清川さん専用
あー、暇すぎる。どっかにいい遊び相手いないかなー…張り合いのない先輩とかじゃつまんないし。因縁をつけてきた先輩を一撃で沈め呟く。「悠希なら、遊んでくれる奴いっぱい知ってるかも。」
「いるとしたら、駅前のゲーセンとかかな…」駅前のゲーセンに向かうとゲーセンに入っていく悠希が見えた。俺は急いで追いかけ中に入る。「悠希、今暇?」声をかけると彼は振り返った。
「奇遇だな、俺もお前を探してた」「なんか面白い事ない?…いい遊び相手になってくれる奴とか」
彼はニヤリと笑って俺を路地裏へと連れていく。誰がいるんだろう、ワクワクしつつ、ついていく。
「…ってことは、遊び相手って悠希のことだよな」悠希が強いということは身をもって知っているので強い奴と遊べて胸が高鳴る。
困った、と顔に張り付けてある悠希を見て意図を悟るが、それはそれだ。「何でもありでいい?…適当に先輩たち呼んだり、色々。」
悠希と喧嘩、か。初めてだな、そういえば。悠希強いし、やりがいあるわ。
「じゃあ、始めようか。」言うなり手近似合った金属バットをつかみ、殴りかかる。
「やっぱ、悠希はほかの奴等とは違うな。…こんな楽しいの久しぶりだわ」思った通りよけられ、距離を開けられる。深呼吸をして相手の様子をうかがう。
「…」彼はただ、何も言わずに佇んでいる。「来ないなら、こっちから行くよー」待っているのはめんどくさいのでもう一度振りかぶる。
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