八百万の心と神

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さて、どうしたものか…。
俺の領地に踏み入って、娘はいきなり戦闘を始める。
武闘派ではない俺にとって面倒で、かなり疲れるから遠慮したい。

『帰ってはくれないのかな?』

人の子は好かない、式神も嫌いだ。
落ちれば自分も嫌いな式神になるのだから、抵抗しなくてはならない。
かといって何となくあの娘に俺の霊力は聞かなさそうだし…。どうしたらいいのか。
とりあえず娘の記憶を紡ぐとしよう。
(専用)

塵芥 (プロフ) [2016年7月23日 12時] [固定リンク] スマホ [違反報告]

「ふは……舐めた真似を♡」

薙刀で距離をとる。

やっと入り込んで見つけた荒神の場所。逃がすわけにゃいかないだよォ♡

極夜@写しの本 (プロフ) [2016年7月23日 15時] 1番目の返信 スマホ [違反報告]

『そうだよね…俺戦闘好きじゃないんだけど』

できるだけあの武器と距離をとる。
当たったら危なさそうだし。
ふと、儚げに笑った。

『あぁ…悲しいね。そうなってしまったか。お前の名前を教えてはくれないかな?』

記憶を紡ぎ終わった。
ほんの一瞬にすぎないが、前世まで見れた。
何故こうも約束を交わしたものは、俺の嫌いなものになってしまうのか。悲しいね。だってあの娘は覚えているわけもないのだから

塵芥 (プロフ) [2016年7月23日 16時] 2番目の返信 スマホ [違反報告]

「……へェ」

面白い。単純にそう思った。この荒神は僕の名を知りたいと、そして悲しいと言った。

ふん……彼の能力も知りたいし、乗ってあげよォ。

「いーよォ。僕は白瀬李織。研究者さァ。でも荒神くん、君も名乗りなよォ♡」

極夜@写しの本 (プロフ) [2016年7月23日 22時] 3番目の返信 スマホ [違反報告]

『李織か…。』

表情は変えなかったが、名を聞いたとき尚更悲しかった。
名を教えて、思い出してくれるのだろうか。

『黒..柊』

変な期待をしたところで、何も変わらない。所詮は俺の願いであって、現実とは違うのだから。

塵芥 (プロフ) [2016年7月23日 23時] 4番目の返信 PCから [違反報告]

「くろくい? 字は?」

顔を歪める荒神は、何やら僕のことを知っているように感じた。前世とか来世とか信じるタチじゃ無いけど、神も居るんだから前世で縁でもあったのかねェ?

極夜@写しの本 (プロフ) [2016年7月23日 23時] 5番目の返信 スマホ [違反報告]

『黒に…柊で黒柊..』

李織は名を聞いてなんとするか。
今更、今更…迎えに来たと、伝えても意味なんかない。
ならこの娘に俺は用はない。

『聞いてどうする?俺はもう帰りたいんだが』

塵芥 (プロフ) [2016年7月24日 0時] 6番目の返信 PCから [違反報告]

「帰るも何もここが黒柊クンの場所だろォ」

クスリと笑って、薙刀を地面に放り投げた。がらーん、と大きな音がして、黒柊クンほ目を見開いた。

「なーんか面白そーだし、ちぃっと話そォ♡」

話をしてくれるなら、もう攻撃はしないよォ。そう付け加えてその場に座った。

極夜@写しの本 (プロフ) [2016年7月24日 0時] 7番目の返信 スマホ [違反報告]

『少しだけにしておくれ…』

まさか武器を投げるとは思わなかった
仕方なく渋々承諾すると彼女の目の前に座る。
話などする必要はもうないのに。

塵芥 (プロフ) [2016年7月24日 1時] 8番目の返信 PCから [違反報告]

「んー、じゃア先ず質問させて貰うよォ♡」

デジャヴ感。そう言えば良いのかなァ? 目の前に渋々座る黒柊クンの姿が、一瞬違う色と重なった。

「黒柊クン、何が“悲しい”んだ? 僕に解るよう説明しとくれよォ」

だから、外堀から埋めてこうと思う♡

極夜@写しの本 (プロフ) [2016年7月24日 1時] 9番目の返信 スマホ [違反報告]

『…今のお前の姿が、何も覚えていないのが…悲しいのかな』

何を覚えてないのかと、聞かれればそれは李織が思い出す事だから、俺からは伝えられない。

『迎えに…行くから、待ってておくれ…』

小さな声でポツリと呟く。

塵芥 (プロフ) [2016年7月24日 2時] 10番目の返信 PCから [違反報告]
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