菜音のボード
突然非ログなっ… 2023年2月23日 12時 /【騎士とお姫様… 2021年11月13日 21時 /フレンド許可し… 2021年7月27日 19時 /送った! 2021年7月19日 18時 /【泣かないで】… 2021年6月27日 20時 /な「ねぇ闇夜…… 2021年5月31日 11時
メッセージ一覧
alice rose (プロフ) [2021年11月13日 21時] [固定リンク] [違反報告・ブロック]【騎士とお姫様】
ーーーーー
なーくんside
俺の使命は…
姫様「なーくん、今日はいいお天気よ…少しお庭に出ましょ?」
『はい、姫様』
この王国たったりひとりの王位継承者である闇夜姫をお守りすること
それは、騎士としてでもあるけど…何よりも俺は…
姫様「なーくんったら、何回も言ってるでしょ?2人だけの時は名前で呼んで欲しいわ」
『アハハッ…そうだった、ごめんね闇夜』
姫様…いや闇夜の恋人だ
騎士じゃなくても王子じゃなくても、俺は闇夜を守る為に生まれてきた
闇夜「見て!蕾が咲いてる!美しく咲いてくれてありがとう」
『闇夜が直々にお水をあげたからだね』
闇夜「エヘヘッ…」
どんな花よりも闇夜が美しい、そう言葉に出来ない俺は…まだまだだな
ーーーーー
朝のお散歩が終わってから俺は騎士団に戻って訓練に励んだ
俺たちが恋仲なのは勿論誰も知らない、もしバレたら俺は〇ろされるだろう
でも…
〜闇夜「もし、なーくんが誰よりも強い騎士になって…この国の為に貢献してくれたら、きっとお父様も認めてくれると思うの…!」〜
俺が頑張って国王に認められれば、闇夜の隣にふさわしい男になれる
そう思えば、疲れなんて感じなかった
けど、集中しすぎたのかもしれない…
『ッ…!』
剣の先を見ていなかったせいで腕を少し切ってしまった
「大丈夫か!?」
『あぁっ…ちょっと手当してくる』
仲間のひとりにそう伝えて俺は城に入った
ーーーーー
ハンカチで腕を抑えながら廊下を歩く
傷が浅くて良かった
姫様「……なーくん?」
『…!』
声の先へと振り返ると、勉強しようとしていたのか分厚い本を抱えた姫様が居た
姫様「この時間は練習では?何かあったの?」
『…!いえ、なんでもありません』
腕を隠すように少し引きながら、笑って伝えた
そのままお辞儀をして下がろうとしたけど、姫様の目は誤魔化せなかった
姫様「…!なーくんっ!怪我してるじゃない!!」
ドサッ
本を落として俺に駆け寄り優しく腕を抑える姫様
『姫様っ…!大丈夫ですから、自分の不注意ですし傷も浅いですから』
姫様「ダメよ…!私の部屋に来なさい、ちゃんと手当しなくては…!」
『でもっ…』と言おうとしても、姫様は1歩も譲る気配がない
ここは言うことを聞かないと逆に無礼になりそうだ
俺は大人しく姫様の部屋に向かった
ーーーーー
姫様「染みるかしら…?」
『いえ、平気ですよ…姫様の手当ならどんな痛みも耐えられます』
姫様「まぁ、それは頼もしいわ」
「フフッ…」と笑って姫様は救急箱を閉まった
姫様「それにしても、無理はダメよ?ただでさえなーくんは騎士団の中でも特別に強いんだから」
『まだまだです、もっと強くならないと認めて貰えません…』
姫様「…ごめんね」
『…!』
どうしていきなり姫様が謝るんだ…?
姫様「私が、姫でなければ…良かったのに…」
俯いて、静かに俺に謝る姫様の前に座って優しく抱きしめた
『俺は…何も辛くないよ、何も嫌じゃないし…全て闇夜のためだと思えて幸せだ…だから、謝らないで』
闇夜「……!ありがとう…大好きよっなーくんっ…絶対、お父様も分かってくれるわ」
少し潤んだ目で微笑む闇夜に俺は優しく口付けた
誰かに見られたら大事になるのに…俺は気にもとめずに、ただ闇夜を愛した
『愛してる…闇夜』
闇夜「うん、私もよ…なーくん」
月明かりに照らされた夜に俺たちは浮かんだ
ーーーーー
本当に遅くなっちゃってごめんね…!!!
希望に添えていたら嬉しいな(●´ω`●)
alice rose (プロフ) [2021年6月27日 20時] [固定リンク] [違反報告・ブロック]【泣かないで】※なーくん目線だよ
ーーーーー
『ただいま〜!!!』
………
あれ?
おかしいな、いつもなら闇夜が笑顔でお出迎えしてくれて俺を癒してくれるのに
どうしちゃったんだろ…
俺は靴を脱いでリビングに入る
『闇夜?』
居ない…
……
「ウッ…」
……?
「ウゥ…」
…!闇夜!!?
微かにお風呂場から泣き声が聞こえて来て、慌ててお風呂場に向かう
パチッ
『闇夜!?』
お風呂場の電気を付けると、慌てた表情の闇夜が腕を隠して俺を見た
『どうしたの!?なんでこんな暗い所で泣いてるの?』
俺はゆっくり闇夜の前にしゃがんだ
闇夜「なーくん…あの…駄目…言えない」
首を振って俯く闇夜
『そんな事言わないで、心配なんだよ』
頭を撫でて言った、すると闇夜はぽつりぽつりと話した
闇夜「嫌になっちゃうかもしれないけど…私…」
ゆっくりと闇夜が手を出す
真っ赤な手首を
『…!これ、なんで…』
闇夜「ごめんなさい…!でも怖くて…今日なーくん遅かったから…怖くて…不安で……あっごめんね、なーくんのせいにしてごめんね…ごめんね」
泣きながらずっと謝る闇夜
けど俺には全く怒りは無かった
ギュ
闇夜「…!なーくん!血…ついちゃ…」
『謝らないで…』
闇夜「えっ…?」
『泣かないで…遅くなったのは俺のせいだし、こんな事で闇夜を嫌いになったりしない』
ギュと強く闇夜を抱きしめる
服に血がつこうが関係ない
『不安になる必要なんてないよ…俺には闇夜しか居ないんだから、だから安心して…俺の事いつもの可愛い笑顔でお出迎えして…?俺のこと沢山癒して…?』
闇夜「なーくん…」
ギュ
闇夜がゆっくり俺の事を抱きしめる、それに連れて俺ももっと強く抱きしめる
闇夜「分かった…ありがとうなーくん」
『うん…大好きだよ闇夜』
どんな闇夜を見ても嫌いになったりしないよ
だって闇夜はたった1人の…
俺の愛する人なんだから…
ーーーーー
遅くなってごめんね…!
いつもいつもありがとうっ!
なーくんも私も、いつでも闇夜の味方だからねっ!
alicerose
alice rose (プロフ) [2021年5月31日 11時] [固定リンク] [違反報告・ブロック]な「ねぇ闇夜…なんでそんな事言うの?」
る「そうですよ…!僕たちが居るのに、そんなに僕たちじゃ頼り無いですか…?」
さ「『そうじゃない』ならそんな事言うな、結構傷付くんだぞ?」
莉「嫌な事や辛い事があるのも分かるけど、闇夜が居なくなっちゃったら悲しむ人が必ずいるんだよね?」
こ「それは僕たちも同じ、闇夜にいなくなって欲しくないずっと傍で笑ってて欲しい」
ジ「だからそんなこと言わへんで?俺たちがずっと支えるから」
す「俺/僕たちと一緒に生きよう?」
ーーーーー
遅くなっちゃってごめんね〜!
彼らはいつだって闇夜ちゃんの傍に居るよ!(●´ω`●)