嘘吐き

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赤葦怜

666 (プロフ) [2020年1月9日 10時] [固定リンク] スマホ [違反報告]

佐倉樹は怜にとっての「幼馴染みの兄」
樹自身は(設定上・舞台設定上、また時系列の関係上)テロで弟が死んだことを知らないまま死んでいる
ただ、幽世学園での設定を引用すれば知っている可能性も高い、というかほぼ確実に知っている
怜は幼馴染みの墓参りに行く日は大抵樹の墓にも行っている
因みに、幽世学園で帰還を諦めた人間は普通に死亡扱いされる
遺体なども基本は出る

「赤葦怜」という人間はテロリストを手に掛けるまでの期間、彼をそう呼んだ人間の間のみで生きている
そういう思考を持っているからこそ怜は「佐倉竜」と名乗る
新たに出会う人間には「赤葦怜」を教えないし、教えるとしたらそれは「佐倉竜」を殺 すことと同義になる
また、「赤葦怜」を知る人間の前では「佐倉竜」とは名乗らない
それは「赤葦怜」と「佐倉竜」が同一人物でありながら異なる人間として扱われたいと思っていることに関連している
その想いの根底は、つまるところ「自分は医者」という認識のため
医者は人を助ける者
その認識が強い故に復讐を果たしたのは「赤葦怜」、闇医者に堕ちてまで人を救おうとするのは「佐倉竜」と自分を分けた
どちらも怜であり、けれど役目は別れている
だからこそ竜は闇医者として人を救うし、怜は復讐者として憎悪と自己嫌悪を持ち続ける

666 (プロフ) [2020年1月9日 11時] 1番目の返信 スマホ [違反報告]

「赤葦怜」は「医者」であり「医療に携わる資格のない失格者」、「復讐者」
「佐倉竜」は「闇医者」
怜の主観として「赤葦怜」は既に医者ではなく、「佐倉竜」は正規の後ろ盾などの柵を含めた全てを手放してでも人を救おうとした闇医者
そのため怜にとっては「佐倉竜」は一種の善人であり、「赤葦怜」は一種の悪人
自己嫌悪が酷いのは怜が「佐倉竜」で在りきれないから
幼馴染みの名字を借りてまで“善人”になろうとしているのに、そうではない「赤葦怜」という人間が自分であるから

怜は当然ながら自分が嫌いである
容姿欄にある通り手元は綺麗なものであるし、自分自身手元の防御は固めているが、足下には古い切り傷がある
御察しの通り、自傷の古傷である
現在は自分を「闇医者」と定義しようとしているため自傷は控えているが、自身の認識が「赤葦怜」に傾けば不可抗力的に自傷する
復讐者としての復讐は終わった以上、怜にとっての「赤葦怜」、もとい「佐倉竜」は「医者」という免罪符がなければ生きていくことすら許されない存在である
医者を続けていけなくなれば彼は死ぬし、引き留めることも恐らくは不可能である

666 (プロフ) [2020年1月9日 11時] 2番目の返信 スマホ [違反報告]
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