TV
テレビは水物なので直前で予定が変わるとか、撮ったVTRが使われないとかはまぁしゃあないとは思う。
論点が世間の騒ぎとは若干ずれるが。
どんな職業でも「仕方ない」に胡坐をかくような態度はよくない。信用を無くす。マスメディアにはそういう内省がないから好かぬ。いつまでも「テレビ様」でいては将来に日本のテレビが残らない。
現状かろうじて我が国は「日本人の日本人による日本人のための」テレビが存続できている。これはとてもありがたいことだ。
海外に持って行かれた家電その他は悲惨である。ネットの通販で物を買って、取説の一番最初が日本語であることはもはやめったにないほどだ。日本人が日本語を使い続ける限りはこれは不便であるし、何より自国に金が落ちない。
ネットサービスだってそうだ。そう遠くないうちに寡占した側による価格のつり上げが表面化してくる。堀江貴文も孫正義も三木谷も好かんが、しかし奴らは一応は防波堤となってくれてはいる。
海外報道の悲惨さを見るにつけ、まだ自国語のメディアがまともさを残してくれていることはありがたい。好きではないが容易に潰れられても困るのだ。
日本語の難解さは今まで外国資本に対する防壁となってはいたが、AIの普及でいずれ無くなる。まだアドバンテージがあるうちになんとか日本のメディアには持ち直してほしい。
というか社会の為みたいなお題目を掲げるのであれば、100年先に自社を自分の仕事場を残すにはどうすればよいのかという問いに真摯に向かい合って欲しい。
先人の知恵で焼き畑をするようなクソばかりの世の中で本当に嫌気がさす。
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