕事で関わる人たちを思い出してふ、と思い出し笑い。ハッと気が付いたような顔をして咳ばらいをした後、彼は"夢"に向き直る。
「っと、話し過ぎちまったな。さ、満足したなら早く寝させてくれ。明日もバリバリ働かなきゃならねえんだからよ」
くあ、と欠伸をした後、やや眠たげな目で彼は"夢"を見つめた。
***
コメント失礼いたします。企画運営お疲れ様です。
新たにCSを提出した四名で回答させていただきました。
お手隙の際にご確認いただけると幸いです、よろしくお願いいたします。
やすり (プロフ) [2月16日 11時] 8番目の返信
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まとめて失礼します。
以下キャラクター敬称略。
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四十雀様への返信
・風無光津仁･･･【赤の思念】を獲得。
あなたは目を覚ました。
・曵沼泥･･･【青の思念】を獲得。
あなたは目を覚ました。
・山茶花･･･【緑の思念】を獲得。
あなたは目を覚ました。
・ステルラ･･･【緑の思念】を獲得。
「死んでいい奴なんかいない」あなたに対して、それだけ力いっぱいに告げた。あなたの意識は途切れ、目を覚ました。
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やすり様への返信
・BABYFACE･･･【白の思念】を獲得。
あなたは目を覚ました。
・伊伝居伍･･･思念無獲得。
「ならお前の生き様を見届けてやる」。""夢""はそう言い、強制的に意識を切り離した。あなたは目を覚ましたが、『夢』の記憶はないだろう。
・大神覇流成･･･【黄の思念】を獲得。
「残念だが…おはようの時間だ」""夢""がそう言うとすぐ意識が切り離されてしまった。あなたは目を覚ました。
・奈良原関羽･･･【赤の思念】を獲得。
あなたは目を覚ました。
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主催処理失礼します。
・ASH
「……は。………あ？あークッソ…寝落ちか。それとも異能？……どっちでもいいけど」
最近忙しくて3日ほど眠っていなかったからか、いつの間にか落ちていたようだ。眠りについた記憶がない。ゆえにこれが夢なのかも曖昧だ。
彼はゴロンと地面に転がる。どこまでも広がる白い空間を眺めながら、彼は言う。
「それを最初に言う相手、決まってんだよな。数人居るけど。最終的に一人に言えたらいい。少なくとも夢なんかに言ってやんないよ」
寝そべりながら""夢""を見て、にこりと笑った。
・ASH･･･思念無獲得。
あなたは目を覚ました。『夢』の記憶はない。
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処理は以上です。ご参加ありがとうございました。
まめだいふく (プロフ) [2月18日 20時] 9番目の返信
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申請中のⅠ類エリミネーターと一般人での回答を失礼いたします。
【霜島聖詩】（Ⅰ類エリミネーター）
「人の生きる理由なんて聞いて何になります？参考にでもするつもりですか？それなら僕に聞くのは大間違いですねぇ。
僕が生きる理由なんて一つだけに決まっています、
秩序の中で好きかってやるために生きています、それだけです。ね？参考になんてならないでしょう？」
霜島はヘラりと笑う。生きる理由については嘘偽りは無いが、夢の中に現れたその人と距離を置き警戒しているように見える。
【御蔵空色】（一般人）
「生きる、ですか。
貴方、人にそんなことを聞くなんてよっぽど人生に困っているのかしら。
それともわたくしを試しているのかしら」
ジトリ、と空色は目の前のその人を見つめた。暫しの沈黙の後、目の前のその人に悪意は無いように感じ息を吐いて話始める。
「対して大きな目標なんて無いわよ。わたくしはわたくしの為に生きているのだから」
もうこれで良いでしょう？と言ったように腕を組むも、自身の短所である”圧倒的な言葉足らず”を思い出し、少し考える素振りを見せてから再度話し出した。
「でもわたくしがわたくしの為に生きる為には様々な障害があるのよね。お姉ちゃんのことだってあるし」
お姉ちゃん、と呟き目を閉じる。眉根を下げ困った顔をする。まだ足りないだろうかと思っているようだ。
「わたくしはわたくし1人だけが幸せになることなんて出来ないのよ。わたくしはわたくしの周りの人達が幸せにならないと幸せになれないし満足なんて出来ないわ。
でも、わたくしにはわたくしの周りの人達全員を幸せにするだけの大きな力は無いし、わたくし一人で幸せにできるなんても思ってないのよ。その為には周りの人達のその周りもどうにかしないといけないわね、大変ね」
大変ね、と自身で言ったことに他人事のようにいう彼女は理解している。自分一人では出来ないこと、そのできないことを求め続けるのは苦しいこと。
「……あー、と、まあ、わたくしはわたくしのできる範囲で、無理をしない範囲で程々に、わたくし自身幸せに生きることで少しでも心配をかけさせないで周りの人達に幸せになってもらいたいって思っているってこと。
……話が大きく脱線してしまったかしら？自分のことを話すのは苦手なの」
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お手隙の際にご回答していただくと幸いです。
四十雀 (プロフ) [2月28日 22時] 10番目の返信
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【第1イベント】(新規ボードを作成致しました。2022.12.27／17時を過ぎているキャラクターの回答はこちらにお願い致します。)
2023年1月上旬。眠っていた参加キャラクター全員が夢を見た。
「お前にとって生きるとは何だ」
あなたは夢の中でそう問いかけられる。問いかけて来たのは、二十代の男性のように見える。男性の顔は霧がかっていてよく見えないが、夢自体はハッキリとした夢だ。だが夢だと分かっていても覚めない。この問いに正直に答えなければ夢から覚めないとあなたは察したことだろう。さて、何と答えた？
まめだいふく (プロフ) [2022年12月27日 17時]
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以下キャラクター敬称略
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疫病様への返信
・椿沢ひより･･･【黄の思念】を獲得。
「ああ、それは……いいな…」切なそうな""夢""の声。あなたの意識は途切れ、あなたは目を覚ました。
あなたは目を覚ました。
・神々月尊･･･【白の思念】を獲得。
あなたは目を覚ました。
・カラス･･･【赤の思念】を獲得。
「…無茶はするんじゃねえぞ」""夢""の優しい声。そこで意識は途切れ、あなたは目を覚ました。
あなたは目を覚ました。
・日曜日･･･【緑の思念】を獲得。
あなたは目を覚ました。
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くろせ様への返信
・鴇岡勝鳳･･･【赤の思念】を獲得。
「…はは。そんな歳じゃねえよ」""夢""は腕を広げたあなたに対し、優しい声色でそう言った。そこで意識は途切れ、あなたは目を覚ました。
・英愛都･･･【緑の思念】を獲得。
""夢""はあなたに近づき手を伸ばしたが、その手は宙をかく。「……ごめん、」""夢""のその言葉を最後にあなたの意識は途切れ、目を覚ました。
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やすり様への返信
・番場微笑･･･【白の思念】を獲得。
あなたは目を覚ました。
・番場薄氷･･･【青の思念】を獲得。
""夢""はあなたの手に触れる。瞬間、あなたが見ている血の幻覚は消えるだろう。「生きろ」たった3文字だけ。これだけなら、力のない今の""夢""でも、ハッキリあなたに伝えられる。あなたの意識は途切れ、目を覚ました。
・コングルエント･･･【緑の思念】を獲得。
「＿＿だ、＿＿＿＿＿ために＿＿」途切れ途切れの夢の声。何かをあなたに伝えようとしている。""夢""が、あなたに触れようとした瞬間、意識は途切れ、あなたは目を覚ました。
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処理は以上です。ご参加ありがとうございました。
まめだいふく (プロフ) [2023年11月19日 1時] 89番目の返信
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【第一イベント】夢
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・犬丸充毅(エリミネーターII類)
問われてすぐ、目を伏せる。
「……やるべきこと」
そして、ポツリと溢すように答えた。
「姉さんは、オレを生かすために死んだ。アイツも、生きてたかっただろうに……死にたかったオレだけ、ずっと生きてる。だから、生きなきゃいけないと思って、生きてるだけで、本当は……」
だんだんと声が小さくなっていく。最後の言葉は音にならなかった。希死念慮を振り払うように首を振り、「とにかく、生きるべきなんだよ。オレは」と言う。
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・内海霞藍(エリミネーターI類)
「はあっ、あ、は、ぁ、あさ、あさねさっ、……ん、じゃ、ない……？」
何か恐ろしいものから逃げてきたような心地で、荒く息をつきながら、彼は一番信頼している保護者の名を呼んだ。しかし、振り返った先にいるのが違う人物だと分かって、怪訝そうに眉を顰める。
「お、とうさん、でもない……誰？」
見覚えのない人物を警戒するようにきゅっと体全体を縮こませる。しかし、話しかけられた内容に、ぽかんと目を丸めた。
「へ？ いきる、生きるとは……？ な、なにこの夢、あれ、夢だよな……？」
混乱して首を傾げる。それから、「もし、夢じゃなくて、何か異能を使ってあなたが聞いているのなら……なんで、そんなことが、気になるんだろう。あ、いや、純粋に疑問で、否定とかそんなんじゃなくて」と不思議そうにしつつ慌てた。警戒はあったが、これに答えないといけないのだろう。そうじゃないと、きっと保護者に会えない、いつものように怖い夢を見たと撫でてもらいたいから、答えるしかない。そう思って、霞藍は口を開く。
「生きるとは……生きるとは、色んな毎日を過ごすこと、だと思う……」
自信がなさそうに答える。
「おれは、今一緒に暮らしてる人に助けられるまでは、殴られたり、蹴られたり、食われたり、か、からだ、売らされたり、く、くわれてる、ひと、たすけられなかったり、ごはん、食べたらいけなかったり、たすけて、もらえなかったり、むしされたり、散々で……」
かつての日々を思い出し、顔色を悪くしていく。歯をガチガチと鳴らし、体を震わせ、ギュッと自分自身を腕でかき抱くと、ふうっ、ふうっ、と落ち着こうと息を吐いた。それでも、なんとか言葉を続けていく。
「う、ぁ……あ、そ、それで、それでも、毎日、生きてた。いたくて、こわくて、さみしかったけど、自分で死ぬなんてこと、考えつきもせず、誰も助けてくれないけど、誰か助けてくれたらな、一生このままなのかな、いつか死んじゃうのかなって、自分では抜け出せる気がしなくて、泣きながら、生きてた……けど」
恐怖に襲われていただろう、彼の顔が緩んだ。頬に血色が戻ってきた。
「ある日さぁ、助けてくれたんだ。或核さんが、助けてくれた。おれを、見つけてくれた。それでな、どうしようもなくて、情けなくて、間違ってる、おれを、そのまま受け入れて、否定せず、一緒にいてくれる。おうちに、住まわせてくれてる……昔の家は、ただ、怖くて仕方ない場所だったけど、今の家は、すっごくあたたかくて、安心するんだ。なんか、この空間と、似てる。ここも、あたたかくていい場所だ」
へにゃりと笑う。いつの間にか、体の震えはおさまっていた。彼は腕を緩めると、腰に片腕を巻きつけ、顎に片手を当てる。
氷渡ミオ (プロフ) [2023年11月25日 17時] 90番目の返信
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「それで……えぇと、そう、そうやって、色んな毎日を過ごすのが、おれの“生きる”。怖くてしょうがなかったり、諦めたり、幸せを感じたり、楽しいことやってみたり、今の自分をどうにかしたいと思って頑張ってみたり、怖くても立ち向かってみたり、頑張ってから回ったり、勇気を出してみたり、失敗したり、成功したり……色んなことをして、毎日を過ごして、おれは、生きる」
吶々と話した彼のそれは、本来の彼自身から出る言葉だ。普段の仮面ではない、素の言葉を一生懸命に紡ぎ、「これが、おれの生きる、だけど……おかしかったら、ごめんなさい。あまり、いい答えじゃ、ないと思う……」と自信なさげに呟く。
「あなたは、自分の“生きる”を、探してるの？ それとも、もう答えがあって、他の人がどうか確かめたくて、聞いてるのか……なにか、参考になってた、か？」
首を傾げて問いかける。目の前の人が、どういう目的を持っているのか、不思議だったのだ。そして、自分の答えは彼にとってどういうものだったのかも、知りたかった。そのままの気持ちで、彼は問う。
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企画運営お疲れ様です。申請中の二名にて回答しました。お忙しいところ申し訳ありませんが、処理の方よろしくお願い致します。
氷渡ミオ (プロフ) [2023年11月25日 17時] 91番目の返信
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氷渡様への返信
以下キャラクター敬称略
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・犬丸充毅･･･【緑の思念】を獲得。
あなたは目を覚ました。
・内海霞藍･･･【白の思念】を獲得。
「そうか。良かった」少しぎこちないあなたを心配していたが、最終的にあなたの答えを聞いて、""夢""は優しい声でそう言う。「はは。さっきまで怖がってたじゃねえか。俺に聞くとこの夢は長くなるぜ。……冗談。すぐに目を覚ますよ。安心しろ」と、言うと""夢""の姿があなたの前から消えてなくなる。6秒後、あなたは目を覚ました。
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処理は以上です。ご参加ありがとうございました。
まめだいふく (プロフ) [2023年12月12日 15時] 92番目の返信
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※このボードは募集企画【東京：カニバリズム】参加者のみ書き込み可能のボードです。非参加者様は御遠慮くださいませ。
【第1イベント】
2023年1月上旬。眠っていた参加キャラクター全員が夢を見た。
「お前にとって生きるとは何だ」
あなたは夢の中でそう問いかけられる。問いかけて来たのは、二十代の男性のように見える。男性の顔は霧がかっていてよく見えないが、夢自体はハッキリとした夢だ。だが夢だと分かっていても覚めない。この問いに正直に答えなければ夢から覚めないとあなたは察したことだろう。さて、何と答えた？
まめだいふく (プロフ) [2022年11月10日 15時]
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・蔭山久々璃
「え、え、えと。生きる。生きるって、なんだろう……」
彼は急にそう問われて戸惑っている。ここはどこ、あなたは誰、なぜそんなことを聞くの。聞きたいことは山ほどあったが、彼はとりあえず初めに聞かれたことに答えることにしたらしい。ああでもないこうでもないと悩み、そうしてようやく言葉を吐き出した。
「自分の、するべきことと、したいことをして、充実した生活を送ること……？」
少し自信がないようだが、思いついた内容はそれだったようだ。これだけでは足りないかと、彼は言葉を続ける。
「発掘調査をしたり、友達と話したり、楽しいことをしていると、生きててよかったなあ、って思うんです。ええと、生きていることを実感するというか、ぼくは。……そういった、楽しさの中でずっと生きれたらと思うんです。……あなたが聞いた『生きるとは何か』という問いの答えとは、少しばかりずれてしまうかもしれませんが……」
昔、生きている実感が湧かないような生活をしていたからだろうか。今の充実している生活が彼にとって「生きる」という状態である様だ。彼は少しだけはにかみながら答えた。
***
・ハイザラ
「……なんだ、オマエ」
見慣れない人物に、彼は警戒心を強める。しばらく姿勢を低くし睨みつけていたが、""夢""が自分に対して危害を加えないこと、そして答えないと夢から覚めない事を察知し、姿勢はそのままで答える。
「ククリを、守ること。それが、それだけがオレの存在意義だ。そのためにオレは生まれた」
その瞳は少しだけ、揺れている。本当に……、それだけがオレの存在意義なのか？……いや、それでいいはずだ。そうだろう。ククリがいなければ、オレも存在しない。……でも。そんな心の揺らぎを悟られないように、彼はフードを目深にかぶって""夢""から目を逸らした。
***
・赤川勇貴
「なあにぃ、お前さん。……俺さんにそんなこと聞いてどうしたいの？」
一瞬だけ見定めるような目を""夢""へ向けたが、それはすぐにへら、と人がよさそうな笑みに塗り替えられる。少しばかり黙っていたが、仕方ない、とでも言いたげに笑顔を浮かべたままわざとらしい溜息を吐いた。
「居場所を、」
始めに出たのは弱く掠れた声音だった。自分で少し驚いたような顔をして、口を噤む。息をそっと吸い込んで、彼は再び口を開ける。
「……居場所を、見つけること。他でもない、俺自身の」
今度は強く、そして暗さを含んだ声音だった。守るでもなく、見つける。未だ彼自身は、自分が堂々と胸を張って「ここが居場所だ」と言える場所を見つけられていないのである。先程までの笑みを剥がした彼は、これで満足かとも言いたげに"夢"に視線を投げた。
***
誤字があったため再送失礼いたします。主催業務お疲れ様です。
新しく実装していただいた二名(三名)で回答させていただきます。
お手隙の際にご確認いただけると幸いです。
何卒よろしくお願いいたします。
やすり (プロフ) [2022年12月24日 22時] 91番目の返信
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やすり様への返信
以下敬称略
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・蔭山久々璃･･･【黄の思念】を獲得。
「それでいい」。""夢""の機嫌が良さそうだ。機嫌がいいと言うよりは、満足そう、の方。生きてて良かったと、これからも思っていけますように。""夢""は願う。あなたは目を覚ました。
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・ハイザラ･･･【緑の思念】を獲得。
「…俺は、お前自身にも＿＿＿＿」""夢""が全て言い切る前に、遮られるように…あなたは目を覚ました。
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・赤川勇貴･･･【緑の思念】を獲得。
""夢""はあなたに手を伸ばす。掴もうとする仕草ではなく触れようとする仕草だ。もっと早く出会えていたら""夢""はあなたに居場所を与えようとしただろう。けれど、""夢""は所詮夢。何もしてやれない。自分の手を引っ込めるべきだと感じても、止まらなかった。""夢""はあなたの頬を撫でた。そこであなたは目を覚ました。
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処理は以上です。ご参加ありがとうございました。
まめだいふく (プロフ) [2022年12月27日 17時] 94番目の返信
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