vagueown
メッセージ一覧
666 (プロフ) [2020年8月16日 13時] 4番目の返信 [違反報告]ああ~~~不可視の傷ですね……ありがたい……しかしあそこは設定のほとんどを人にお譲りしてしまって、手元に設定基盤残ってないんですよね……
まあ取りあえずざっくり説明しますね!
あの世界には『約束』と『契約』があって、種族としては「人間」「悪魔」「天使」「精霊」「魔獣」が存在します
人間はこのいずれかの種族と、対価が介在する『約束』『契約』のいずれかを行うことが出来ます
そしてそのどちらでも契約相手から恩恵を受けることが出来ます(例えば魔法が行使できるようになる、など)
しかし相手によってはデメリットが様々ですし、例えば悪魔が相手であれば殺戮などが対価になることもあります
見合わない対価を取られることもままありますし、中々難しいです
また、『契約』は守らないと相手から手痛いしっぺ返しを食らうので、契約者と呼ばれる人間はごく僅かです
しかしこの世界には『魔術』(魔法を体系化し人間単体でも使えるように落とし込んだ技)が存在し、契約者でなくとも恐ろしい犯罪を犯すことは可能です
それを防ぐために『異端審問官』と呼ばれるような、天使と『契約』を結ぶor結べる人間たちが集まる、ちょっとやべー組織もあります
警察みたいな役割の組織ですね、『協会』と呼ばれることが多いです
因みに、『約束』『契約』の難易度は
精霊>悪魔≧天使>>>魔獣
です
精霊は古い土地や美しい場所に居ることが多く、『契約』をすること自体は拒まれることがほとんどですが、『約束』ならほぼ即決で結んでくれます
対価が軽く、その分貸してくれる力は弱いですが一番親しまれています
悪魔は喚び出すか見付けるかする必要がありますが、快楽主義型が多いので与えられる力はかなり強いです
対価は重かったり、もしくは信じられないほど軽かったりなど幅はありますが、『契約』事項は遵守します
最も恐れられる契約相手ですが、決まりさえ守れば気の良い奴らも多いです
天使は基本的に喚び出す必要があり、そして喚び出したからには相応の覚悟を要求してきます
初っ端に吹っ掛けられる対価が大きすぎるほど大きく、渋々受け容れたとしても与えられる力が小さかったりします
しかし“信念”やら“正義”に準じているとやがて認めてくれるようになり、大きな力も貸してくれるようになったりします
四角四面なところはありますが、生真面目な人間にはとても相性が良いです
魔獣は現実世界に居ますが、しかし見つけ出すことも『契約』することも信じられないほど難しいです
まず見つけ出すためには幽世のものが“視える”目が必要ですし、『契約』するためには実力で魔獣を頷かせなければいけません
知力でも筋力でも良いのですが、基本的に魔獣は桁外れに強いため、頷かせるのは困難を極めます
しかし、周囲を巻き込むような強い欲求を持つものにはとても相性がよく、与えてくれる力も強いため、しばしば人間たちに探し回られたりしています
また、『契約』と『約束』の違いですが、『契約』は対価と力が大きい代わりに終了があやふやであることが多いのに対し、『約束』は対価と力が小さく終わりがハッキリとしています
この世界の基盤は現実なので、『不可視の傷』は基本的にローファンタジーです
参考にした作品は「フラウ・ファウスト」、「魔法使いの嫁」、「十二国記」などであります