「大きな問題もなく今日も平和ですね」宿の廊下を歩きながらそんな事を呟くお客様が困ってないかといつも通り様子を見に行く
「………すみません」しまった………部屋が分からなくなったそこの従業員みたいな人に質問した
「おや、どうなされましたか?お客様」声をかけられ答える
「部屋の場所と番号忘れました」だってこの宿広いし!
「まあ、この宿は広いですからね、お名前を教えてくださいますか?」クスクスと笑い、名前を問う
「大蛇輝刃です………」なんか笑われた………
「大蛇輝刃様ですね、少々お待ちください」そう言って宿の帳簿を見に行き、帳簿に彼の名前を見つけた「お部屋、確認して参りましたご案内します」部屋を確認し部屋へと案内する
「ありがとうございます一度見たら覚えられるんですけどまだ部屋にも入ってないので」彼はまだ来たばかりでこの宿がよく分からないのである
「そうですか、ではこれから迷う心配はございませんね」先程と同じ様にクスクスと笑う「あぁ、これもお渡しして起きます」彼に部屋の鍵を渡す
「そんなに俺面白いですか?」蛇の舌がマスクの横の下からはみ出てしまった「ありがとうございます」
「えぇ、私からすればですが」クスリと笑う「名前の通り蛇のお方でしたか」納得した様に
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