狭心症

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(出会い目的の書込は法律で罰せられます→ルール)

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古き友人がお亡くなりになられたらしい。
「シドニ、酒だ」
今日でもう何杯目なのだろうか。早く入れろと言わんはがりに視線を向け催促してくる彼にとぽとぽと注ぎ入れる。大佐はコップに入れたウォッカを浴びるように飲みほしていく。そこそこに度数があるウォッカの瓶を1つ開けたのにも関わらず、まだ酒と要求してくる彼には普段のあの理性的な様子は見当たらない。ちろ、と口を開くたんびに見え隠れする舌やその白い肌は今ではずいぶんと赤みを帯びている。きっちりと着こなしてたはずの軍服も今はだいぶ着崩されている。
「…大佐、申し訳ありませんがお酒は切れてしまいました」
中身の入ってない瓶を横に小さく振る。中から液体が揺れる音が聞こえないのに気づいたのか大佐は大きくため息をついた後、ソファーに深く腰かけた。

千瀬 休止 (プロフ) [2019年3月4日 22時] 1番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

「…おー、結構気づくん早いなァ。これははよ定位置につかんとあかんか」
何処か焦った様子でメルクリアの本部から人間が次々と飛び出し四方八方に居なくなった仲間の元へ走っていく様子を屋根の上で観察していた男は楽しさを含んだ声でそう呟いてから何処かせっせっと移動し始めた。…屋根から降りる梯子で足滑らして背中強くぶつけたとか言わん。
さてと、状況がまだ掴めてん人達に説明しよう!
これは突拍子に始まったアーレスとメルクリアの小さな戦争。俺らアーレスがメルクリアの一員である柚花はんを誘拐し人質とした事から始まったんや。
さて、今回の戦争による俺らアーレスの目標はアーレス本部へ柚花はんを奪い返しにやってくるメルクリアの殲滅…となんか適当に足止めでも何でもわちゃわちゃやっといてくれや、
メルクリアの目標は邪魔しにくるアーレスから身を守りながら柚花はんを奪還し メルクリア本部へと連れ帰すこと!柚花はんがメルクリア本部へと体の一部分でも入ったら終了やからこれ以上はアーレスもメルクリアも手は出しちゃあかんからな!…奪い返しても本部へ向かう途中にまた誘拐されはる可能性があるんでメルクリアの方は周りには気をつけてな!
あ、特別に柚花はんが自力で脱出するんでもええからなぁ~…まぁ、流石に見張りとかおるやろうし無理やと思うけど。
「…っ、?!」
「こんばんは、吃驚させて堪忍なぁ」
曲がり角から飛び出してきたメルクリアの一人が待ち構えていた俺を発見したのか一瞬驚きで目を見開いたがすぐに戦闘モードへと入ったのか距離をおき 構える。
「君らが探しとる柚花はんはここにはおらんで
…まぁ、どこにおるんかも知らんけど」
さてと、ここまで律儀に説明したんや。
「分からんかったんやぁ」なんて言われても俺らは手加減せんからな
----
作者の千瀬です。
今回洋介君はお邪魔虫ポジションとして登場させてもらいます。ある程度ダメージを食らっては逃げて、適当に現れてを繰り返してます。武器は銃の必殺技無しなので…良ければちょいちょい登場させてあげて下さい。

千瀬 休止 (プロフ) [2018年11月23日 12時] 3番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

悲鳴が聞こえてパッと目を開けてしまうのは職業柄のせいなのか人間そのものにあったもののせいなのか。
…なにが起きた,誰の悲鳴や
寝不足でガンガンと頭を叩く痛みに苛立ちを覚えながらもいつのまにか眠っていたソファーから身を起こす。その際に視界の端に見えた時計はまだ時間がそんなに経っていない事を表していた。

千瀬 休止 (プロフ) [2019年4月6日 2時] 4番目の返信 スマホ [違反報告・ブロック]

悲鳴が聞こえてパッと目を開けてしまうのは職業のせいなのか人間そのものについてあるステータスなのか。

なにが起きた、誰の悲鳴や

寝不足でガンガンと頭を叩くような痛みに微かに苛立ちを覚えながらもいつのまにか深く腰掛けていたソファーから身を起こす。その際に視界の端に捉えた時計から自分が眠りについてからまだそんなに時間が経ってないことをしった。
「…,今の悲鳴はどっからやった?」
少し焦った表情で俺の横を通り過ぎようとした…の服の端をなんとか掴み,悲鳴の出所について聞けば
「あ、と…多分キッチンからです」
キッチン?…Gさんでも出たんかな
それやったらはよ退治せなな。
無駄に繁殖してもらっても困るし。
「ん、おおきにな。
ちょっと俺が見てくるわ」
グシャグシャと目の前で心底嫌そうな表情を浮かべてる…の頭を撫でた後 ソファーから立ち上がりキッチンの方へと向かった。

「ルーちゃん…?」
見慣れたその小さな背中に似つかない真っ赤なナイフ。近くには怯えた表情の仲間が居て…さっき聞こえた悲鳴もきっとこの子のだろう。
虚ろな瞳と真っ赤に染まった手首。
ぴちゃぴちゃとはしたない音をたてて手首から血を流す姿はまるで何かに取り憑かれてるようだった。

千瀬 休止 (プロフ) [2019年4月9日 23時] 5番目の返信 スマホ [違反報告・ブロック]

悲鳴が聞こえてパッと目を開けてしまうのは職業のせいなのか人間そのものについてあるステータスの一部分なのか。
なにが起きた、誰の悲鳴や
寝不足でガンガンと頭を叩くような痛みに微かに苛立ちを覚えながらもいつのまにか深く腰掛けていたソファーから身を起こす。その際に視界の端に捉えた時計から自分が眠りについてからまだそんなに時間が経ってないことをしった。
「…,今の悲鳴はどっからやった?」
少し焦った表情で俺の横を通り過ぎようとした…の服の端をなんとか掴み,悲鳴の出所について聞けば
「あ、と…多分キッチンからです」
キッチン?…Gさんでも出たんかな
それやったらはよ退治せなな。
無駄に繁殖してもらっても困るし。
「ん、おおきにな。
ちょっと俺が見てくるわ」
グシャグシャと目の前で心底嫌そうな表情を浮かべてる…の頭を撫でた後 ソファーから立ち上がりキッチンの方へと向かった。
「…は、」
そこには思わず目を疑ってしまうような光景が広がっていた。
「ルーちゃ、ん?」
その見慣れた容姿には似ても似つかない真っ赤なナイフがしっかりと握られていて。そのすぐそばで怯えた表情の仲間が彼女からナイフを回収しようと…さっき聞こえた悲鳴もきっとこの子のだろう。発見時にでもあげたのか。
虚ろな瞳と真っ赤に染まった手首,遠目から見ても分かるくらいその傷は深いものだ…失血死,細菌,色んな単語が頭の中でグルグルと飛び交う。
ぴちゃぴちゃとはしたない音をたてて手首から血を流す姿はまるで何かに取り憑かれてるようだった。

千瀬 休止 (プロフ) [2019年4月13日 17時] 6番目の返信 スマホ [違反報告・ブロック]

「触らないで!」
悲鳴にも聞こえる怒鳴り声と乾いたおとが混乱する頭の中をクリアにさせた。振り払われた手を抑える仲間に「今は触れないで見守ってて」とだけを伝えると止血するために近くにあった救急箱を手に取る。
「ルーちゃん、止血しよか」
ごめんなさいごめんなさいと虚ろな表情でブツブツとつぶやき続ける様子はやはりどこかおかしい…救われてなんか無かったんや,この子は。

千瀬 休止 (プロフ) [2019年4月14日 0時] 7番目の返信 スマホ [違反報告・ブロック]

ゴスフェ。

いつものように死体を派手に飾ろうと女の足を担ごうとした時だった。
「…ね、えさん?」
物音が聞こえた少女は寝起きなのか目を擦りながらも部屋から出てきていた。偶然、少女が居た部屋はゴスフェの後ろで死体は背中で見えない。
俺は咄嗟に始末しようとナイフを構え後ろを振り向くと…驚いた。
「ん~、…わぁ、おばけさんだ」
寝ぼけて感覚が鈍いのか俺の姿を見ても驚かず、それどころか少女特有のあの汚れを知らない柔らかい笑みを浮かべた。…別にそこに驚いた訳じゃない。本当に俺が驚いたのは…。
「あ、ねぇねぇ、おばけさん。ねぇさんみなかった?」
右頬から首にかけて酷い火傷の痕があった…酷い火傷の痕はケロイド状になっていて赤くボコボコと凹みを作っている。
「…ん?あれ、ねえさんたおれてるよ?」
そんな少女に俺は絶句してると後ろから声が聞こえた。それに慌てて振り返るともう息をしてない女に抱き付く少女が居た。どうやら俺がグルグルと頭を回転させてる途中に後ろに何かあることに気がついたのだろう。
…知ってしまったのなら仕方ない。
騒がれる前に早く始末しよう。
「ねぇ、姉さん動かないね…おばけさんが姉さんをこうしてくれたの?」
ナイフを片手に降りかざそうと握り締めた時 少女からそんな質問をされた。少女はナイフを片手に握る男の事なんて気にせず 女の顔をジッと見つめている。
「…そうだ、」
何で俺はこの質問に答えてしまったのだろう。らしくもない同情をしてしまった俺にきっとバチがあたったんだ。…答えずナイフを降り下ろしていたら俺はきっとこんなにも後悔せずにすんだのに。

「ありがとう」

これでもういたいのとはバイバイだね、と笑う少女。少しはだけた寝間着からは青黒いものがチラチラと見え隠れする。

(ゴスフェさーん!どうしたんですか?)
(…いや、何でもねぇよ。早く始末して久しぶりに飯でも食いに行こうぜ)
(やったー!)

今日も俺は彼奴と。
こんな未来だけど悪くはないと思った。

千瀬 休止 (プロフ) [2018年7月22日 10時] 2番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

滅多に泣かない夢主が泣いていたら…
フレディさんの場合。
「え、」
夢に来た途端にボロボロと大粒の涙を降らし始めた夢主にフレディさんは何もかもがピタリと一時停止。だって、夢主が泣くなんて初めての事だったから。
何がなんだか分からないとオロオロとしていると夢主が不安定な足取りで泣きながらフレディさんに駆け寄る。その勢いのまま抱き着き胸に顔を埋めた夢主。それにかなり驚きながらもだんだんと自分の背中に回る腕から力が無くなってくのが分かり 慌てて夢主の背中に腕を回しギュって抱き締める。
安心したのか再度泣き始めた夢主。泣き顔は好きなのに夢主が泣くとどうしても胸がザワザワとして苛立つフレディさん。
誰がこんな事を…。夢に引きずり込んで…。とか夢主を抱き締めながら物騒な事を考えています。
そして、最後夢主は規則正しい寝息を立てて泣き止みました。

「何で泣いてたんだ?」
「…え、ぁ…うぅ、………なったから」
「…は?なんだって?」
「っ、…フレディさんが居なくなるって思ったら悲しくなった!」
ひゃーって赤い顔をして言い逃げする夢主に耳まで真っ赤に染めて固まるフレディさん。
「…可愛いすぎるぜちくしょう。」
ため息をついてにやける頬を手で隠しボツリと呟いた。

千瀬 休止 (プロフ) [2018年7月22日 21時] 3番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

ゴスフェの場合。
「…」
自分の胸の中でわぁわぁと泣き喚く夢主にマスクの奥で困惑した表情を浮かべながらも優しく頭を撫で続けているゴスフェ。頭の良い彼はとにかくグルグルと頭を回転させます。
…苛められてんのか?それとも家庭環境?…失恋、は無いな。絶対。
顔を真っ青に染めたりしながらグルグルと頭を回転させてると、いつの間にか泣き止んでた夢主がしゃっくりをあげながら顔を胸に当てギュッと服を強く握る。
それにキュンとしながら優しく頭を撫でてるとしゃっくり混じりに夢主が小さく声を出す。
「っ、居なくヒクッならないでっ!」
今日初めて聞いた彼女の声は悲痛なもので
「…無理だ、俺はいつか死んで居なくなる」
その言葉を聞いた夢主はビクッと肩を震わせ ギュッと今ある存在を失わないように再度強く俺を抱き締めた。
「…顔あげろよ、」
その言葉に嫌々と頭を振るから後頭部を両手で掴み無理矢理持ち上げ、目線を合わす。泣いて真っ赤になった目に赤く染まった頬、涙がツゥと頬を伝っていて…見えない恐怖に怯えてる瞳。
まるで小さい子兎に見えた。
「まぁ、聞けよ。」
後頭部を掴んでいた手を頬に移動させ 頬を伝う涙を親指で拭う。
「俺は殺人鬼だが人間だ。いくら強くても老いには勝てねぇ…ok?」
コクコクと頷いた夢主にゴスフェは言葉を続ける。
「 だから俺はいつかは死ぬ。そしたらお前とはもう一緒には居られないわけで…それに殺人鬼だ。いつ死ぬかいつ捕まるかわかんねぇ」
「…」
「だから居なくならないっていう約束は絶対に守れる自信がねぇからしねぇ…だけど、俺が死んでないうちは何があってもお前が飽きるまでずっとそばに居ることは約束してやる。」
「…っ、ゴスフ、エさんっ、」
再度ボロボロと大粒の涙を流し始めた夢主にゴスフェはマスク越しで微笑みながらギュって抱き締める。
「…だから、いい加減泣き止めよ」
ひでぇ顔になんぞ、と少しからかう口調で言うゴスフェの言葉には優しさが混じっていて、夢主は心底嬉しそうに幸せそうに微笑んだ。

千瀬 休止 (プロフ) [2018年7月22日 22時] 4番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

壊れた夢主とフレディさん。

あたまがね、ふわふわするんだぁ。
なんかこう…ぼーっとしててどこかうかんでるみたいで。
んでね、さいきんおとうさんとおかあさんはわたしをみていやなかおをするんだ。こう「げ、めんどくさ」みたいな?
まえまではそれつらかったよ。でも、いまなんもかんじないんだ!えへへ、わたしももうせいちょうしたってことかな?
…ねぇ、ふれでぃさん。わたし、もうぜんぜんつらくないよ?。もうなぐられてもけられてもだいじょうぶだよ?
ん、ねね、そうでしょ?がんばったからあたまなでて!あ、そのぐろーぶはずしてよね!
…ん?ふれでぃさん?どうしたの?
なんでそんなかなしいかおしてるの?
どこかいたい?それともなにかいやなことあった?…あ、もしかしてわたしのせい?
ご、ごめんね。ごめんなさい。もうしないからきらいにならないで、
…えへへ、ありがとう。
…ねぇ、ふれでぃさん!だいすきだよ!

もうなにかきたかったのかわからない

千瀬 休止 (プロフ) [2018年8月8日 1時] 5番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

千瀬、と背後から名前を呼ばれた私はほぼ反射的に振り向けばそこにはムッとした表情の彼が居た。

「どうしたんですか?」

いつもあの胡散臭そうな笑みを貼り付けてる彼の顔が今日は機嫌が悪いのか眉間に皺を寄せているだけで他は全て真顔だ。怖い。これまた、妙に細められた瞳が私の心理の奥をつこうとしてるのが更に恐ろしい。

なんか怒らせるような事したかな?

いつもなら回答に要らない情報も付属させて喋ってくる彼が今日は問いの回答も何も本当に何も喋らない。喋ってくれない。

「…ホント、どうしちゃったんですか?」

らしくないですよ、と彼の豹変ぶりと怖さにほぼ半泣きに近い表情で訴えるが未だ無言無表情を貫く彼にどうしようもなくいつものように口角をあげた。

「それだ」

彼は私の顔をグローブをつけてる方の手で指差した。
鼻の先に刃が当たり呼吸が止まる。

「俺様はソレが気に入らん」

「…それ、とは?」

素直に疑問を口にすると目の前の男はチッと荒々しく小さく舌打ちをした。そんな彼の様子にサァと顔から熱が引いてくるのを感じた。

やばい、なんか怒らした。死ぬ?私死んじゃうの?…いや、まだ死にたくない!!

生き延びようと慌てて「す、すみません!」と弁解しようと口を開こうとした瞬間 彼は私達の間にあった距離を大股で縮めると両手で優しく頬を包み込んだ。

「お前の笑みが気持ち悪いんだよ」

彼の長すぎる鉄の爪が後頭部へと回る。

「馬鹿みてぇに一人で苦しんでるのも気に食わねぇ」

彼の少し焦げた臭いと灯油の臭いがふわりと鼻を擽る。

「笑って苦しむ位なら笑うな」

彼が長年貼り付いて剥がれなかった私のお面をどんどん剥がしていく。

「泣けよ、アホったれ」

彼の親指が私の口角を下ろした。




「俺はお前を置いてなんか行かないさ」

千瀬 休止 (プロフ) [2018年9月24日 23時] 6番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

日曜の早朝。
それは平日に心身諸とも傷つけられ疲れきった社会人や学生達がゆったりと自分の中で作られた決して叶うことのない理想や希望を夢見ている時間。
それはヒーローだって同じこと。普段から彼らは人々の為に街という街を駆け回り這いずり回る。あるときは人質となった赤の他人を救出するために自分より強い敵にも向かっていき一生消えない傷を覆い…ときには亡くなったり。
そんな彼等にも日曜の早朝とは日頃の疲労や傷を癒す為の至福の時間だ。たとえ日曜日の某仮面乗る人番組と同じ職業だったとしても日曜日は休日至福マジ花日!それはヒーローでも同じこと!
…そんな人々の至福の時間を嘲笑うかのように現れた人間は未だ寝静まりかえってる街に火を放ち始めた。
「俺もこのまま頑張ったら釜山まで行けんのかなぁ」
フワリと揺れたロングコートの裾が見えていた美しく醜い灰色と蛍光色を隠した。
…コンクリって確か燃えるんやっけ?

千瀬 休止 (プロフ) [2018年9月8日 19時] 2番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

確かにあては自ら進んでヴィランになったんやけど


パァン、と普段から全うに生きてる人達だと映画や一部の専門の人しか聞きなれないあの弾けるような乾いた音と肩や右腕の少しの部分に感じる風が吹き抜けるのとじんわりとした鈍い痛み。

「っ__!!!」

もう聞くことはないだろうと思ってたし聞きたくも無かったわ。

背後から聞こえた彼の破裂してしまいそうな悲痛な声と私の「ちせ」という名前。



…なにしてたんやっけ、自分は。






グチャグチャと粘着質な音が頭に響く。

_うっさいなぁ、気持ち悪いわその音。

キラキラと目の前に無数の星が流れる。

_ほし、星なんて見せてもくれなかったくせに。

心地よい音が耳から流れる。

_雑音、騒音…これしか知らんねんな

ぼんやりと体に暖かさが纏う。





「千瀬っっ!!!」






「…暖かさなんてくれんかったくせに」

千瀬 休止 (プロフ) [2018年9月8日 19時] 3番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

あての幼馴染みがヒーローになったみたいや。
まぁ、彼奴も昔から「俺はめっちゃかっこええヒーローなるんや!」とか言うてよう体鍛えてはったし別に意外とかそんなんは無いんやけど…。

「やっと見つけたわ」

千瀬、と聞き覚えのある声が後ろからかかった。それにゆっくりと見ていたスマホの電源を落とし後ろを振り返れば昔よりだいぶ…というか縦にも横にもめっちゃでかなった彼の姿が。

「…少し、しつこいで 豊満くん」

スマホをジーンズの後ろポケットに乱暴に押し込み深く帽子をかぶり直すと個性を発動させた。
ジャラリ、と重い金属が擦れあう音に彼の方もグッと戦闘に構える。

「今日こそは逃がさへんからな!覚悟しとき!」

千瀬、と名前を呼ばれるたんびにどうしようもなく苦しくなるんや。

「…今日も、逃がさして貰いますわ」


私達はぶつかった。
互いを守るために傷付けた。






--------

「速報です!臨時ニュースです!あの世間を騒がせていた凶悪ヴィランがBIMヒーローファットガムによって今逮捕された模様です!」


パトカーのサイレンや大勢の話声等の雑音で紛れるなか冷たいコンクリートの地面に転がっていたスマホはそう告げた後 鈍く光り消えた。




(もう傷付けたなく無かった)
(…なんであては敵なんやッ!?!)
(なんで君はヒーローになってしまったんや)

千瀬 休止 (プロフ) [2018年9月27日 19時] 4番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

俺は弱かったから特攻隊だった。
弱かったから全部失った。


「君いくつや」

俺はコイツにかなわんかった。
いつものように突っ込んでいったけどコイツの腹にぶつかった途端に俺は息が出来んくなってた。苦しかった。

「…もしかして、喋れんのか」

コイツは悲しそうな顔をした。
それに俺は意味が分からんかったけど嬉しかった。勝ったって思えた。

「ちょっと失礼するな」
「ッ、!?ヒ、っ!?」

コイツはいきなり俺を持ち上げた。
怖かった。コイツはアイツとは違うけどまたアレが始まるのかと思った。でも、暴れんかった…暴れたら殴られるから。

「もう大丈夫やからなぁ」

俺と同じ変な喋りかた。
俺の頭に触れる手は優しかった。
…コイツは暖かかった。

「っ、や、めろ」

怖かった。
そんなもん知らない。
そんな態度表情暖かさなんて知らない。
暴れ始めた俺をコイツは意図も簡単にギュっと抱き締めて止める。

「安心しぃ、なんもせん」

ポンポンと背中を一定のリズムで叩かれる。
痛くない、その何故か落ち着く感じに俺はつい瞼を閉じてしまった。






愛の知らない小さな特攻隊の隊員と愛が溢れる大きなヒーローの物語。

千瀬 休止 (プロフ) [2018年9月27日 19時] 5番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

ふと、聞き慣れた音楽が耳に入った。
「ファットさんからだ、」
そう分かったら考え事なんか頭の中から一瞬で消え去る。着信が消えないようにとベッドから転げ落ちるように慌てて降りると 机の上で振動しているスマホを手に取った。画面に映し出された名前の下の部分をタップすれば
「…んん、もしもし?睦?」
少し間を空けて聞き慣れた声が画面からぶわっと溢れだす。
それはまるで、飛び出す絵本みたいだった。白黒だった世界が色づいていく、そんな満たされた様な気分だった。

千瀬 休止 (プロフ) [2019年3月11日 23時] 6番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

私はある日追われる身となってしまった。
それも警察と犯罪集団の大きな組織に。

「がはっ けふっ、」
少しずつ、でもしっかりと流れる自分の血液に口から漏れる血と痰が混じった咳…これらはどうすることも出来ない間にポタポタと顎や腕を伝い地面に落ちていた。
「はぁっはぁっ…っ、はぁっ」
最後の悪足掻きとして呼吸を消し存在を隠そうとするが…少しでも息を止めれば窒息死してしまいそうだ。
パァンっ
「きぁっ、ぁ”っ、」
また銃弾がかすった。次は腕じゃなくて右足の太股だった…彼奴は確実に狙っていて私が死なないラインで遊んでいる。…私は最後どうやって制裁を貰うのだろう?どうやって命を絶っていくのだろうか?…撲殺?銃殺?刺殺?それとも船につれ戻してあの冷たい監獄で拷問やらなんやらされる飼い殺しってのかな?
そう自分の最後を考えてしまうと痛みは不安のせいでどんどんどんどん倍増してきた。さっきかすった所が熱くてヒリヒリしてピリピリしてて…あぁ、もうやめよう。もう無駄だ。
撃たれた場所を手で抑えようと視線を下に向けたとき
「…あ、?」
その場にグラリと倒れた。

河上 (プロフ) [2018年5月30日 22時] 3番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

ごぽり、気泡が混じり少し泡立った血液が口から溢れでるとべチャリと粘った音を響かせて赤黒い水溜まりを作った。鉄とは違い生物が生み出す異様な鉄の臭いが鼻をつき吐き気を催す。
「よォ、もうおじさんとの鬼ごっこは終いか?」
後ろから聞こえてきた重い足音と声に一瞬時間が止まる。それから気持ち悪い位に寒気が私を襲いガタガタと体が勝手に震える。動かない手足を必死に動かせこの場から今すぐにでも逃げようと無理に力を入れ始める。そして痛みが走り勝手に苦しみもがいている。
「…っ、ぁっ、」
どうしてこうなったんだろう。
…どうして私はっ、
【響香】
記憶の中のあの人は優しく笑っていた。
なのに、
「団長はひでぇよなァ…俺だって”元仲間”にこんな事したくなかったのによォ…あ"ーぁ、胸くそわりぃ」
彼は私の首を掴み上に持ち上げる。
ぷらんぷらんと足が地面から離れる。
呼吸がうまくできなくて首筋に指が当たっていてとても痛い。
「…なんで裏切ったんだ 響香」
悲痛な表情を顔に浮かべグググと手に力を込めていく…苦しくて手を退かそうと抵抗するが私の手から力がだんだんとなくなっていく。
「…っがッ、ぁ…」
「でも、裏切ったお前がわりぃんだぜ?俺達は悪くねぇ…恨むなら自分を恨みな」
そう言った後に私の意識は突然完全に遠く黒く消えてしまった。


(言いたい事はいっぱいあるんだ)
(だけど、一つだけ)
(ごめんね)

(動かない彼女を抱き抱えてる男)
(珍しい程に冷たい雨が降った)

河上 (プロフ) [2018年6月2日 14時] 4番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

たまに、女に産まれてきた自分を酷く呪うのだ。

「っ、中々強いなァ…椿!お前さん下がってなァ!」
「はぁっ!?どうしてですッ!?っ、ぁああっ!」
阿伏兎さんに腕を掴まれたと思ったらいきなり後ろに思いっきり投げられる。
「嫁入り前の娘に傷が出来ちゃぁ敵わん」

__女の私はあなたを守って闘えない

「椿は今回お留守番だヨ」
「…はぃ?」
「今回の仕事は椿にはちょっと刺激が強すぎるんだヨ」
「?」
「はぁ…やっぱり椿は子供のままだネ!二十歳過ぎたんだから少しは察しなよ」

団長はそういうと云業さんと阿伏兎さんを連れて仕事へ行ってしまった。
…この後、大変な事になるなんて知らずに。

__補佐、出来てますか?

「私はっ、私は…あなたのことが__」
「わかったわかった、お前さん疲れてんだよきっと。今日はもういいから部屋に戻って寝なァ」

そうほぼ強制的に部屋から追い出された私。このままここに立ち尽くしていて阿伏兎さんに迷惑をかけるだけ。グッと泣きたくなる衝動を抑えてゆっくりと自分も部屋へと戻る。

__女じゃなかったらこんな辛い気持ちに押し潰される事なんてなかった。


(片腕、私が居たら…なーんて変わるわけないか)
(辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い、辛い…押し潰されそうだ)

千瀬 休止 (プロフ) [2018年8月17日 0時] 5番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

たまに彼奴が敵にやられて傷だらけで戻ってきた時は その傷付けた相手をぶっ殺してぇ衝動にかられる。
「…40のオッサンが片想いなんてキモいだけだよなァ」
その片想いの相手はまだ20代。
40の俺とふたまわりも離れてるまだ若い女だ。
「ホントなら片想い拗らせちゃってる痛いオッサンはとっとと身を引かねぇといけねぇんだけど…」
どうしても彼奴は離したくない。
…でも、彼奴の為を思って俺は彼奴を離さないといけない。
こんなふたまわりも離れてると死ぬのは完璧に俺が先だし。何より俺達は戦闘民族。いつ死ぬか分からねぇ。そんな俺に彼奴は苦労しないだろうか?…優しい彼奴はずっとそんな俺を見守っててくれるだろうか?
「…いや、彼奴だったら確実に止めるなァ」
泣きべそかきながら必死で訴えるんだろうなァ。
「もう行かないでって」ってなぁ。
「…人生は大事な選択肢の連続だ」
(俺は何を選べばいい?)
(…彼奴が幸せになれる選択肢はどれなんだ?)

千瀬 休止 (プロフ) [2018年8月17日 0時] 6番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

ふわり、と春先の柔らかい風が優しく二人の頬を撫で吹き抜ける。
さわさわと小さく揺れる木には冬にあったようなあの冷たい雰囲気は何処にも見当たらず淡いピンク色の小さな蕾を沢山持っていた。
「わ、これがあの噂の桜ですか!」
江戸からほんの少し離れた森。そこには赤と藍色の2つの色が江戸へと続く道をゆっくりと歩いていた。

「お、おーい、椿ちゃん?」

藍色の傘の主が目深くさしていた傘を少し上げ、少し遠くでキャッキャックルクルと子供のように回る赤い傘に向かって少し心配を含んだ声で主の名前を読んだ。
「…ん?はい、どうしました?」
「い、いや別に大した事じゃねぇんだけど…あんまりはしゃぎ過ぎて転ぶなよ?」
「っ…分かってますよ、この年になってまではしゃぎ過ぎて転ぶなんて流石にしませんよ」
そう少し張りを持った声で言いながら俺の隣に戻ってきた彼奴はさっきのあの好きなものを楽しんでいる子供っぽい雰囲気からいつものあの固い雰囲気へと戻ってしまった。
…何やってんだ、俺は。
「阿伏兎さん!綺麗ですね!」
そう遠くで笑う彼奴の顔が姿が桜吹雪で見えなくなったときは少し焦った。
なんでかはわかんねぇけど焦った。

千瀬 休止 (プロフ) [2018年9月9日 0時] 7番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

名前:及川 椿 20歳
容姿:顎位の長さのショートボブで右側を耳にかけ黒のピンで留めてる、少し濃い灰色と珍しい髪色。切れ長の少し濁った黄緑色の瞳 負の感情になると深く濁った緑色へと変化する。身長158.5cm 体重52kg。意外としっかりとした体つき 低身長だがスタイルは良い方。体のあちこちに薄い痣の跡や火傷の跡、切り傷の跡等がありよく膝や頬などに絆創膏が貼られてる事が多い。
服装:少し汚れた紺色のつなぎに黒の半袖Tシャツ つなぎの上半身の部分は着けずに腰に巻いてる事が多い。ポケットに軍手やハンカチ、絆創膏が常備してある。いつも水色のキャップを目元深く被ってる。
職業:鬼兵隊所属の雑用係。
給料は時給880円で三食付きの住み込み。
主に艦内の掃除や隊員達の洗濯、食事作りに上層幹部達へ食事の配達等をする。
戦闘力:我流だが刀も銃も一応使える。刀はそこらの侍より断然に強く新八と比べたら少し強いかな?って程度。銃はまた子と比べたらド下手だけどそこらの並みの経験者よりは出来るかな?って程度。…だけど 夜兎みたいにちょっとはめを外すとその時の場合によるけど倍は強くなるし感覚が狂う。

河上 (プロフ) [2018年5月20日 20時] 1番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

名前:響香 26歳
容姿:普段は高めの位置にゴムで髪を結んでいておろすと腰より短く脇より少し長い位の長さ 綺麗な黒髪。切れ長の少し暗めの橙色の瞳 戦闘中や夜兎の血にのみこまれると濁ってて汚い光のない暗い橙色へ変化する。身長163cm 体重55kg。スラリとした体型には似合わずしっかりとした体つき 胸は全然無いがスタイルは良い。白い肌には似合わない真っ赤な火傷の痕があり 右側の首元から肩にかけてある痕が一番くっきりと残ってて酷い。
服装:腰より少し低い位置までスリットの入ったチャイナ服 白や紺色等のあまり派手すぎないのを好む。ニーハイにショートブーツやロングブーツ 基本黒が多い。腰にはポーチや短刀がぶら下がってて常時両腕にグルグルと包帯を巻いてる。夜兎族が常時羽織ってるマント(兎耳のフード付き) 紺色の番傘。
職業:春雨海賊団 戦闘員兼雑用(主に阿伏兎の手伝い)。
給料は無しの三食飯つきの住み込み。
主に艦内の掃除や隊員達の食事作り 副団長の補佐。戦闘員だが戦闘に出ることは少ない。
戦闘力:主に傘&素手とそこにあった物を武器として戦う 銃と投げる系の武器が使えない。 夜兎ということで当たり前強いが神威阿伏兎とらべると物凄くへぼ。のみこまれると普段と違った一面が見れる。とりま強い。

河上 (プロフ) [2018年5月24日 22時] 2番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

10/5
可哀想 もう何にも苦しい事なんかないのにあの頃の可哀想だった自分を求めて可哀想な演技してる。きもい。
甘えるな、お前以外にも苦しんでる人は沢山居るんだよ。なんもないお前に気にかける時間も必要もない。
過去に縛られるな。諦めろ、あれは二度と消せないんやで。

千瀬 休止 (プロフ) [2018年10月5日 0時] 24番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

11/29
もう疲れた
死にたいな

千瀬 休止 (プロフ) [2018年11月29日 22時] 25番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

12/1
喧嘩した
なんも分からない癖にあーだこーだ言ってくる彼奴が憎い。うざい、なんで部屋の扉開けんだよ。怒ってんの分かってんじゃん。うざうざはやく死なないかな、つかもう自分が死にたいわ。
なんか地震とかなんでもいいから死ぬ理由出来んかなぁ、死にたい

千瀬 休止 (プロフ) [2018年12月1日 17時] 26番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

12/5
誕生日おめでとう。
産まれてきたくなかった。
あーぁ、もう死にたい

千瀬 休止 (プロフ) [2018年12月5日 0時] 27番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

1/17
生きてて楽しくない何かすれば受験生って言葉がついてくる。もう朝起きたくないなあの一時間半が辛くて辛くて仕方なくて、でも、行かないと怒られるから。勉強したくない。もう全部めんどくさい死にたいな、死にたいなぁ。自傷行為また始めたら楽になれるんかな?薬飲みたいなぁ、あのふわふわする瞬間がとても好き。嫌なこと全部忘れられるし、ちょっと苦しいけどあの苦しさも全部全部好き。ああああああああああ、やっぱり無理。もう二度とあんな恥はさらせれない。でもやりたいなぁ。あのふわふわ復活させたい。寝たくない、眠たい。やだ、やだやだやだ。起きたくないんだって。休みたい、行きたくない。めんどくさい。やめたい。

千瀬 休止 (プロフ) [2019年1月17日 21時] 28番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]
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