那戯田沢 亜須のボード

那戯田沢 亜須のプロフィール | 発言 (那戯田沢 亜須の最後の書き込み: 「おんそやねー」 @那戯田沢 亜須のボード [2021年2月16日 0時] )

メッセージ一覧

お姉様!此方です!!

那戯田沢 亜須 (プロフ) [2019年6月28日 23時] [固定リンク] PCから [違反報告]

「ッ…えっ…?嗚、呼……」
漸く、呼ばれ手を握り締められている事に気付いた様子であった。
視線が忙しなく、右往左往していた。
「…何、だっけ…?」
冷や汗が宙を軽やかに滑り落ちそうになっていた。
───────
矢張、相思相愛、以心伝心だねぇ
ん、また話せて嬉しいよ。我が妹よ。あっ、入水してくるよ。帰ってきたら、返事しておくからね

七海@返事・更新頗る滞ります (プロフ) [2019年6月28日 23時] 1番目の返信 スマホ [違反報告]

「郁葉。お前ちょっと寝ろ」
三鷹はそういって軽々と郁葉を持ち上げた。
そして近くにあった部屋に入ってベッドに乗せた。
因みに靴は脱がされている。
「お前、本当に大丈夫か……?」
そして乗せてから三鷹は不安に揺れた目で郁葉を見て聞いた。

そうですね!私とっても幸せです!
いってらっしゃいお姉様!

那戯田沢 亜須 (プロフ) [2019年6月28日 23時] 2番目の返信 PCから [違反報告]

「え…?っ…~!?
あっ厭ッ……待って…」
──何で僕、抱き上げられてるんだい…?
「…ッ、大丈、夫だよ……ね、ぇ…」
羞恥と困惑とで、顔色が優れずにいた。
苦し気な吐息が零れ落ちた。
────
私もだよ。我が妹。幸せ過ぎて、頬が緩んでしまう位にね
只今。帰ってきたよ

七海@返事・更新頗る滞ります (プロフ) [2019年6月29日 0時] 3番目の返信 スマホ [違反報告]

「大丈夫じゃないだろ?顔色悪いぞ……?」
そう言う三鷹の手は震えていて酷く心配しているのがわかった。

私も、ついつい頬が緩みますお姉様。
おかえりなさいです!

那戯田沢 亜須 (プロフ) [2019年6月29日 0時] 4番目の返信 PCから [違反報告]

「……だっ、大丈、夫…!
大丈、夫だから……」
──この位、何とも無いよ。『あの頃』に比べれば____。
必死に大丈夫だ。と云う姿は、駄々を捏ねる稚児の様であった。
──────
ふふっ、益々嬉しいや
有り難う。

七海@返事・更新頗る滞ります (プロフ) [2019年6月29日 0時] 5番目の返信 スマホ [違反報告]

「でも……」
郁葉が無理に大丈夫と言えば言うほど三鷹の瞳が揺らぐ。
「無理、しないでくれ……お願い、だから…」
__やっと見付けたこの世界で否定しない奴を失いたくないから
そう呟く三鷹はまた独りになる怖さからか声までも震え始めていた。

えへへ、お姉様が喜んでくれて私も嬉しいです!

那戯田沢 亜須 (プロフ) [2019年6月29日 0時] 6番目の返信 PCから [違反報告]

「ッ、……判っ、た…判っ、たよ…無理、はしない…しないから…独りに、」
──させて呉れないかい…?
稚児は独りを求めうる。
其れが如何に間違えていおうとも____。
「…ッ、御願い…だから…」
郁葉の瞳が罅割れた。
──────
ふふ、私もさ

七海@返事・更新頗る滞ります (プロフ) [2019年6月29日 0時] 7番目の返信 スマホ [違反報告]

「いやだ……目をはなしたら、消えそうでこわい…」
そう言った言葉は三鷹がはじめて見せた弱気な声だった。
「独りは……やだ……」
ぎゅっと自分の手を握って涙を溜めて言う三鷹の体は震えていた。

お姉様大好きです。愛してます…

那戯田沢 亜須 (プロフ) [2019年6月29日 0時] 8番目の返信 PCから [違反報告]

「!……消えない、消えないから…」
──頼むよ
「ッ…独り、に…させて呉れ……」
そんな紡の姿に驚き乍も、独りにさせて呉れ。と云い続ける。
それは、郁葉なりの我が儘…自身の脳味噌で決めた事柄でもあった。
「…頼むよ…ッ」
悲痛な叫びが谺(こだま)した。
────
それは私もさ。我が妹よ。

七海@返事・更新頗る滞ります (プロフ) [2019年6月29日 0時] 9番目の返信 スマホ [違反報告]

「っ…我が儘言って、ごめん、な」
そう言って揺らぐ瞳を最後、郁葉に合わせないまま部屋を出ていった。
その姿は酷く脆く、消えてしまいそうだった。

えへへ…お姉様…

那戯田沢 亜須 (プロフ) [2019年6月29日 0時] 10番目の返信 PCから [違反報告]
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