あにまるわーるど

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「...ここ、久しぶりだなー...」
キョロキョロと辺りを見渡す人懐っこそうな少年
「...誰か来てくれないかなぁ、全然覚えてな...」
疲労が重なったのか、その場に倒れる

時雨。 (プロフ) [2015年11月28日 7時] [固定リンク] スマホ [違反報告]

ハアハアと浅い息を繰り返す
首元には、フサフサの毛のせいで良く見えないが、首輪の跡のようなものがついている

時雨。 (プロフ) [2015年11月28日 18時] 1番目の返信 スマホ [違反報告]

「...う、御主人...様...」
少し意識が浮いて魘されている
「...僕は...幸せ...ですよ...」

時雨。 (プロフ) [2015年11月28日 20時] 2番目の返信 スマホ [違反報告]

「..くうん...?あれ、僕は...何してたんだろ...うおおお!すみません!僕、貴方がいるの気づかなくって!変なこと言ってませんでした!?」

時雨。 (プロフ) [2015年11月28日 20時] 3番目の返信 スマホ [違反報告]

「...えそらごと...って、やっぱり変なこと言ってたんだ僕!...なんて言ってました?」

時雨。 (プロフ) [2015年11月28日 20時] 4番目の返信 スマホ [違反報告]

「...」
あからさまに耳を伏せて悲しがる
「...うぅ、ごめんなさい...決してそんなつもりじゃ...」

時雨。 (プロフ) [2015年11月28日 20時] 5番目の返信 スマホ [違反報告]

「...うふ、久しぶりだな。御主人様以外の人と話すの。少し元気でた!...でも、僕の寝言は内緒です。本当に...」
お腹の辺を撫ぜる

時雨。 (プロフ) [2015年11月28日 20時] 6番目の返信 スマホ [違反報告]

「...うん、だって僕は...」
ちょっと大きい声で言う
「...犬、だから。仕方ないの。人間と一緒に生きるしかない。僕の母さんも父さんも、人間にこき使われて死んだよ...でも。」
少し震え声で言う。
「僕、好きなんだ。どんなにひどいことされても、僕を必要とするならいい。」

時雨。 (プロフ) [2015年11月28日 20時] 7番目の返信 スマホ [違反報告]

「違うよ!!」
怒鳴った少年の目は、もう柔らかくなく、ギラギラとした殺気を放っている
「...そういう生き物なんだ。犬は。...いいよね。他の動物は気高くて!!でもね。」
そう言って怯まず前を見る
「...僕らは違うんだよ。奴隷なんだよ。人間の。もう僕らは人間に慣れてしまった。もう戻れないんだ」

時雨。 (プロフ) [2015年11月28日 21時] 8番目の返信 スマホ [違反報告]

「...お兄さん...」
呟き、ぷちぷちと上着のボタンを外す
そうして、首筋を見せる
「...ほらね。僕も。」
そこには明らかに人間のものだとわかる歯形や火傷、擦り傷など、普通の少年が負うことのないような傷があった
「...お腹とかにももっとある。見る?」
至って無邪気に聞く

時雨。 (プロフ) [2015年11月28日 21時] 9番目の返信 スマホ [違反報告]

「...ごめんなさい。僕、...なんか両親が否定されてるみたいで...僕も、同じなのに...」
そう言って相手を見る
「...強くなりたい...僕が弱いから...」

時雨。 (プロフ) [2015年11月28日 21時] 10番目の返信 スマホ [違反報告]
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