ㅤ\\ 幻想住人 ___    ㅤ

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(出会い目的の書込は法律で罰せられます→ルール)

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__30.

加瀬 (プロフ) [2019年4月21日 22時] [固定リンク] スマホ [違反報告・ブロック]

「宇宙での実験に向け、今日からまず訓練を行う。科学的に生み出したこの地下の無重力施設で1ヶ月体を慣らすんだ。君たちは仲間だよ、この中では助け合いが全てだ。仲良くやってくれ。」
ニコニコと愛想の良い、丸眼鏡をかけたおじいさんがゆっくりと話す。この人、目が笑ってない。

事の発端は数日前のこと。夏休みの課題が一瞬で終わり、あまりにも退屈だったもので、なんとなくコンビニでも行こうかと外に出た。その日はどんよりと曇っていて、気分は最悪。じめじめとした空気の中張り付く服に嫌気がさしつつ、町内会館を通り過ぎる寸前。会館前の掲示板に貼られた、1枚の貼り紙が私の目を引いた。

真っ黒。
真っ黒な貼り紙だった。
私は目を疑った。

思わず立ち止まり、凝視する。近づいてみると薄ら文字が見えた。かと思えば、段々と文字が濃くなって___いや、紙自体の色が変化している__?、そこに貼られていたのは、「君も宇宙へ行ってみないか?」と書かれた、いかにも胡散臭い貼り紙だった。
他に書かれていたのは住所と、携帯電話の番号。それ以外の文字はあまり覚えていない。ただ、とにかく胡散臭かったし、ダサかった。センスがないにも程があると思う。でも、興味が湧いた。
気が付けば私はコンビニではなく、その貼り紙に書かれた場所を訪れていた。両隣は空き地で、目の前には古いコンクリート製の、三階建てくらいに見える四角い建物。骨組みだけの錆び付いた看板。全て売り切れの自動販売機。身震いした。こんな場所を、私は知らない。おかしいな、とは思ったが、暇な学生の馬鹿みたいな好奇心は掻き立てられる一方であった。
未知の場所への恐怖を振り払い、私は建物の中へ足を踏み入れた。

中は意外と綺麗だった。床にはオレンジ色のタイルが貼ってあり、電気も点いており部屋の隅まで明るいが、天井は鉄パイプが蛇のように這っていて気味が悪い。ぐるりと室内を見回す。学校によくある、粉受が木製の黒板。公園にありそうな、金網のまるいゴミ箱。駅のホームで見かけたような、たくさんのコインロッカー。図書館にあるような、大きな本棚。カーネーションのささった花瓶に、ドラムセット、不思議な色をした大きなサボテン...。他にも色々と物が置かれているが、どれもちぐはぐで居心地が悪そうだ。
他にも貼り紙を見たのか、それともどこか別の場所で知ったのか、はたまた目的が違うのかは分からないが、人も居た。___全員女の子だ。しかも、恐らく私と同い年か、1、2個しか変わらないであろう年代の子達に見える。
「あ...、あの...」
後ろから話しかけられてビクリと体がはねた。急に話しかけるな!と思ったが、同じ学校、別のクラスで、顔だけは知っているような人だった。向こうも名前は知らないらしく、ねえ、あなたC組の!奇遇だねー、とか他愛ない会話を持ちかけられたので適当にああうん、とか、そうなんだね、とか愛想笑いしながら返した。話す声が少し震えていた。彼女も心細かったのだろう。次第に話し声が落ち着いてきた。
「ねえ、なんで此処へ来たの?」
「あー、なんか貼り紙?見てきたんだよね。そっちは?」
「私はネットで見つけてねー、あれ、スマホない...」
「ばかだあ」
ポケットを必死に探る彼女を見て、私も緊張が解れる。自分が緊張していたことに今更気付いた。馬鹿は私か。
私もネットに転がっているらしいそれが気になり、ポケットに手を入れた。

ない。
どこにも。
家を出る時は、確かにあった。出た時に時間を確認して、あの時は13:19で、コンビニまで5分、とか考えて、...見回せば、スマホを持っている人が1人もいない。おかしい。現代人がスマホを持ち歩かないわけがない。私の年代なら尚更。
じわりと嫌な汗が滲む。この部屋は暑くなかった。夏なのに。エアコンなんてものは見当たらない。この建物に入る前から、暑さはどこかへ消えていた。一体、いつから。

室内に不安の色が滲み始めた頃、黒板の方から声がして、私を含む全員が一斉にそちらを見た。

g (プロフ) [2022年2月15日 13時] 1番目の返信 スマホ [違反報告・ブロック]

__29.

加瀬 (プロフ) [2019年4月21日 22時] [固定リンク] スマホ [違反報告・ブロック]

加瀬 (プロフ) [2021年6月19日 5時] 3番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

加瀬 (プロフ) [2021年6月19日 5時] 4番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

加瀬 (プロフ) [2021年6月19日 5時] 5番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

加瀬 (プロフ) [2021年6月19日 5時] 6番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

一旦閉、また描く。

加瀬 (プロフ) [2021年6月19日 5時] 7番目の返信 スマホ [違反報告・ブロック]

__28.

加瀬 (プロフ) [2019年4月21日 22時] [固定リンク] スマホ [違反報告・ブロック]

加瀬 (プロフ) [2021年1月13日 19時] 3番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

加瀬 (プロフ) [2021年1月13日 19時] 4番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

加瀬 (プロフ) [2021年1月13日 19時] 5番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

加瀬 (プロフ) [2021年1月13日 19時] 6番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

仮置。追記有/途中

加瀬 (プロフ) [2021年1月13日 19時] 7番目の返信 スマホ [違反報告・ブロック]

__27.

加瀬 (プロフ) [2019年4月21日 22時] [固定リンク] スマホ [違反報告・ブロック]

「その人」

一人称、僕。
銀色の美しい髪を持った不思議な人物。
魔法が得意だが、他には何も無い。
絵が絶望的に下手。

加瀬 (プロフ) [2019年9月26日 9時] 6番目の返信 スマホ [違反報告・ブロック]

加瀬 (プロフ) [2019年9月26日 9時] 7番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

加瀬 (プロフ) [2019年9月26日 9時] 8番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

加瀬 (プロフ) [2019年9月26日 9時] 9番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

加瀬 (プロフ) [2019年9月26日 9時] 10番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

__26.

加瀬 (プロフ) [2019年4月21日 22時] [固定リンク] スマホ [違反報告・ブロック]

ひ と り あ そ び 。 オ リ チ ャ 。
___ j ack / c herie ___

(プロフ) [2019年9月7日 16時] 1番目の返信 スマホ [違反報告・ブロック]

コツリ、コツリとヒールの音が響く。
1歩を歩む度に反響も大きくなり、私の心臓も高く跳ねる。
何も無い、じとじととした空気の廊下。
数メートルおきに、床に置かれた白い蝋燭が小さく輝いている。窓もなく、真っ暗で周りの様子は殆ど見えない。
やがて1つの扉の前に辿り着いた。
何の変哲も無さそうな木の扉。
すう、はあと1度深呼吸をして、ガチャッ と勢い良く扉を開き素早く後退する。
先程まで私が居た位置に、室内の天井から赤い糸でぶら下がっている血塗れのハンマーがブォンと音を立てて飛んできた。もし当たっていたらと考えるとゾッとする。しかし、この部屋ではこれが当たり前である。
暫く様子を見た後、安全を確認し中へ入る。
足元にも天井にもトラップがあるという。しかし、よく気を付ければ引っかかることは無い...らしいので、周囲を警戒しながら慎重に進む。
中には多様な拷問器具と...1人の男。
私はその男に話しかける。
「ジャック。資料を持ってきたわよ。」
男は私に見向きもせず...ただ、拷問器具たちを見ている。どういう感情なのか...顔は見えない。
「ジャック!!!」
そう叫ぶと同時に、私はドンッ、と乱暴に、男の目の前の机に厚さ3センチほどの紙の束を置いた。
奇妙な机だ。物が何一つ置かれていない。埃すらも、そこには存在していない。一体何に使っていると言うのだろう。

(プロフ) [2019年9月7日 16時] 2番目の返信 スマホ [違反報告・ブロック]

__25.

加瀬 (プロフ) [2019年4月21日 22時] [固定リンク] スマホ [違反報告・ブロック]

愚者 (プロフ) [2019年8月5日 8時] 2番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

愚者 (プロフ) [2019年8月5日 8時] 3番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

愚者 (プロフ) [2019年8月5日 8時] 4番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

愚者 (プロフ) [2019年8月5日 8時] 5番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

わたしは時折思うのです。
「一緒に死ねたら」どんなに素敵かと。
でもまだ、残念なことに、わたしも貴女も、死ぬ覚悟はできていないのです。
愛しているわ。

愚者 (プロフ) [2019年8月5日 8時] 6番目の返信 スマホ [違反報告・ブロック]

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加瀬 (プロフ) [2019年4月21日 22時] [固定リンク] スマホ [違反報告・ブロック]

そこで大切なのが「手を差し伸べる」こと。
ほんの小さな村に、見向きもしなかった人達は全員「鬼」であろう…?

愚者 (プロフ) [2019年8月5日 2時] 7番目の返信 スマホ [違反報告・ブロック]

手を差し伸べられなければ、自分たちで全て解決しなくてはならない。
しかし、力がない。
故に、変な「妄想」にも縋ってしまうのだ。

愚者 (プロフ) [2019年8月5日 2時] 8番目の返信 スマホ [違反報告・ブロック]

あるはずのない話に踊らされ、
ないはずのものを欲しがって、
ありもしない理想をぺらぺらと語るのだ。

愚者 (プロフ) [2019年8月5日 2時] 9番目の返信 スマホ [違反報告・ブロック]

それが悪いとは思わない。
しかし まあ なんとも 醜いものだなぁ。

愚者 (プロフ) [2019年8月5日 2時] 10番目の返信 スマホ [違反報告・ブロック]

。BADEND 。
さめとの合作!!ありがとう!!!!!!

愚者 (プロフ) [2019年8月5日 2時] 11番目の返信 スマホ [違反報告・ブロック]

__23.

加瀬 (プロフ) [2019年4月21日 22時] [固定リンク] スマホ [違反報告・ブロック]

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加瀬 (プロフ) [2019年4月21日 22時] [固定リンク] スマホ [違反報告・ブロック]

__21.

加瀬 (プロフ) [2019年4月21日 22時] [固定リンク] スマホ [違反報告・ブロック]
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