専用
「くあ~…」大きな欠伸をしながら、私はよるの散歩へと向かう。時刻は深夜2時。この時刻に歩いてる人なんざたかが知れてる。「飲みてぇな………」
「…夜、人…いない」独り言を呟きながらふらふらと歩く。夜にしか散歩ができない世の中とは、一体どうなっているんだろうか。それは、dollだから仕方ないのだが。
「あれ……ねぇー、そこの人」道中。Dollと思わしき人物を真琴は見つけた。飲む相手が欲しかった彼女はそのDollに声をかける。
「……?」近くにいるのに気づいていないのか、キョロキョロと辺りを見回す。「…誰…?…溺れさせるよ…?」
「な!やめて!やめて!」更に近づき、ようやく顔が見える距離に近づいた。「溺れさせるのはやめてくれよ(笑)あたし、植木真琴って言うんだけど、ちょっと酒でも飲みたくなって、この辺ウロウロしてたんだ。……あんた、Dollだろ?」付き合ってくんない?と、真琴は無邪気な笑顔向けた
「…あ、ちっちゃくてわかんなかった…」真顔で呟いた後、質問に答える「うん…Dollだよ。…お酒は嫌だ。だから、他の人誘ってよ」
「あれ~結構、背は大きいほうなんだけどなぁ~」あははっと、片手を頭の後ろに回した。「酒は嫌いか…じゃ。ジュースでどうだ?少しだけ、話し相手になってくれよ(笑)」
「…ジュース、好き。…行く」少し目を輝かせ、頷く「僕、ルイって言うの。背はね、187㎝でね、」少し嬉しそうに話し始める
「ルイか、いい名前だな」てか、背でかいな(笑)と見上げるように真琴言った。途中、自動販売機でジュースを買い、真琴達は夜景が綺麗に見える公園へと向かった。
「ありがとう(笑)」嬉しそうに微笑む。買ったジュースを不思議そうに見つめながらついて行く
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