奇病病院
「...やっぱり… 2015年1月12日 18時 /入りたいです 2015年1月12日 16時 /「どうも!新し… 2015年1月12日 10時 /参加希望です 2015年1月12日 8時 /「今後お世話に… 2015年1月12日 7時 /はいりたいです 2015年1月11日 23時 /巳坂「これから… 2015年1月11日 18時 /入らせてもらっ… 2015年1月11日 17時 /ユーマ)…ふふ…… 2015年1月11日 11時 /「医者のルベル… 2015年1月11日 10時
メッセージ一覧
角田 (プロフ) [2015年1月12日 7時] [固定リンク] [違反報告・ブロック]「今後お世話になります。無色透明です。
不束者ですが、どうぞよろしくお願いします。」
デイルームの真ん中で、白い髪と白い瞳を持つ少年が笑顔でお辞儀をしながら挨拶をした。すると心のない一人の患者が「白い目とか気持ち悪りぃんだけどー」と野次を飛ばした。その言葉を聞いた少年は、一瞬固まったが、すぐに笑顔ですみませんと謝った。その後、逃げるようにその場から離れた。
「…やっぱりかぁ…」
デイルームから少し離れた廊下にて、少年は壁に寄りかかりながらポツリと呟きを漏らした。異質な容姿できっとそんな暴言を履かれることは覚悟していたが、まさかあんなにひどいことを言われるとは想像していなかった。まぁ、その場でキレなかった自分を褒めたい。
「…これから、上手くやっていけるかなぁ…」
少年の呟きは、薄暗い廊下の中で消えていった。