暇潰し - とまとのボード

広く晴れ渡った空の下。軽やかな足取りでどこかへ向かう男が1人。朝も早いからだろうか、他に誰も人はおらず、世界は彼の為のステージのように見えた。
彼が足を止め、佇んだのは、少々古い、いや、年季の入ったというべきか、それとも
使い古された愛嬌のある、と、表現すべきか。とにかく、昔を思わせる優しい雰囲気の、どこにでもあるような公園だった。
世界が変わった。眩しい空はその光をより強くし、彼を輝かせた。全ての光が彼に降り注ぎ、草木は彼から目を離せない。
舞い始めた彼の回りを空気が取り囲み、一挙手一投足をより軽やかに、華やかに、そして美しく彩る。
世界は彼の為の舞台でしかない。
そんなことを思わせる程、彼の踊りは目を惹かせた。

とまと (プロフ) [2023年8月11日 10時] 1番目の返信 [違反報告]

そんな彼のステージに来客が訪れた。共に舞い始め、必死に彼に喰らいついているように見える。あぁ、負けたくないのだな、そんな事を思わせる程来客の目は真剣だった。しばらくして、舞うことを止め、2人して芝生に寝転んだ。大の大人2人が寝ている様は少々異様だ。
「……なんで、入ってきたんだよ」
そう、ポツリと言葉をこぼした。何故か、消え入りそうな声で。まるで何かを失うことに怯えている様だ。先程、共に舞う仲間を手に入れたというのに。
「負けたくねーからだよ。……もしかして、怖いのか？」
「……別に。……皆、俺の隣で踊る事を嫌がった、拒否した。だから……不思議、いや、理解出来ない？とにかく、気持ち悪かった、だけだ」

とまと (プロフ) [2023年8月12日 8時] 2番目の返信 [違反報告]

暇潰しに飽きてしまった。
これにはモチーフとなる人材がいるのだが、このサイト利用者でそれがわかる人は居るのだろうか？否……それすら愚問であることは明らかである。
名前を言ったところで分からない、それが当然の結末であることはこれまでの経験より想像に容易い。
仕方が無いのだと、分かってはいるのだが……やはりとても、辛いものだ。

とまと (プロフ) [2023年8月14日 0時] 4番目の返信 [違反報告]

ふむ、少々技術が落ちたな。あぁ、これでは彼女に顔向けが出来ない。

とまと (プロフ) [2023年8月14日 1時] 9番目の返信 [違反報告]