教室に一人の少年が机の上で寝ている。 黒い髪の毛がふわふわと... - 王立お姫様育成学園と10人の王子

「…あら?」
教室に忘れ物をしたことに気付き、足早に教室まで辿り着くと
誰かが眠っている。髪の毛が揺れているのを見ると窓も空いているようだ。
どうせ、自分の席は彼が眠っている場所の近くだ。
風邪をひく前に起こしてしまおうか。
そう思い、少年に近付く。

カラフルシチヤの世代＠メガネが本体 (プロフ) [2015年10月7日 19時] 1番目の返信 [違反報告]

少年は起きた。目を擦る。だが眠そうに頭をぶつける
「いたっ」
目の前にいる女子には気が付いていない。

桐.❄️🍑推し (プロフ) [2015年10月7日 19時] 2番目の返信 [違反報告]

「わっ!?」
突然起きた少年に一瞬驚く。
寝惚けているのだろうか。痛そうだ。
だが、起こす手間も省けた。

カラフルシチヤの世代＠メガネが本体 (プロフ) [2015年10月7日 19時] 3番目の返信 [違反報告]

「～～っ・・・」
あまりにも痛かったのか若干涙目になっている。

桐.❄️🍑推し (プロフ) [2015年10月7日 19時] 4番目の返信 [違反報告]

「だ、大丈夫かしら？」
使います?と保冷剤をハンカチに包んで差し出す。
この保冷剤は先程保険教師から貰った物だ。

カラフルシチヤの世代＠メガネが本体 (プロフ) [2015年10月7日 19時] 5番目の返信 [違反報告]

「あ、ありがと・・・」
苦笑いしながら保冷剤を取る

桐.❄️🍑推し (プロフ) [2015年10月7日 19時] 6番目の返信 [違反報告]

「どういたしまして…でも、こんな所で寝ていたら風邪ひきますわよ」
そう言いながら、薄く開いた窓を閉める。
その際に入り込んできた風はとても冷たいもので、思わず震える。

カラフルシチヤの世代＠メガネが本体 (プロフ) [2015年10月7日 19時] 7番目の返信 [違反報告]

「はい、寒いでしょ？貸すよ」
少年は女子にパーカーを掛ける。

桐.❄️🍑推し (プロフ) [2015年10月7日 20時] 8番目の返信 [違反報告]

「え？あ、有難う御座います。でも、悪いわ」
そう言いながらパーカーを綺麗に畳みながら返す。

カラフルシチヤの世代＠メガネが本体 (プロフ) [2015年10月7日 20時] 9番目の返信 [違反報告]

「いや、僕もう部活行かないと怒られちゃうし、行くね」
そういうと少年は鞄を持って教室から出ていく

桐.❄️🍑推し (プロフ) [2015年10月7日 20時] 10番目の返信 [違反報告]