追想
メッセージ一覧
≪骨組み≫
新七大罪と社会的七罪をベースにした異能のローファンタジー。社会は近未来、もしくは現代と同様のもの。科学技術のみ現代社会より高めに設定すること。イメージしにくければ、遺伝子工学によりデザイナーズチャイルドが民間企業先導で始められた時代と見ること。
異能を使える役は『デザイナーズチャイルド』『研究者』『企業経営者』『政治家』『スラムチャイルド』『富豪』『売人』の七つ。兼任できるのは二つまで。役に応じ異能が振り分けられる。異能は大罪一つにつき何種類かある。種類が少ないものほど能力初期値は低いが、応用性や成長性は高くなる。
大罪の異能を使えない役としては『警察官』『一般人』『聖職者』の三つ。彼らは異能を使えない代わりに能力に直接影響を与えられる"体質"と神々と科学の力を併せて利用した"カルマ"を行使する。
666 (プロフ) [2019年5月1日 19時] 2番目の返信
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『遺伝子改造』
※代償は体力、睡眠時間増加、集中力減退、精神的疲労、マスター登録したデザイナーズチャイルドの寿命など※
・有機組成改変
有機物の組成を改変する。発動条件は接触と組成の把握、改変材料の揃っていること。化学知識への精通が必須条件となる。発動範囲は同一物体内まで。
・反応促進
名称通り。置かれている環境下での分裂、再生、老化を促進する。有機物に特に効果が高い。訓練次第で効果の限定もできる。発動条件は接触。発動範囲は接触面まで。
・無機物干渉
無機物の形状に干渉し、一時的に改変する。生存した生物が内部に居る場合効果の伝導率が落ちる。発動条件は接触。発動範囲は同一物体内まで。
・悪性新生物
対象の体内に悪性新生物、つまりは癌を発生させる。しかし発生させる大きさは訓練次第であり、生命力や免疫力によっては抵抗される。ただし、相手の体を完全に悪性新生物が支配すると集中のリソースを裂くことで、ある程度まで対象をコントロールできるようになる。特に、頭に行使すると人格の歪曲から無意識下の行動の限定までが可能。その代わりに化学的知識だけではなく心理学的な知識も必要となる。発動条件は接触。発動範囲は皮下10センチまでの空間。
『人体実験』
※代償は体力、血液、ATPの過剰消費、寿命など※
・身体組成改変
言葉通り身体の組成を改変する。遺伝配列をコマンド的に記憶していれば人間以外の生物の機能を体に顕現させることもできる。体内に材料さえあれば無機物を顕現させることも不可能ではない。発動条件は材料が揃っていること。発動範囲は意識を向けられる自身の対内まで。
・急速再生
記憶している自身の身体状況まで急速に身体を巻き戻していく。材料、カロリーが必要になるが四肢欠損や内蔵破損程度までなら回復できる。身体組成改変後の回復に多く用いられる。
『環境汚染』
※デメリットは操作性の低さ、代償は体力や身体機能の低下など※
・物質汚染
文字通り無機物質を汚染させる。対象物質内に材料があるなら有害物質を合成してしまうこともできる。発動条件は接触。発動範囲は自身を中心にした球状の範囲。大きさは訓練次第。
・老朽化促進
名称通り。建造物にしか適応できないが、不可逆的に老朽化・崩壊を促進する。発動条件は接触。発動範囲は同一建造物内まで。
・酸性雨
雨、と付いているが実際は水を酸化させ操る能力。集中のリソースをかなり食うが、武器を錆び付かせるなどの効果を見込める。防御、攻撃に適応可能。しかし酸性度はpH4以下には下がらない。発動条件は集中リソースの消費。発動範囲は意識をもたせられる程度まで。訓練次第。
・汚水
こちらは水を汚すだけの能力。しかし鉛や有機水銀などで汚染することで相手に急性中毒や慢性中毒を引き起こさせることも可能。ただし能力行使中は他の能力を一つまでしか発動できなくなる。発動条件は接触。
・ヘドロ化
土や砂などをヘドロにする能力。足場の崩壊や移動力の低下を見込めるが、自身も巻き込むため使いどころが難しい。発動条件は接触。発動範囲は訓練次第。
666 (プロフ) [2019年5月3日 16時] 4番目の返信
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『社会的不正』
※代償は記憶力減退、体力、頭痛など※
・思考誘導
自力解除が可能だが違和を感じにくく、代わりに弱い誘導しかできない。酔った状態だったり寝惚けている状態であればかなり強く支配ができるが、それ以外では無意識下の行動を誘導する程度の効果しか見込めない。発動条件は視線を四秒程度あわせること。他者に掛かった思考誘導を解除することも可能。
・幻惑
自力解除が難しいが違和を感じやすく、強く誘導できる。訓練次第で世界を誤認させ意のままに扱うことができる。しかし幻惑された生物は洗脳されるわけではないため、幻惑を扱える者に幻惑世界を破壊されればそのまま敵対状態に戻れる。発動条件は接触。接触時間が長いほど強力な幻惑に掛けられるが、その分集中のリソースを大きく食らう。
『貧困』
※代償は恒常的なエネルギーの消費※
・拒絶領域
同じ能力を持つ者以外を拒絶する領域を構築する。しかし物質や異能の効果までは拒絶できない。同一能力を持つ者たちと同時に能力を展開すると効果範囲が増幅される。常時発動型の能力であり、任意で発動停止が可能。発動範囲は一人分であれば半径一メートル程度。
・万物捕食
無機物、有機物、有害物質に関係なく口から体内に吸収したものをエネルギーに変換し、副次的に身体能力、回復力、免疫力を高める。たださ発動中は経口補食を繰り返さない限り空腹感が増していく。常時発動型の能力であり、任意で発動停止が可能。
・飢餓地獄
物理、精神的な空腹感が飢餓感に変わり、一定の日数が経つと自動的に発動する。万物捕食よりエネルギー変換率が高いが理性のリミッターをぶっちぎるため体の無茶な動かし方をしたり、会話が成立しなくなったりする。身体能力は爆発的に上昇し、回復力も上がるが戦略的思考などは訓練次第であり、理性がなければ無差別に捕食するため場合によっては死体を食らうこともある。死体を食らった場合、能力の強制強化が行われるため、暴走の制止が難しくなる。訓練を続ければ任意の発動も可能。
『過度な裕福さ』
※代償は快楽中枢の減退、精神的疲労、睡眠時間増加など※
・疑似錬金
それなりのエネルギー放出は伴うが核融合を再現することができる。集中のリソースを大幅に使うため商業利用には向かないが、発動対象を相手の周囲の空気にしたりすれば小規模な爆発や酸欠の被害に遭わせることは一応可能。発動条件は集中リソースの消費。発動範囲は訓練次第だが、視界に入る範囲。
・絶対空間
想像が許す限りの事象を引き起こす疑似空間を生産できる。しかしながら創造力がものをいうため、相手の創造力が自分以上であれば当然敗北する。常時発動型であり、任意で発動停止も可能。
『麻薬中毒』
※代償は体力、集中力減退、精神的疲労、視力低下、身体機能の低下など※
・快楽幻想
脳に直接疑似信号を送り込み、都合のいい幻想、夢を見せる。自分もその幻想世界に入り込むことで相手を洗脳したり、情報を引き出すこともできる。しかしそこまで入り込むと自身の体が無防備になるため、基本的には相手を無防備にする程度の使い方しかしない。発動条件は発動範囲に相手が入り込んだ場合。発動範囲は訓練次第。
・ドーピング
自身の体にかかっているリミッターをはずし、身体能力や免疫力、再生能力を底上げする。多用すると身体機能がひどく低下し、ダメージを受けやすくなる。常時発動型であり、任意で発動停止が可能。
666 (プロフ) [2019年5月3日 19時] 5番目の返信
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≪能力発現≫
自分自身の境遇を自分で心の底から認める、もしくはあるがままの姿で対面した場合に相手の九割が「そういう(罪を孕む)存在」であると認めた際に発現する。
ただしデザイナーズチャイルドのみは生れつき能力を発現している。ただし行使できるようになるのは自我が確立してから。
≪体質≫
一人0～2個、特異体質を兼ね備えている。罪を得て異能を得ると自動的に消失するため、神々から与えられたものだと考えられている。解析系統、バフデバフ系統のものを始め様々なものがある。が、一般的には『幸運』であったり『健脚』であったり、一般的な生活で役に立つような体質しか発現しない。
罪を深く持った人間を捕縛するなり裁くなりすると体質が上位互換のものに変わったりするため、上昇思考の強い一般人は裁判官や警察官を目指す。
警察官になると多くの場合新たな体質を得られるため、体質を発現していない一般人が目指すこともある。
≪異能≫
罪から脱すれば異能は消えるが、基本的に失われることはない。一度犯した罪は消えない、ということなのかもしれない。また、異能を失ったとしても体質はほぼ確定的に入手できない。
しかし例外的にスラムチャイルドだけは拾われ養われる、出世し警察官などになることで罪から綺麗さっぱり足を洗うことができる。体質も得られるため、『貧困』の罪だけは例外的な扱いを神々からもうけているのだろう、と考えられている。
≪デザイナーズチャイルド≫
"親"や"研究者"に作られた存在。手綱を持つ存在として"マスター"が登録されており、マスターが生存する限りそのマスターの意に反することを成せなくなる。また、研究者がマスターである場合は勝手に異能の代償として寿命が支払われてしまうため、洗脳を受けていないデザイナーズチャイルドにとってマスターは基本的に憎むべき存在。
マスター登録は上書きが可能で、マスターを一度失ったとしても闇市などで売られ買い取られると新たに登録をされてしまうため、デザイナーズチャイルドはマスターを失うと凶悪犯罪者になるか異能の使用を自ら避け、ひっそり暮らそうとする。
この場合はスラムチャイルドか売人を兼ねることになる。
≪罪と役≫
『遺伝子改造』：『研究者』
『人体実験』：『デザイナーズチャイルド』
『環境汚染』：『企業経営者』
『社会的不正』：『政治家』
『貧困』：『スラムチャイルド』
『過度な裕福さ』：『富豪』
『麻薬中毒』：『売人』
666 (プロフ) [2019年5月3日 22時] 6番目の返信
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≪カルマ≫
食物や嗜好品、水などを断絶することで神々の意に沿う理性を表象。六道、五行(その前に誓願)、御祓の名を冠する能力を行使できるようになる。能力の由来は解明されてはいないが、道具を介することで六道を五行、御祓に昇華(？)させる。
また、罪を持つ者たちと敵対することでカルマが強化されることが知られており、大衆の大半は異能力者と敵対することを選ぶ。
しかし、なぜ神々が力を与えながら異能力者を排す行動を起こさないのか、なぜ異能力が発現することを止めないのか。そんなことを考え始めると中々不合理なことばかりなのが分かる。
発現は思春期。一般人(六道しか使えない者たちを示す)はカルマを発現すると義務教育の他に「道」の教えを受けることになり、それと同時にカルマの扱い方を学ぶ。
カルマは前払い方式の能力。断ったものに応じて行使できる能力が変わる。天道以外は一日断ちで一日行使が可能。天道は三日断つことでようやく行使が可能。
『六道』
「地獄道」
前払いは肉断ち。『過度な裕福さ』の罪に対し効果が高い傾向にある。効果は異能力の弱体化。
「餓鬼道」
前払いは五穀断ち。『環境汚染』の罪に対し効果が高い傾向にある。効果は異能によって引き起こされた現象の巻き戻し。
「畜生道」
前払いは酒気断ち。『遺伝子改造』の罪に対し効果が高い傾向にある。効果は(反応などの)時間への干渉。
「修羅道」
前払いは塩気断ち。『麻薬中毒』の罪に対し効果が高い傾向にある。効果は武器や身体の強化。
「人間道」
前払いは煙草断ち。『社会的不正』の罪に対し効果が高い傾向にある。効果は念道力。
「天道」
前払いは食事断ち。『人体実験』の罪に対し効果が高い傾向にある。効果は他の六道全てと、誘眠。
『誓約』
神々に対して罪に手を染めないことを誓い、『五行』の力を授かる過程を示す。誓いを立てた後、聖職者に伝わる道具を授けられ、五行を扱えるようになる。
『五行』
「火」
「水」
「木」
「金」
「土」
どれもその元素に関連した能力を発現する。が、物理法則やエネルギー保存の法則にはある程度則らなければならない。また、発現のためには六道の能力を代償にしなければならない。
『御祓』
警察官が代々伝える手法と道具により発現。多種多様な能力と共に、必ず社会の役に立たなければならないという義務が発生し、それに背くといずれ死亡する。
666 (プロフ) [2019年5月4日 23時] 8番目の返信
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