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「私、まだ治癒魔法とか、肩代わりの魔法とか、使えないから……お兄さんの傷、治せない……」しょんぼりしている。
「気にせんくてえぇって」微笑む
「でも……痛い、でしょ?」肩を見る。
「まあ、な」頷く
しょんぼりする。
頭を撫でる
「……大きくなったら、お兄さんの負った傷ぐらい治せる、魔法を使えるようになるっ」決意したらしい。
「そりゃ、おおきになあ」微笑む
「がんばる」ふんす、とやる。
「ふふっ」微笑む
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