姫歌@復活しましたのボード
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コラボ番外編集出来た。
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恩田ちゃんもそのうち登場
姫歌@復活しました (プロフ) [2019年2月15日 3時] 4番目の返信
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「……あれ？」
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太宰の兄、（名前）が地に足つけて立って周りを俯瞰した時、じっと近くを凝視し、嗚呼と早くも納得した声を出す。この夢の世界、来るのは訳ありの者ばかりで、集まるのは必然的に天才や怪力などになる。
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閑話休題。
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（名前）は横浜に居るが夢の中だと意味不明かつ状況にも慣れぬであろうに、普通に歩き出す。何処の主人公も図太く生きていかねばやっていられないのだろう。心中お察しするしかない。
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そして刹那、少女と目が合う。
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「太宰さ……！？」
「僕も確かに太宰だけど、一寸違うな」
「ぼ、僕……？」
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状況が飲み込めないらしい少女は、僕……？と反芻すると、口を尖らせて（名前）の方をじろりと一瞥する。やれやれ、と手首の辺りをそっと見せてやると、包帯がないことからなんとなく違う人だと判って貰えた。
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「す、すみません……」
「ねぇ、君。多分治が失礼なことしたでしょ？」
「いえ、そんなことは＿＿！」
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急いで少女は云うが、（名前）を見たときの怯えようやら微表情やら、証拠は溢れんばかりにある＿＿無論、こんな手腕を使えるのは（名前）だけだが。
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しかし、代わりに言葉を次ぐ。
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「アレで弟も苦労人だ。僕に免じて許してやってくれ」
「……ゆるす？」
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くすり、と笑って少女は云う。嘘というには自然過ぎたし、なにより少女の笑顔は眩しすぎた。
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「怒ってなんていませんよ」
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これが太宰（名前）と恩田（名前）の、出会いの話。
レン (プロフ) [2019年2月15日 19時] 6番目の返信
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