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メッセージ一覧

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‪‪螢 (プロフ) [2019年8月17日 17時] [固定リンク] スマホ [違反報告]

とある夜。外は星が煌めき輝いているだろうか。だが、仕事をしているのだから、星の事なんて考える訳には行かない。
「警察も楽じゃないね…。」
なんて考えながら美術品の前に行く。今夜、この絵画が奪われる。奪われないため、きちんと自分達警察がしっかりしないといけない。
「…はやくきてよ!はやくおわらせてよ。」
はぁ、と小さく溜息をつき、あたりを見渡す。特に何もなさそうだが。


今日の気温は30°越え。クーラーがあっても暑い気がしてくる。仕方ない、アイスでも買いに行くか。
志麻「麗奈 ~ !今からアイスでも買いに行くんやけど、一緒に行く?
そういや、麗奈ってなんのアイスが好きやっけ?」
彼女の隣に座り、ニコニコと問いかける。
志麻「今日アイス安い日やし!」

‪‪螢 (プロフ) [2019年8月17日 17時] 1番目の返信 スマホ [違反報告]

「よし、到着」
美術館の中に忍び込むとうらたが小さく呟く。そこからは狙っている美術品を眺めることができ、近くには何人もの警察が警備していた。何かを見つけたセンラは
「うらたさん」と声をかける。「ん?」とうらたが返事をすると、センラは
「あの警察官攫っていったら面白いんやない?」
そう言って、女性の警察官を指差していた。すると、うらたは「確かに…面白そうだな」と小さく笑う。

志麻にアイスを一緒に買いに行く?と誘われて、目を輝かせると嬉しそうに志麻の顔を見る。
「志麻が行くなら私も行く…!」そう言った後に「私はね、抹茶アイスが好きなの!」と続けて言った。いつもは大人しく振る舞うのに、志麻の前になるといつも甘えており、子どもっぽく20歳を超えているようには見えないのである。

彰奈 (プロフ) [2019年8月17日 18時] 2番目の返信 スマホ [違反報告]

上から聞こえた小さな足音。そこに懐中電灯を向け、そこをまじまじと見つめる。だが、特に何も無い。
「気の所為…?いや、来た可能性もあるな…。」
上の方にも警備はさせてある。だが、足音が違う。
「…来た時はその時対応しよう。取り敢えずここの警備だ。」
懐中電灯を消し、また絵画の警備に着く。
「…怪盗ってめんどうだな、」


志麻「ほんま!?行こいこ!」
彼女の腕を引き、靴を履いて外へ出る。やっぱり30°を超えていると何もなしで外に出るのはきつい。
志麻「うひー…あっつ…はよアイス食べたいー!はよ行こ!」
少し駆け足でスーパーに向かう。浮かれていた。気付かなかった。赤信号に。もう気付いた頃には遅い。聞こえるのは車の急ブレーキの音と周りの悲鳴。そして彼女が自分の名前を呼ぶ声。そこからもう何も聞こえなくなった。

‪‪螢 (プロフ) [2019年8月17日 18時] 3番目の返信 スマホ [違反報告]

「よし、行くぞセンラ」
うらたが小さく呟くと、2人ともサッと下へ降りる。うらたが美術品を盗ると、センラは女性警察官の方へと近付く。そして、
「すまんなぁ…面白そうやからこの警察官も貰っていくわ」
そう言うと、その女性警察官を抱える。

志麻は嬉しそうにして、私の手を引き外へと出た。もう、そんなに可愛いの反則だし…
「ふふ、そうだね。志麻とアイス食べ合いっこしたい…!」
そう返したまでは良かったのだ。あまりにも楽しみにしていたのか、志麻は赤信号にも関わらず渡ってしまい、私よりも数歩先に出ていた志麻が車に轢かれた。私は急いで志麻に駆け寄った。志麻から流れている血が着いたってどうでもよかった。
「志麻っ…!志麻ぁっ!やだよ…っ……死んじゃやだぁっ…!」
志麻の体に触れて、私は子どものように泣きじゃくった。周りの人が救急車を呼んでくれていて、数分後に救急車が到着した。

彰奈 (プロフ) [2019年8月17日 19時] 4番目の返信 スマホ [違反報告]

警備員ではない声。聞こえた時にはもうふわりと浮いていて、足が地面についていなかったのだ。
「なっ…!離せ!私なんか攫っても面白くない!」
抱きあげている彼の腕を外そうと必死に掴み、力を込める。だが、彼の腕はビクともしない。
「…握力ゴリラ。」
けっ、と嫌味のように黄色い彼に言う。


ぴ、ぴ。と聞こえ、その音で目が覚める。白い天井、まわりはカーテンがある。
「ここ…どこ…」
手を見ると、女性が自分の腕を握っていた。彼女は自分を見るなり嬉しそうにする。自分はその握られている腕を嫌そうな顔して引っ込め彼女に言う。
「…あんた誰、?」

‪‪螢 (プロフ) [2019年8月17日 20時] 5番目の返信 スマホ [違反報告]

「ちょ…っ…ゴリラは酷ない!?」
センラが警察官にそうつっこむ。すると、うらたは「とりあえず戻るぞ、センラ」と声をかけた。センラが返事をすると、2人は外へと逃げた。
「ちょっと怖いかもしれへんけど、我慢してな」
そういって屋根の上を次々と渡っていく。

志麻が目を覚まして、私は「志麻…!目が覚めてよかった…」と声をかけた。けれど、返ってきた返事は私にとって絶望的なものだった。志麻が嫌そうな顔をして腕を引っ込めると、「あんた誰?」って…
「志麻…?私のこと忘れちゃったの……?私、麗奈だよ…」
そう言っている麗奈は嘘だ…と言っているような表情をしていた。志麻が目覚めるまで半日、夜中も寝ずにいたのもあるせいか今すぐにでも倒れそうなぐらいだ。

彰奈 (プロフ) [2019年8月17日 20時] 6番目の返信 スマホ [違反報告]

下を見れば高いところ。自分は高いところが嫌いだ。ぎゅっと目を瞑り、彼の服を掴む。
「落ちたくはないけど下ろしてくれ…!」
帰りたいのだ。彼が盗んだ絵画を持って。美術館に返し、家に帰りたい。
「てか、これからどこ行くの…?
出来れば家に帰してくれるとすごく有難いんだが…」


志麻「麗奈…?ごめん、誰?」
苦笑いをして頬をかく。はて、誰だろうか彼女は。彼女はフラフラとたおれそうになっていて、とりあえず自分と場所を変わり寝かせた。見ず知らずの人にこんなことをしてもいいのだろうか。
志麻「んで、改めて…君誰?」
きょとん、とした顔で見つめる。いつものあの笑顔はない。

‪‪螢 (プロフ) [2019年8月17日 22時] 7番目の返信 スマホ [違反報告]

下ろしてと言っている彼女に対し、うらたは「だーめ」と言った。
「君のことは家に返してあげられないなぁ…今日から俺たちが住んでいる家で住んでもらうから」
そう笑いながら、うらたは続けて言った。少し強引かもしれないけれど、まぁ仕方ないだろう。

「ごめんね…ベッドで寝かせてもらっちゃって…」
そう申し訳なさそうに謝る。志麻の「ごめん、誰?」という言葉により、鈍器で殴られたかのような感覚に襲われ、上手く頭が回らない。とにかく相手が私のことを知らないのならば、タメ口で話すなんてしない方がいいのだろうか…馴れ馴れしいって思われるよね…
「えっと…こんな状況だと信じてもらえないかもしれないけれど…私、貴方の彼女です」
少し不安そうな表情でそう伝える。またさっきのような嫌な顔をされたらどうしようと、不安で仕方ない…

彰奈 (プロフ) [2019年8月17日 23時] 8番目の返信 スマホ [違反報告]

「はぁ!?無理無理、絶対嫌だ!意地でも帰る!絶対帰る!いやだ!
なんで私があんたらの家に住まなきゃなんないの!」
こいつらの世話なんか絶対したくない。夕飯も絶対自分のしか作らない。自分達で生きろくそニート!と言いたかったがさすがに言えなかった。
「…洗濯、朝昼晩飯、片付け、その他諸々は自分でやれよ。私自分のしかしないから。」
ふん、と半分諦めた様子で言う。もう反論するのもめんどくさい。


志麻「へー…彼女…え、彼女!?」
自分は大切な人を忘れていたのか。でも、本当に思い出せない、近くにあったケータイで色々確かめる。某青い鳥で見たのだが、自分は歌い手…?とやらをしているらしい。
志麻「えっと…れ、いなさん?
これってどうやったらいいのかな…」
ツイートボタンを押したが、何をしていたのか知らない。適当にツイートをする。でも、送られてくるのは知らない人からたくさんの返信。

‪‪螢 (プロフ) [2019年8月18日 0時] 9番目の返信 スマホ [違反報告]

最初は嫌だ嫌だと言っていたくせに、諦めたらしく自分のことは自分でしろと言われた。とりあえず、丸く納まった…のか?
「よし、うらたさんやったな」
とセンラが言うと、うらたもうんうんと頷いている。家に着いたらしく、下に降り一軒家の扉の前まで移動する。

驚いていたり、某青い鳥を開いて麗奈さんと呼びながら少し困っているようないつもでは見れない志麻が見れて少し可愛いと思ってしまう。私は体を起こして
「ふふ、私のことは麗奈でいいよ」
そう言って志麻の頭を優しく撫でる。その後に続けて「歌い手っていうのはざっくり言うとオリジナル曲や歌ってみたを投稿して活動しているの。返信している人達は皆リスナー…志麻のファンだよ」
でも、今は頭が混乱しているかもしれないし暫くは控えなと付け足して言う。志麻が記憶喪失だなんて知ったら皆驚いちゃう…それに今はあまり志麻に負担をかけたくない。

彰奈 (プロフ) [2019年8月18日 0時] 10番目の返信 スマホ [違反報告]
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