国の下の王選街_説明_

メッセージ一覧

世界観

眠子(ねこ) (プロフ) [2017年8月5日 3時] [固定リンク] スマホ [違反報告]

Short vers.

嘗て人類には六つの種族が存在した。
魔術に長け、日々新たな術式の開発に勤しんだ魔術師-ツァウバラー-。
機械仕掛けの技術を極め、複雑怪奇な構造をその優れた聴覚と手先の器用さで実現たらしめる絡繰師-メヒャーニカー-。
世界のありとあらゆる情報を集め、時に難問を解くことで新たなる英知を得る事を生き甲斐とする賢者-ヴァイゼ-。
古に獣と人が交わった事で生まれたと言われる、腕力や脚力、更に五感も優れている獣人-ミシュリング-
魔物討伐の際、人類側に寝返った、他者の寿命と引き換えに強大な能力を発揮できる悪魔的な存在である魔人-トイフェル-
そして、人類の約4割を占めていたが、頭数以外には特出した能力も技術も持たない劣等種族、それが人間-メンシュ-だった。

しかし、ある日を境に全てが変わってしまった。
メンシュの王が開戦を宣言し、ツァウバラーとメヒャーニカーを味方に付けて勝利。その他の種族は皆殺しにされ、復旧作業が済むとメヒャーニカーも切り捨てられる。最後に残ったツァウバラーとて、大禁術を発動させ、その後処刑された。
ただ一人生かされた王の幼馴染であるツァウバラーの師長だったが、それも彼の策略の一貫に過ぎなかった。
メンシュ以外の全ての人種をなくした。すっきりした風に聞こえるが、事実、数名は生き残っているのだろう。そして家族や同胞を失った悲しみ、恨み、辛み。そんな不の感情は、敵討ちでしか晴らせない。
数日後、土砂降りで、今にも雷が落ちてきそうな夜、闇に紛れてやってきた暗殺者を、しかし王と魔術師は迎え撃ち、王はその魔人と一体化する禁呪を受けた。一体化と言っても、魔術師の改良によって、自我の98.5%は王であり、暗殺者の意思はないに等しい。そう、彼は寿命を吸収する事で延命する魔人と一体化したのだ。つまり、不老と化した訳だ。
そうしてメンシュ以外の全ての人種がなくなり、王は唯一の絶対王者となった。

眠子(ねこ) (プロフ) [2017年8月5日 4時] 1番目の返信 スマホ [違反報告]

Long Vers. は今後追加

眠子(ねこ) (プロフ) [2017年8月5日 4時] 2番目の返信 スマホ [違反報告]

する、かもしれない

眠子(ねこ) (プロフ) [2017年8月7日 4時] 3番目の返信 スマホ [違反報告]
メッセージ返信
メッセージの一覧に戻る
(C) COMMU