終焉無き紫霧

メッセージ一覧

「今日は早退する生徒多いなぁ」
机の上に書かれた紙には生徒の名前
それを見ながら
フム…と考え込む
「ほとんど寝不足とか体調不良…か
丁度いいから生徒に配った方が良いかな」
保健室の物置の奥に行き山積みにされた段ボールを見る
中にはスポーツドリンクが入っており
倉庫は冷たくドリンクがヒンヤリしていた
「…誰か手伝ってくれないかなぁ」
ボソッと呟くとドアが勢いよく開いた

バトルΦ@モデルガン欲しいね (プロフ) [2016年5月27日 7時] [固定リンク] スマホ [違反報告]

「サボりに来ましたよ!!」
保健室に似合わない大声で入ってくる少女
堂々とサボり宣言までした
よく見ると暑かったのかいつも着ている青のカーディガンを着ないで腰に巻いている
「保健室って意外と涼しいもんね!」
そう笑顔で言い保健室にある椅子に座った

蘭架〜手羽先うどん〜 (プロフ) [2016年5月27日 13時] 1番目の返信 スマホ [違反報告]

「はい、いいカモみーつけた」
椅子に座った少女の肩をポンッと叩いて
笑顔にして
「いやーサボ魔ほどいいカモはいないよね?
今来たことを後悔するんだね
加菜」
少女の名前を口にすればグググッと肩に置いた手に力を込める

バトルΦ@モデルガン欲しいね (プロフ) [2016年5月27日 14時] 2番目の返信 スマホ [違反報告]

「痛い、痛い・・!!」
置かれた手を引き離そうとする
何でこうなっているか必死で考える
まだ、何もしていないはずだ、なら何故こうなっている・・
「てか、カモって何!?」
やっとの思いで置かれた手を引き離し
その反動で椅子から落ちてしまった

蘭架〜手羽先うどん〜 (プロフ) [2016年5月27日 14時] 3番目の返信 スマホ [違反報告]

「痛そ…」
ヘラヘラ笑いながら手を伸ばして立たせる
「ところでサボり魔ちゃん、君は私に捕まった訳だ、強制的に手伝いをしてもらうよ♪」
黒い笑みを浮かべながら倉庫にあった段ボールを渡す
「各教室に配る事!お願いね?」

バトルΦ@モデルガン欲しいね (プロフ) [2016年5月27日 16時] 4番目の返信 スマホ [違反報告]

「ひ、一人で・・・?」
引きっつた笑みを浮かべながら
手元の段ボールを見る
「・・重い・・・」
サボりに来たのに仕事を渡されたからか不満があるようで
頬を膨らませ、少し睨んでいる

蘭架〜手羽先うどん〜 (プロフ) [2016年5月27日 16時] 5番目の返信 スマホ [違反報告]

「手伝いだから私もやるよ
何も全クラスやれっていってるわけじゃあ
無いんだし」
よっと…と言って自分も段ボールを二つ持つ
「あ、もし全部やってくれるなら
学校の近くの喫茶店あるだろ?
あそこで氷菓子奢ってあげようじゃないか」

バトルΦ@モデルガン欲しいね (プロフ) [2016年5月27日 17時] 6番目の返信 スマホ [違反報告]

「・・氷菓子・・・かき氷・・ハッ!」
全部やろうかなという考えが浮かんだが
それだと他の先生にサボりがバレると気づく
しかし、氷菓子は欲しい・・
「・・ほんとに奢ってくれますか?」
誘惑にすっかり負けてしまったようである

蘭架〜手羽先うどん〜 (プロフ) [2016年5月27日 17時] 7番目の返信 スマホ [違反報告]

「奢る奢る、お腹痛くならない程度には奢ってあげるよ」
ヘラヘラした顔で言う
「手伝いしてくれたらサボりではないって
担任に言ってあげようじゃないか
その代わりこのスポドリ運びに
もう一つ仕事が増えるけどね」
ニヤッとした怪しい顔で言う

バトルΦ@モデルガン欲しいね (プロフ) [2016年5月27日 17時] 8番目の返信 スマホ [違反報告]

「・・交渉がお上手で・・・」
少しふてくされながら呟く
免除の代わりに仕事が増えるのは面倒くさいけどとても、この交渉は魅力的だ
「・・ラーメン等も奢ってくれるなら、仕事を引き受けます」
結局全部仕事を引き受ける事にしたようだ

蘭架〜手羽先うどん〜 (プロフ) [2016年5月27日 17時] 9番目の返信 スマホ [違反報告]

「交渉成立♪」
段ボールを片手に持ってポンポンと頭を撫でる
そして保健室を出て
「じゃ、お願いね?
中身が無くなったらここにきてまた運んでね」
ニコリと笑って廊下を歩き始める

バトルΦ@モデルガン欲しいね (プロフ) [2016年5月27日 17時] 10番目の返信 スマホ [違反報告]
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