オリキャラ自由高校

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ポストマン様専用

ロアさん@もう使わない (プロフ) [2017年3月28日 21時] [固定リンク] スマホ [違反報告]

その眼は伏せられていた。壁を伝って、今現在自分は何処に居るのかすら大体勘である。それでも分かるものは分かる。
大抵の事に関しては運命は彼女の味方だったからだ。
「あの、此処は…?私は現在どこに居るのでしょう?よろしければお教えいただきたのですが」
暗闇は慣れている。だからと言って不安を感じないわけでは無い。

ポストマン (プロフ) [2017年3月28日 21時] 1番目の返信 PCから [違反報告]

「安心できる場所だよ」
優しい声でそう伝える
嘘ではない、少なくとも自分にとっては
自分がされて嬉しいことはみんなしてあげなさい
ずっとお母さんに言われてきたこと
不器用かもしれないけど自分なりにこの子にしてあげようと思うんだ

ロアさん@もう使わない (プロフ) [2017年3月28日 21時] 2番目の返信 スマホ [違反報告]

男の言葉にカリストはほぼ反射的に瞳を開いた。開いてもその瞳は何も写してはくれないのだが。
だが、それは今日を乗り越えれば終わるのだ。こればかりは気にしていられない。
「そう、安心できる場所なのね。酷く、安心出来る場所…」
ぽつぽつとカリストはそう零す。暗闇の中に、ほんの一瞬だけ見えた糸は確かに安心できるものだった。

ポストマン (プロフ) [2017年3月28日 22時] 3番目の返信 PCから [違反報告]

僕にとって落ち着く場所・・・・・・この学校の屋上
いつも落ち込むことがあると来ているこの屋上は今の僕にとって一番落ち着く
風にあたってひと息つく
ずっと思っていたことを聞いてみる
「ねえ、君にはさ、この世界ってどう見えてるの」

ロアさん@もう使わない (プロフ) [2017年3月28日 22時] 4番目の返信 スマホ [違反報告]

嗚呼、何処かと思えば此処は屋上だったのか。
必死に階段を登っていたらついつい辿りついてしまっていたらしい。屋上だと気付いた途端に何だか鳥の声がよく聞こえるし、冷たい風を感じる事が出来た。
「何も見えない。少なくとも、今日の私に見える物などないの」
何処を見ているのかわからない、紫水晶の瞳は再び閉ざされた。

ポストマン (プロフ) [2017年3月28日 23時] 5番目の返信 スマホ [違反報告]

「見えない・・・・・・かあ」
見えない・・・・・・つまりそれはただひたすらの闇
彼女にはいま僕が目にしている風景は見えていないのだ
青く澄んだこの空の色も、目の前にいる僕すらも、なにもかも今の彼女の瞳には映らない
でも、それでもきっとさ
「案外さ、わかってないだけで見えたりする事もあるかもよ」
だって君は優しいから

ロアさん@もう使わない (プロフ) [2017年3月29日 8時] 6番目の返信 スマホ [違反報告]

見えたりすることもある。
「ええ、そう。そうね、でも運命には抗えないもの。カリストはそれをよく理解している」
そう言ってカリストは小さく頷いた。暗闇と共に居る事は慣れているのだ。今更同情やら何やらをされたくは無かった。嗚呼、けれどとカリストは続ける。
「たまにすれ違う紫の影と数本の煌めく糸は見えるわ」
なんて。

ポストマン (プロフ) [2017年3月29日 8時] 7番目の返信 PCから [違反報告]

運命、影、糸・・・・・・僕に見えなくてもこの子に見えてるものはこんなにある
見えない分気づけることは沢山あるのだ
どっかで人は見た目ばかりにとらわれて本質が見えなくなってるって言っていた
この子はそれが見えてるんだなと確信も何も無いけどそう思った
「それは綺麗?」
目で見れなくてもきっと見えるんだ

ロアさん@もう使わない (プロフ) [2017年3月29日 8時] 8番目の返信 スマホ [違反報告]

綺麗かと、聞かれた。
カリスト自身、出来れば見たくないと切に願うものの善し悪しを聞かれてしまった。
「綺麗か醜いかだなんて私には決められない。すべては平等であり同じもの。糸は糸、影は影。嗚呼、けれど…紫の影は恐ろしい」

ポストマン (プロフ) [2017年3月29日 9時] 9番目の返信 スマホ [違反報告]

聞いちゃいけないこと聞いちゃったかな
ちょっとモヤってする
「紫かあ・・・・・・」
たまにって結構多いよなあ
そんなにこわいことあってこの子はどう・・・・・・どうなんだろう

ロアさん@もう使わない (プロフ) [2017年3月29日 9時] 10番目の返信 スマホ [違反報告]
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