終焉無き紫霧
「..ふぁ~眠い… 2016年7月13日 18時 /『誰かいないの… 2016年5月29日 0時 /プルルルッ プルルルッ … 2016年5月27日 19時 /「今日は早退す… 2016年5月27日 7時 /「ふわぁ。」 … 2016年5月24日 22時 /「あぁ~、暇!… 2016年5月24日 21時 /「叔父さん、喜… 2016年5月24日 21時 /「んんっ..そん… 2016年5月24日 15時 /涼やかな風が吹… 2016年5月22日 21時 /コツコツと廊下… 2016年5月22日 16時
メッセージ一覧
ボド見👋 (プロフ) [2016年7月13日 18時] [固定リンク] [違反報告・ブロック]「..ふぁ~眠いなぁ...」
廊下 で あくびしながら独り言を呟いている
壁に寄りかかり今にも眠ってしまいそうだ
真。 (プロフ) [2016年5月29日 0時] [固定リンク] [違反報告・ブロック]『誰かいないのかなぁ』
ふふっ、と笑えば当たりを飛び回るように移動する少年の様な少女と
『あんまり動き回らないで。人様の迷惑にねるから』
困った顔をして少女の動きを止めようとする少女の様な少年。
この2人は双子である。
そのため、かなり似ていてよく間違えられている。
名を、少女は中原遥、少年は中原日空という。
バトルΦ@モデルガン欲しいね (プロフ) [2016年5月27日 19時] [固定リンク] [違反報告・ブロック]プルルルッ プルルルッ
(あれー出ないなぁ)
布之苺は柳に電話をかけていた
何故かと言うと
「腕もげそう…;;」
学校の屋上から飛び降りたら白衣がどうゆう訳か窓に引っ掛かりぶら下がっていた
バトルΦ@モデルガン欲しいね (プロフ) [2016年5月28日 15時] 7番目の返信 [違反報告・ブロック]「残念、まだ生きてたみたいだよ」
引っ張り上げられながらそう返す
そしてふぅと一息ついて伸びをする
「いやぁ助かったよ柳くん
いつも悪いね?」
ニコニコと何事も無かったかのように話す
眠子(ねこ) (プロフ) [2016年5月28日 16時] 8番目の返信 [違反報告・ブロック]「貴方の..そういう所が気に食いませんね。」
一方拗ねているのか怒っているのか、視線を逸らして腹立たしそうな声を上げる柳。
しかし、静かに一度深呼吸をすると、少し気が楽になったらしく、やれやれと頭を振る。
「大体、貴方は人に迷惑の掛からない自殺法を選べないのかい、いやそもそも自殺はダメだが。こんな所から飛び降りてみてくれ、生徒に運悪く当たる可能性はもちろん、床に血が張り付いて、剥がすのが面倒だし気持ち悪るがられるだろう。」
少しは頭を使ってみてはどうかね等と愚痴る男は、生徒や他の教師が見れば、らしくないと戸惑うことだろう。
バトルΦ@モデルガン欲しいね (プロフ) [2016年5月28日 16時] 9番目の返信 [違反報告・ブロック]「あーそれは考えてなかったよ…
つい衝動に駆られてしまってね」
頭をかきながら次から気を付けると言う
つい良さそうな高さを見つけるとその場に行きたくなってしまう、行っては落ちてみて失敗し怒られる
何度も色んな人に言われたことなのだが
「次は誰もいないところでやってみるよ
それと君に何か奢ってあげるよ
近くの喫茶店にデザートの新メニューが出たみたいだからね」
眠子(ねこ) (プロフ) [2016年5月29日 17時] 10番目の返信 [違反報告・ブロック]相手の反省しているのかすら危うい言葉に、最早諦めの色を伺わせ、"次"もあるのかい!?と内心ひっそりとツッコミを入れることしかできない柳。
教師は思う。此処の学院長は一体なにをお考えなのか、と。
__このような奴は、教師ですらない、ただ保健室に居るだけで、プライベートでも自分の脳を使おうとしない、つくづく意味の分からない輩だ。
だがやはり放っておけない。本当に自殺してしまいそうなのが多少心配なことも然り、男は苦い系スイーツが好きで、それをお詫びに度々奢ってもらえるからでもある。
「...!!そ、それはあの"渋コーヒープディング"という謎だらけではあるが、とても素敵な響きの新商品かっ!!」
見事に食いついた。まるで、その言葉を待っていたかのように。
そう、一見仲間思い(?)にも見える彼は、殆ど利己主義者と言っても過言ではないのだ。唯一その考えを少し改めるのならば、それは、後に自身に面倒事が降りかからぬよう、普段はあまりそれを表に出さぬ事だ。
バトルΦ@モデルガン欲しいね (プロフ) [2016年5月29日 18時] 11番目の返信 [違反報告・ブロック]「お、知ってたんだ
私この前見たんだけどその時気分じゃなかったからねぇ」
目の前の男性教師はスイーツ好きと言うのは知っていた、かなり前も失敗したときに助けてもらって奢ったときにスイーツ項目をキラキラした目で見ていたから失敗する度にこうして奢るのだ
自分とは少し違うがスイーツ好きで話が良く合う
「暑いし私も冷たいものが食べたい
ってこで柳くんの時間に合わせるよ
私は大体暇なようなもんだし」
バトルΦ@モデルガン欲しいね (プロフ) [2016年5月27日 7時] [固定リンク] [違反報告・ブロック]「今日は早退する生徒多いなぁ」
机の上に書かれた紙には生徒の名前
それを見ながら
フム…と考え込む
「ほとんど寝不足とか体調不良…か
丁度いいから生徒に配った方が良いかな」
保健室の物置の奥に行き山積みにされた段ボールを見る
中にはスポーツドリンクが入っており
倉庫は冷たくドリンクがヒンヤリしていた
「…誰か手伝ってくれないかなぁ」
ボソッと呟くとドアが勢いよく開いた
りゅーむ@元そるら (プロフ) [2016年5月24日 22時] [固定リンク] [違反報告・ブロック]「ふわぁ。」
あくびをしながら、廊下を意味もなく歩いていた。そういえば、今日は美術室があいていた気がするがどうでもよかった。
「うー、今日は疲れました~。」
軽くはぁとため息をついた。そう、今日は仕方なく例の激戦に参加し、結構な人数に狙われたのである。
まぁ、Sよりは低いからという事もあるのだろう。でも…
「倒すのとかも大変なんですけどねぇ。」
あー、絶対Sランカーとか無理だなとか思いつつ、屋上に向かう。
今なら、誰もいないから絵を描けるかもしれない。
「そうと決まれば、ゴーです♪」
蘭架〜手羽先うどん〜 (プロフ) [2016年5月24日 21時] [固定リンク] [違反報告・ブロック]「あぁ~、暇!」
人気のない真っ暗な教室で、電子端末を弄り
暇そうにしている少女がいた
机に足をのせ電子端末を弄っている姿は端から見ると不良に見えなくもない
彼女は戦闘等は好きだか好戦的ではないため自分から戦闘を申し込む事もしない
なのでいつも暇なのである
しかし、今日は何故か面白いことがある気がしてこの真っ暗な教室に居座ったが人が来る気配がない
そろそろ帰ろうかなと思い
電子端末を持っていた鞄に投げ入れた
(専用)
蘭架〜手羽先うどん〜 (プロフ) [2016年5月24日 21時] 4番目の返信 [違反報告・ブロック]「が、学っ・・・?!」
え、何したっけと思い口を手で抑える
色々してきたからどんな事を怒られるかわからない
しかし、学院長が出てきたからヤバイと感じ焦り始める
「学院長様、がこんなところに何の御用で?」
少し吃りながらもなるべく笑顔を作り気になったことを聞いた
蘭架〜手羽先うどん〜 (プロフ) [2016年5月24日 22時] 6番目の返信 [違反報告・ブロック]「は、はぁ・・・・」
荒々しくて悪かったな・・と小さく悪態をつきながらも成るべく笑顔で答える
何狙ってんのと思いながら相手をじっと見る
「私の戦闘が荒々しいのはわかりました、しかし、それと学院長が何の関係があるんですか?」
蘭架〜手羽先うどん〜 (プロフ) [2016年5月25日 23時] 8番目の返信 [違反報告・ブロック]「・・・・はぁ?」
何それ面倒くさっ!、と呟いたあと
回避する方法を考え始める
「・・どうしても教わらなきゃ駄目なの?」
yuiyui(*^_^*) (プロフ) [2016年5月24日 21時] [固定リンク] [違反報告・ブロック]「叔父さん、喜んでくれるかなぁ?」
一人部屋で。
上機嫌な様子で安物の箱に花を敷き詰めている少年が居た。
神無月 春雨。
病弱で重い病を患っているSランクの一人である中等部三年の面倒くさい性格の持ち主である。
るるるん。と、滅多にない鼻歌まじりの上機嫌っぷりで敷き詰めた花の中に蜘蛛をそれはもう大量に投入する春雨。
それは、自分にとって叔父さんにあたる「先生」への心を込めて用意したプレゼント(嫌がらせ)である。
「ささ、喜びますように。ごほごほっ。」
中等部三年。
嫌な年だ。と、春雨は思いながら職員室に向かう。
叔父さん、いるといいな。なんて思いながら、たたたたたっ。と、小走りに職員室に向かう。
(専用です。)
yuiyui(*^_^*) (プロフ) [2016年5月25日 19時] 1番目の返信 [違反報告・ブロック]「叔父さん、遊びに来ましたよ!」
職員室の扉を軽くノックしてから、バンと力いっぱい扉を開けた。
そんな春雨の表情はきらきらと光るような笑顔。
純粋そうに見える笑顔だが、その手には、先程用意した大量の蜘蛛が入ったプレゼント(嫌がらせ)がある。
先生と呼ばずに叔父さんと呼ぶのだから彼に用があるのは間違いなしだった。
この学園に春雨にとって、叔父さんと呼べるティーチャーたる者は彼しかいないからだ。
「あれ? 叔父さんいないのかなぁ?」
目的の人が居ないことに気付いた春雨は、目的の人の席に勝手に座った。
他のティーチャーは見て見ぬふりと言うか、今、職員室に殆どいない。
みんな、授業に出払っているのか。
まぁ、それは、春雨が知るところではないだろう。
今日だって、今なら他の先生いなさそうだな。で、実行に移してしまうのだから恐るべき行動力である。
それを、勉強に活かせばいいものを、勉強となるとその行動力はなりを潜め、蝸牛なみになるのだから重症だ。
ごほごほっ。と、一度咳き込んでから
「叔父さん、悩みがあるんで聞いて欲しいんですけど。」
と、春雨は言った。
その表情は至極真面目であり、嘘はついていないように見える。
「手土産も用意しましたから、聞いて下さいよ。ね?」
そう笑顔で、その中で大量の蜘蛛が蠢めいているであろう箱を彼の席の机(デスク)の上に置くのであった。
眠子(ねこ) (プロフ) [2016年5月24日 15時] [固定リンク] [違反報告・ブロック]「んんっ..そんじゃま、久々にチョーセン、致しますかぁ!」
気合いを込めて食堂への扉を大袈裟に押し開ける女生徒。
その発言と行動に騒めく他生徒だが、それにはもちろん、幾つか理由がある。
まず一つ目として予想できるのは、発言主である栗色の髪をフィッシュテールに束ねた整った顔立ちの少女。その美貌も惹きつけられるものがあるが、それは黙っていればのことであって、この学院の生徒ならば常識のように知っている。『新入生でありながら、ゲーム感覚でぶっち切りのスタートダッシュを決め、13歳という若さで既にDランクについた。しかも、その後は飽きたとかで必要最低限しか"激戦"には参加せず、情報の交渉に力を入れているらしい美少女。しかし、迂闊には近付かない方がいい、プライベートな話題まで情報として取引されるぞ』と。
若干話が盛られているも、ほぼ全てが合っていると言っても過言ではない。
そして二つ目が、そんな彼女が向かった先だ。いつもなら適当に済ませているはずの"激戦"を、昼過ぎには勝負相手募集者の集う食堂に入って行ったところを見て、久しぶりに公の場でやろうとしているのは誰にでも分かった。
野次馬達は開かれたままの扉から中を覗き込んで、一体誰が彼女に挑む、或いは挑まれるのだろうと口々に検討する。
りゅーむ@元そるら (プロフ) [2016年5月24日 20時] 2番目の返信 [違反報告・ブロック]「ふわぁ。うるさいですね~。」
少し遅い昼食が台無しである。
まぁ、これも自分のせいなのだが……。
「それにしてもあの子は…」
周りの人が、言っている話を集約すると強いという事らしい。
まぁ、見た目的に強そうな感じなのだが。
自分に火の粉がかからない位置に移動しつつ、ポツリと呟いた。
「激戦あんまり出ないと状況判断ができませんね~♪」
1年に一回か二回のペースだから、新人さんの顔とかよく知らない。とにかく戦うのはあんまり好きじゃない。
このの性格のせいかランクが去年から変わらないわ、意外と高いからよく申し込まれるわでいい事ない。
「うー、とりあえず様子見してましょうね~。」
Aランカーの心森楓はそうつぶやいた。
眠子(ねこ) (プロフ) [2016年5月26日 18時] 3番目の返信 [違反報告・ブロック]久方ぶりにこの時刻に食堂を訪れた。その所為か、この部屋がとても狭く感じられる。
何せ、"激戦"に勝ち続ける事で、様々な特権を手に入れることを目的とした生徒が溢れ返りそうなほど入っていたので。
「ほぇぇ..新入直後とはだぁーいぶ変わったなぁ..」
掌を下に向け、それをおでこに当てると、眺める様にしてぐるりと一回転する。
するとピタリと止まり、なにを思ったか、スタスタスタととあるテーブルに歩き出す。
無表情に少女が向かった先には、黄金の瞳を瞬かせ、此方の接近に気が付いたのか、多少動揺の色を伺わせる上級生の女生徒が座っていた。
「どーもっ♪」
軽く挨拶をすると、常時貼り付けているどこか相手を嘲笑っているような、胡散臭いことこの上ない笑顔を向ける。
そして向かいの席に着席すると、黙り込んで相手の顔をよくよく見詰める。
(月に1度も勝負を挑む、挑まれなかった場合、G〜Aランクの場合1ランク下がり、Hランクの場合は成績に大きな悪影響を及ぼす→激戦ルール7条参照)
眠子(ねこ) (プロフ) [2016年5月28日 18時] 5番目の返信 [違反報告・ブロック]負けずと向けられる笑顔。
普通なら分からないだろうが、少女にはなんとなくそれがどこか引きつっている事が理解できた。
そして返った挨拶の軽さのまま投げ掛けられた質問に、満面の笑みで答えてみせた。
「分かってるくせにぃ〜?あ、下ランカーからは敬語じゃなきゃダメな方ですかぁ?」
念のため確認して置いたようだが、敬語でもその口調はカバーされない、寧ろくどさが倍増されるようだ。
もう一度だけにやにやと見詰めると、その笑みを不気味とすら思える、歪んだなものに変える。
「"激戦"だよぉ。僕は暫く表立って行っていないからね。適当に勝ったり負けたりを繰り返してこの座にいる訳だけれど..やはり低ランク過ぎるとなにかと絡まれやすいからね。手っ取り早く上げたいのだよ。」
そうは言うものの、実のところ、対戦相手に彼女を選んだのは偶然。別にもっと下のランクの者でも、面白そうならば挑戦していた。
りゅーむ@元そるら (プロフ) [2016年5月29日 13時] 6番目の返信 [違反報告・ブロック]「別にそういうの気にしてないから、普通にしゃべって大丈夫ですよ~♪」
向こうは激戦を望んでいるのだろう。まぁ、別にやれない事はない。ただ、疲れるし大変なだけ。それだけの理由だ。
椅子に深く座り、机に手をおいて言った。
「激戦ですか~。やってもいいですよ?」
まぁ、ランクを上げるなら上のやつを倒した方が手っ取り早い。それで、私か。
いや、私じゃなくても他の人でもよかったはずだ。
あぁ、あそこでうかつに立ち上がらない方がよかったかもしれない。
それに、人の目線が痛い。それなら早く終わらせよう。
「じゃあ、今からやりますか?」
yuiyui(*^_^*) (プロフ) [2016年5月22日 21時] [固定リンク] [違反報告・ブロック]涼やかな風が吹いていた。
初夏の季節。
昼は暑いが、夜は涼しい。
夜の帳が下りていく。
日は随分と長くなった。
知り合いが言っていたが、あの忌々しい蚊も姿を現したらしい。
蚊がいるから、自分は夏より冬の方が好きだ。だが、身体には夏の方がいい。と思う。わからない。だって、知らないから。
病魔に蝕まれている身体は悪い時には一日中咳が止まらない。
今日の夜は気持ちがいい。
そんな事を考える。
「ご飯でも食べようかな。」
そう、呟いて不意に立ち上がった。
夜食の時間でいつもは、独りぼっちで食べているが、今日は体調もいいし、食堂で、食べてもいいかもしれない。
Sランクに籍を置く、薄幸の美剣士とまぁ名高い神無月 春雨は考えた。
食堂にはもしかしたら「あいつ」もいるかもしれない。
だけど、「あいつ」は、Sランクだから自室で夜食を食べているかも。
まぁ、どっちでもいいや。
春雨は食堂に向かおうと思い、食堂がある方向へ歩を進める。
あ、でも。
数歩だけ歩いたところで春雨は立ち止まる。
どうでもいいが、今日は天気がいい。
そして、春雨は苦笑いを人知れず浮かべた。
もしかしたら、「あいつ」が、迎えに来てくれたのかもしれない。
耳に届いた足音に、何故さっきから「あいつ」を待ち焦がれているのかがよくわからないまま、春雨は足音の主を見る為、足音が聞こえた方に身体の向きを変えた。
(専用です。)
yuiyui(*^_^*) (プロフ) [2016年5月23日 5時] 2番目の返信 [違反報告・ブロック]春雨は立ち止まる事なく歩いていた。
まだ、空には月も星もないが暗い。
鈴虫が鳴く季節を何故か思い出し、見えて来た部屋の壁によりかかっている女に気付き、春雨の口元は綻んだ。
「やぁ。ヒナ。待ってくれてたんだ。」
あまり食堂を使わない自分を、どうして今日に限って待ってくれていたのか。
春雨には見当もつかないのだが。
以心伝心か? と、考え、密かに首を傾げる。
「わざわざありがとさん。」
皮肉まじりに言ってみせるが、こう言うのが春雨の通常運転なのだ。
とてもありがたいと思っている。
「私は見世物じゃねーよ? 聞こえてたよ。」
揶揄うような表示を浮かべ、春雨は言って。
「けほけほっ。」
と、咳き込んだ。
寒いからか。
今日は体調が良いはずなのに。
あぁ、でも。
命に別状は無さそうだしいっか。
そんな事を何処か他人事のように考えて。
「食堂、何食べる?」
一瞬、苦しくなった胸を忘れるように春雨は言った。
最後まで待たせたことに謝るつもりがないのが春雨らしい。
朱夏 (プロフ) [2016年5月23日 13時] 3番目の返信 [違反報告・ブロック]「おっせーよ、バカ」
むうっと頬を膨らませて怒ったような表情をするが、すぐに頬を緩ませる。
どんだけ待ってたと思ってんだ、と言って彼に駆け寄った。
ああでも、ここにいてよかった。なんとなく今日はここに来てそうだと思っただけだたのだが。うん、やっぱり、好きな人というものの思考は分かってしまうんだ。以心伝心?ってやつかも知れない。
「見てたの?…あれはあいつらが悪いって。こそこそ陰口叩くんだもん」
実際は陰口などではないのだが、彼女は陰口だと思い込んでいるらしい。
いい加減にして欲しいよ、と言いそうになったが、彼の咳き込む声が聞こえて焦ったような顔をした。
「春雨、大丈夫?…寒いからかな…食堂入ろ。アタシからあげ」
ぽんぽん、と彼の背中を落ち着けるように撫でながらそう言う。あくまで平静を装っているのだ。自分が焦ってわーわー騒ぎ立てたって、彼のためにはならないのだと分かっていた。何年も一緒にいるわけだし。
「気分悪くなったら、言いなよ。アンタは遠慮なんかしないだろうけど」
任せて、とでも言うように満面の笑みを浮かべる。普段はクールな印象を受けるが、笑うと意外に子供っぽい。といっても、笑みを浮かべるのなんて、彼くらいしかいないのだけど。
yuiyui(*^_^*) (プロフ) [2016年5月23日 20時] 4番目の返信 [違反報告・ブロック]「あはは。バカ……。」
バカじゃないよ失礼な。と、春雨はからから笑いながら背中に感じた彼女の手の平のあたたかさに、小さな声でありがと。と、呟く。
陰口だ。と、憤慨するヒナにあれは陰口じゃなくて褒めてたんじゃ……。と、思ったがまぁ、こそこそしていた彼女らも悪いとも思ったため、春雨は訂正もしないのだった。
「大丈夫だよ。いつもの事だし。」
不安になるけど、もう、慣れた。そう思って顔に笑顔と言う名の仮面を被る。
「僕は、焼き鮭かなぁ。」
唐揚げだ。と、答えた彼女に春雨は言う。
「遠慮しない……。僕の事、どう思ってんのさ。ま、そうだけど。頼りにしてるよ?」
もう一度ありがと。を、呟いて春雨ははやく行こ行こ。と、ヒナに笑顔を浮かべて、食堂への扉を開く。
朱夏 (プロフ) [2016年5月24日 15時] 5番目の返信 [違反報告・ブロック]「馬鹿でしょーが!」
べー、っと舌を出してケラケラと笑う。女っ気が一ミリもないが、それすらも親しく思える。
ぽつりと聞こえたありがとうに、すこし恥ずかしそうな顔をした。何故かは自分でも分からない。
「慣れた、って…アンタねえ、アタシの前でくらいは素直になりなよ」
いくらアタシでも、アンタをめんどくさいなんて思わないよ。そう付け足して眉を下げ、ひどく心配そうにする。
「焼き鮭もいいなー…半分ちょうだい?」
ちょっと、ではなく半分。そこに彼女の性格が表れている、ような気がする。
「どう思ってる、って…よくわかんないけど、好きかな。頼ってくださいよーっと」
にひひ、と茶化すように笑って先に彼を食堂の中へと入らせる。人少ないね、と呟いた。
yuiyui(*^_^*) (プロフ) [2016年5月24日 19時] 6番目の返信 [違反報告・ブロック]「うっわ。ひっどーい。」
春雨はからからと笑い、食堂のあたたかい室温に目を細めた。
そして、考える。
『よくわかんないけど、好きかな。頼ってくださいよーっと。』
何かさらりと言われたけど、俗に言う告白では? いやいや、ヒナに限ってそれはない。
病の所為で、あまり学校の外には出歩かない春雨だが、世間ずれしているわけではない。
世間知らずには入らないぎりぎりのラインだが。
一瞬フリーズしてしまった脳を無理矢理現実に押し戻して、
「じゃあ、唐揚げちょうだいね?」
と、半分と要求した彼女に言った。
まぁ、半分よりも少なくしてやるつもりだけど。
あげてやってもいいかも。
もちろん唐揚げと交換で。
「確かに。人、少ないかも。もしかしたら遅いくらいなんだろうね。」
その時、不意に思い出したテストの事。
全くもって勉強していないのだが。
「……嫌なこと、思い出した……。」
小さく呟く。
りゅーむ@元そるら (プロフ) [2016年5月22日 16時] [固定リンク] [違反報告・ブロック]コツコツと廊下を歩く音が響きわたる。
私以外はここには誰もいない。
まぁ、それも仕方ないだろう。
どうせ、ここから先は学園長室しかない。
「る~♪」
とっさに思いついた鼻歌を歌いながら、学園長室のドアノブに手をかけた。
「おはようです~♪」
(専用)