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3話

緋雨 (プロフ) [2018年8月15日 23時] [固定リンク] スマホ [違反報告]

快晴。照りつける日差し。太陽に照らされて光る雫。そしてそれを遮るカーテン…小さな個室に1人でひひひ…と不気味に笑う人がいる。性別は男だ。猫背なのか頭を抱えているだけなのか少しだけ怖くも見える。彼がそう、アサシンギルドのもう1人である、ヘリオット=ルーカス。年齢的にはネオン達と大して変わらなそうに見えるがよく分からないらしい。俗に言う年齢不詳と言うやつだ。
「蝿がね?飛んできたんだ…ぷぅんとそしたらね…ひひっ……私のね…頭の中に入ってきたんだよ…はっはぁ?ほんとだよォ?」
誰に向かって話しているのかは不明だ。誰もいない個室で1人でぶつぶつとそう話しているのだ。なんだから気味が悪い…そう思う人もいるだろう。
彼は昔の仕事のショックで少しだけ精神を可笑しくしてしまったのだ。可哀想な話ではあるが事実である。そんな彼をここのギルドはここよく受け入れていた。いや、元はそうではなかった。ごく普通のそこら半にいるお兄さんのような存在だった。

緋雨 (プロフ) [2018年8月15日 23時] 1番目の返信 スマホ [違反報告]
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