那戯田沢 亜須のボード
メッセージ一覧
七海@返事・更新頗る滞ります (プロフ) [2019年6月28日 23時] 1番目の返信 [違反報告]「ッ…えっ…?嗚、呼……」
漸く、呼ばれ手を握り締められている事に気付いた様子であった。
視線が忙しなく、右往左往していた。
「…何、だっけ…?」
冷や汗が宙を軽やかに滑り落ちそうになっていた。
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矢張、相思相愛、以心伝心だねぇ
ん、また話せて嬉しいよ。我が妹よ。あっ、入水してくるよ。帰ってきたら、返事しておくからね
七海@返事・更新頗る滞ります (プロフ) [2019年6月29日 0時] 3番目の返信 [違反報告]「え…?っ…~!?
あっ厭ッ……待って…」
──何で僕、抱き上げられてるんだい…?
「…ッ、大丈、夫だよ……ね、ぇ…」
羞恥と困惑とで、顔色が優れずにいた。
苦し気な吐息が零れ落ちた。
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私もだよ。我が妹。幸せ過ぎて、頬が緩んでしまう位にね
只今。帰ってきたよ
七海@返事・更新頗る滞ります (プロフ) [2019年6月29日 0時] 5番目の返信 [違反報告]「……だっ、大丈、夫…!
大丈、夫だから……」
──この位、何とも無いよ。『あの頃』に比べれば____。
必死に大丈夫だ。と云う姿は、駄々を捏ねる稚児の様であった。
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ふふっ、益々嬉しいや
有り難う。
七海@返事・更新頗る滞ります (プロフ) [2019年6月29日 0時] 7番目の返信 [違反報告]「ッ、……判っ、た…判っ、たよ…無理、はしない…しないから…独りに、」
──させて呉れないかい…?
稚児は独りを求めうる。
其れが如何に間違えていおうとも____。
「…ッ、御願い…だから…」
郁葉の瞳が罅割れた。
──────
ふふ、私もさ
七海@返事・更新頗る滞ります (プロフ) [2019年6月29日 0時] 9番目の返信 [違反報告]「!……消えない、消えないから…」
──頼むよ
「ッ…独り、に…させて呉れ……」
そんな紡の姿に驚き乍も、独りにさせて呉れ。と云い続ける。
それは、郁葉なりの我が儘…自身の脳味噌で決めた事柄でもあった。
「…頼むよ…ッ」
悲痛な叫びが谺(こだま)した。
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それは私もさ。我が妹よ。